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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.824 　　 　 17.11.19
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○　ことばのちから　○


意識すれば、人は、なりたい自分になるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


人は、さまざまな痛みとつきあいながら生きています。その痛みは、自分にし
かわかりません。誰かと比べることもできません。

体の痛みもあれば、心の痛みもあります。「病は気から」と言うように、心が
病気を作るのかもしれません。心の健康と体の健康は、相互に作用しています。
そうであれば、心を明るくすることで、体が快方に向かうこともあるのでは、
と思います。

体の痛みであれば、お医者さんの治療も必要です。我流で直そうとすると、か
えって痛みが増すこともあります。ただし医者も、ある程度までは回復させま
すが、残りのいくらかは自分の努力も必要です。

僕は長年、腰とひざの痛みとつきあってきました。数年前から、意識的に歩く
ようにしています。３年ほど、毎日１万歩以上歩きました。街道歩きも、その
延長です。今でも週に１回は、１万歩歩くようにしています。

歩きながら気づいたのは、正しい歩き方をすることです。かかとから着地して、
足の裏を意識しながら、つま先で蹴ります。できるだけ足は、まっすぐ前に向
かって踏み出します。健康な人は意識なくやることですが、意識しながらする
ことで、痛みが軽減しました。

歩いていると、ひざが痛くなることもあります。そういう時は、フォームが間
違っていると思い、正しい歩き方を意識します。意識が体の動きを変えて、痛
みが軽くなります。

痛みをゼロにはできませんが、どこかで折り合いをつけることはできます。
痛みと闘うのではなく、受け入れて、うまくつき合っていくことです。


意識を変えれば、体の痛み方も変わります。
意識を変えることで、人間は変わることができます。

体が元気になると、心も元気になります。
心が元気になると、体も元気になるのではないでしょうか。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

種目によって違いますが、１日休めば、取り戻すのに３日かかると聞いたこと
があります。それでも僕は、３日かかってもいいと思います。

上手に休むことで、良い状態を維持できると思います。

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