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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.874 　　 　 18.11.11
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○　ことばのちから　○


時間は、いろいろな問題を解決します。
時間の力を借りることも、生きやすくなる手段です。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


人間には喜怒哀楽など、さまざまな感情があります。

怒りは、そのまま出せば誰かに迷惑をかけます。人を傷つけた後、「どうして
あんなことを言ったのだろう」と、自分を責めることもあります。怒りは、人
も自分も傷つけます。

しかし怒りの感情も、使い方によっては、自分を向上させる起爆剤になります。
怒りにはマイナスのイメージがありますが、表現方法を変えれば、自分にも相
手にもプラスに作用させることができます。

相手に注意する時でも、「あなたがこうしたから・・・」と、あなた言葉で話
せば相手の反感を買います。それを「私は・・・と思う」など、わたし言葉で
話せば、お互い冷静になれます。

怒りがわいても、実際は数秒で収まります。「３つ数えろ」と言うように、数
を数えることで、冷静になることもできます。冷静になれば、人を傷つけたり
後悔することもありません。

怒りの感情がわくのは、人として自然なことです。そういう感情がわくから、
人間らしく生きていけます。感情が悪いのではなく、感情をコントロールでき
ないから、トラブルが起こるのではないでしょうか。

感情はコントロールできます。
自分の失敗を、教材にすることもできます。

怒りを抑えようとするのではなく、怒りを感じたら、まず認めればいいのです。
怒りの感情が出るなんて、と自分を責めることをやめればいいのです。

感情をうまくコントロールできれば、怒りは喜びに変わります。
うまく制御すれば、憎しみが感謝に変わることもあります。

感情を制御するのが理性です。外からの悪い刺激に対して、理性を働かせれば、
今までとは違う反応をすることができます。良い反応ができると、自分に自信
が持てます。

感情はコントロールできることを、意識したいものですね。



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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

先日ある行事で、お昼にみんなでカツカレーを食べました。その日の夜、一人
でふらりとCoCo壱番屋に入りました。席に座った後で、お昼もカレーを思い出
して複雑な心境になりました。行事の疲れか、理性的思考を失っている自分が
おかしく思えました。

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