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    週刊「よりよい生き方」     NO.853      18.06.17
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○ ことばのちから ○


すべての人と仲良くしなくてもいいのです。

わかってくれる人はいます。
あなたを見てくれる人がいるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


人間は、人の間と書きます。人間はひとりでは生きられません。さまざまな人
との関わりで生きています。人の間にある、やさしさや慈しみがあるから、生
きていけるのではないでしょうか。

人の間には、良い感情もあれば、悪い感情もあります。かつて学校の先生は
「すべての人と仲良くしなさい」と、言いました。この言葉をプレッシャーと
感じた人もいるでしょう。

人間関係で悩むのは、仲良くできない人がいることです。実際には、そういう
人の方が多いのかもしれません。それがたとえ少数であっても、仲良くない人
のおかげで精神的な苦痛を味わうことになります。

転職の動機として、よく耳にするのが人間関係です。多くの時間を費やす職場
で、仲の悪い人と過ごすのは辛いものです。家庭でも、仲良くできない人がい
るかもしれません。これでは職場でも家庭でも、心の安まる場所がありません。

苦手な人も、いいところにスポットを当てたいのですが、見えないこともある
でしょう。しかしそういう人から、反面教師として学ぶことができます。

人は学べる人に対して好感を持ちます。反面教師として見れば、相手の人間ら
しさがわかって、なんとなく許せるのではないでしょうか。反面教師として接
すれば、客観的な自分が登場することもあります。

客観的に相手を観察すると、適度な距離を保てます。
人に応じて距離を変えれば、ストレスも減ります。

人の間に、傷つくこともあるでしょう。
その反面、人の間で救われることもあります。

自分にとって役立つ何かがあるから、相手がそこにいるのかもしれません。
無意味なものはなく、すべての人から、なにかを学べるのです。

まわりの人は皆、自分の先生と考えたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

「いろいろな人がいるんだなー」という考え方をすれば、心がおだやかになる
のではないでしょうか。

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