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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.844 　　 　 18.04.15
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○　ことばのちから　○


感謝を忘れると、悪いことが続きます。
感謝すれば、悪いことは消散します。

感謝することが、幸せへの近道ではないでしょうか。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


人の心は伸縮自在で、大きくなることもあれば、小さくなることもあります。
自信のある時は心も大きくなりますが、不安を感じると心は萎縮します。

心が大きいと全体を見わたして、問題があっても早く解決します。全体を見れ
ば、たいていのことは些細なことで、いちいち悩むこともありません。障害物
の先を見ることもできます。

心が小さくなると、目先にとらわれます。先の見えない不安から心配が大きく
なって、身動きがとれないこともあります。大きな壁にさえぎられて、どうし
ていいのかわかりません。

その場では、とても重要に思うことが、後から冷静になって考えると「なんだ、
そんなことか」と、思うこともあります。たしかに不安や心配はありますが、
そこだけに焦点を当てると、心はいっそう小さくなります。

石を水たまりに投げれば、大きなしぶきが生まれます。石を池に投げると、波
紋は生じても、しばらくすれば何事もなかったように静まります。石を川や海
に投げれば、飲み込まれます。

対象が大きくなるほど、投げた石への反応は小さくなります。
同じものが投げられても、心の大きさによって、感じ方は変わります。

日常で起きるさまざまな出来事は、小さなことなのかもしれません。
小さいからと無視するのではなく、対処の仕方を変えればいいのです。

大きくする意識を持てば、いつでも心は大きくなります。
大きな視野で見れば、心は大きくなります。

「木を見て森を見ず」と言いますが、そんな時は見方を変えればいいのです。
枝葉末節にとらわれず、全体を見ればいいのです。

大きな心を意識したいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

小さなことは丁寧に、大きなことは大胆に。
対象に応じて、やり方を変えればいいのです。

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