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週刊「よりよい生き方」 NO.865 18.09.09
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○ ことばのちから ○
仏教には、自利利他の思想があります。
人に良いことをすれば、まわりまわって自分に返ります。
人のために何かをすることは、自分のためになるのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
悪いことは、いろいろ姿を変えて起こります。悪い時には、悪いことが重なり、
三重苦となることもあるでしょう。いろいろな苦痛を抱えても、どこかに光は
あるものです。
悪いことには、それぞれの原因があります。原因がわかれば、そこを改善する
ことで暗闇から抜けられます。原因を知り、そこから学ぶことで、人は強くな
ります。
原因には、自分が作ったものもあれば、誰かが作ったものもあります。自分が
作ったものであれば、そこを改善すればいいでしょう。誰かが作った原因であ
れば、その人を責める気持ちは脇に置いて、自分にできることを探せば光が見
えてきます。
時には自然災害もあります。自然が原因の場合、早く冷静になりたいものです。
まず自分が生きることを考えて、人のためにできることも考えたいものです。
自分の枠に縛られず、大きな視野を持てば、人は平常心でいられます。
人間は、誰かを救うこともあれば、誰かに助けてもらうこともあります。
昔から「お互いさま」と言いますが、世の中はお互いさまで、できているのか
もしれません。
悪いことは、人に試練を与えるのかもしれません。
試練は、自分が試されることであり、乗り越えることで人間として成長します。
我が身の不幸を嘆くのは、天につばを吐くようなもので、吐いたつばは、自分
に降りかかってきます。不幸を嘆くよりも、自分になにができるのかを考えた
いものです。
「辛い時こそ前向きに」と言いますが、前向きになれなくても、自分を冷静に
見つめたいものです。冷静になることで、暗闇から抜け出すヒントを、見つけ
やすくなるのではないでしょうか。
辛い時や苦しい時こそ、頭を冷やしたいものです。
平常心になることで、新たな道が見つかるのではないでしょうか。
悪いことは、私たちに教材を与えて、去っていくのです。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
台風や北海道の地震で被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
自分にできる方法で、被災者のお力になりたいと思います。
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