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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.873 　　 　 18.11.04
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○　ことばのちから　○


笑顔でいると楽しくなります。
人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのです。

苦しい時こそ、笑ってみたいものです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


体の姿勢は、心に影響を与えます。猫背でいると、心も暗くなりがちです。
背筋をぴんと伸ばせば、心もはつらつとします。

日本では古来より、形を大事にしてきました。能にしても、茶道にしても、形
を重んじます。形が悪いと、良いものが生み出せません。

スポーツの世界でも、フォームを重視します。良い形ができれば、結果が良く
なって、心も晴れやかになります。理にかなった形ができれば、内面も良くな
るのではないでしょうか。

形を良くするためには、姿勢が大切です。姿勢が悪いと、良い形を作れません。
姿勢を正すことによって、形が整います。形が整うことで、心も前向きになり
ます。心が前向きになれば、外面も美しくなります。

それぞれが単体ではなく、他のものとつながっています。
心を明るくしたいのであれば、表情を明るくすればいいのです。
明るい表情につられて、心が明るくなります。

心の姿勢を良くするよりも、体の姿勢を良くする方が取り組みやすいものです。
外面を良くすることによって、内面も良くなるのです。

下を向いて歩くよりも、上を向いて歩けば気分も良くなります。
顔の向きを変えるだけでも、心は変わります。

空を見上げれば、憂鬱な気分もどこかに行きます。
青空を見れば、さわやかな気持ちになります。
星空を見れば、人間の小ささに気づきます。
大きな空を見ることで、小さなことに悩んでいる自分が、おかしく思えます。

上を見ることで、背筋が伸びて姿勢が良くなるように思います。
空を見上げることは、姿勢も心も良くするのではないでしょうか。

できるところから、はじめてみたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

まわりは変わらなくても、自分を変えることは、いつでもできます。自分が変
わると、まわりの見え方も変わるのではないでしょうか。

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