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岩国レンコン


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レンコン栽培の歴史
レンコンの特徴
 ”岩国レンコン”として名高い、岩国におけるレンコン栽培の歴史は古く、江戸時代中期に、豊後地方(現在の大分県)より、レンコンの栽培方法が伝わった頃に始まるといわれています。レンコンの特性が、岩国の土壌によく適合したことと、当時の藩主が栽培を奨励したことから急速に広まり、現在では、岩国市東部の門前川河口一帯は全国有数の産地となっています。
 岩国広印青果鰍フ位置する、岩国地方卸売市場周辺は、広大なレンコン畑が広がり、夏季になると濃い緑色の葉と可憐な白い花で彩られます。収穫作業は、8月上旬から翌春まで行われ、12月に入ると出荷の最盛期を迎えます。レンコンの掘り取り作業は、足場の悪い泥の中で、傷をつけないように細心の注意が必要とされる重労働です。収穫されたレンコンは県内および中四国地方各地に出荷されています。一般的にレンコンの穴は8個ですが、岩国のレンコンは9個あり、その形状は岩国地方代々の藩主である吉川藩の家紋に一致するといわれてきました。
 レンコンは栄養価に富みビタミン、ミネラル類が豊富であり、体力の増強および健康増進に役立ちます。特に、冬場に摂取するとスタミナ源としての効果があり、さらに美容効果も期待できるといわれています。
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