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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.858 　　 　 18.07.22
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○　ことばのちから　○


人には、誰かの助けになりたい「世のため、人のため」という欲望があります。

孤独を感じることがあっても、いろいろな形で、誰かとつながっているのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


西日本豪雨で被災された方にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興
をお祈り申し上げます。



たびたび同業者協会の役員のことを書いていますが、今年度からCSR委員長にな
りました。CSRとは、企業（組織）の社会的な責任や使命です。ボランティアに
とどまらず、社会に対して貢献しようという委員会です。

清掃活動をしたり、街頭でティッシュを配ることもあります。先日の豪雨災害
の募金箱を作って、行事参加者に募金を呼びかけたりもします。

募金活動に関して、いろいろな考え方があることを実感しました。先月の委員
会では、「何の目的でどこに寄付するのかを明確にした方がいい」という意見
が出ました。

そのため募金箱に貼る紙を、数枚準備しました。「○○○を通して・・・」と、
具体的に明示したものや、「被災した会友への義援金」など用意して、役員に
意見を求めました。いろいろ意見が出ましたので、支障のないよう「平成３０
年７月　豪雨募金」とだけ記した紙を貼ることにしました。

日本赤十字社は１０％～２０％手数料を引くという声も聞きましたので、赤十
字社の担当者に電話で問い合わせました。「日本赤十字社では、義援金から一
切お金を引くことなく、各自治体にお金を分配しています」と、ご回答いただ
きました。

募金に関して、いろいろな考え方があり、間違いを鵜呑みにする人もいるんだ、
と思いました。たしかに不正を働く人がいるかもしれません。そういう不安が
あれば、募金しないという選択も、間違いではないと思います。

ここ数年話題になっている「ふるさと納税」を使って、支援したい自治体を選
択するのもいいと思います。お金ではなく、情報を集めて物資を送ったり、ボ
ランティアでお手伝いするのもいいと思います。


世の中には、これも正しい、それも正しい、ということがあります。
人それぞれの意見があり、議論がつきないこともあります。

大切なことは、相手を思いやる気持ちではなかろうかと思います。
自己満足ではなく、自分にできることを、できる範囲ですればいいと思います。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

猛暑が続きますが、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
健やかな夏でありますことを、お祈り申し上げます。

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