50日目     12月4日(木)         晴   阿嘉島
移動:阿嘉島
走行距離:約25km  総走行距離:8145km
食:タコライス・オリオン・久米仙        体調:快調                   

朝、起きると、
澄んだ青い空に
さざなみの音。
今までの野宿とは比べ物にならないほどの、
暖かさ。

昨日の段階で、
東さんは、釣りを。
占い師さんは、海水浴をする予定。
今日に。


とりあえず、
僕は昨日、泳ごうとしたけど、あまりに寒すぎたので断念していた、
そんな経緯があったから、とりあえず、
泳ごうと考えた。

トランクスの上のゴムの部分を4箇所穴をあけて
紐を通して、前で結ぶ。
これで、脱げないだろうと。


占い師さんは、
すでにシュノーケルと水中メガネを準備していた。


とは言っても12月なので、
ちょっと寒い。

沖縄の人に言わせると、

10月まで沖縄の人は海に入る。
が、
11月には入らない。

一方、観光客は11月まで入る。

沖縄の人は、
それを見て、
よくこんなに寒いのに、海に入るなぁ〜。


そう思うそうなんだが、
僕ら、海に入りんこ。

ただし、
入る際、その時だけは、寒いのだが、
一度入ってしまえば、じっとしていられずに、
我武者羅に泳ぐので体が温まり、
水温の低さなど、感じなくなる。


僕は、占い師さんの水中眼鏡を借りて、
水中を見た。

すると、
お魚が何事も無いかのように泳いでいる。

全くの警戒心の無い泳ぎっぷりだった。


そこで、
その占い師さんは、


占い師さん 「 よ〜し、モリを作るぞ。これで突いて食べよう! 」


そう言うと、
焚き火の火で鉄の棒を暖め、
トンカチで叩き、モリっぽくしていた。

しばらくして、完成。

これで、突きに海に入る。

占い師さん 「 うぁ〜、駄目だ〜、逃げ足が、すばしっこいよ〜ぉ。 」

kan 「 僕もいいっすかね〜? 」


水中眼鏡に片手にはモリ。
そんな原始的な姿にて、海面を漂う僕。
真下にも、魚がゆ〜ら、ゆ〜ら、泳いでる。
なんという警戒心の無さだろう。

僕は、何度もモリを突いた。

惜しいのではあるが、
やっぱり魚。
速いのである。

結局、捕まえられずに、
退散。


その間、
何度と無く、東さんに海に入るように言ったのだが、
寒いのが気になるのか、入ろうとしなかった。

東さんは、釣り竿を持ってきていたので、
モリで魚を取れなかったぶん、
釣り竿で釣ろうかという話が出てきた。

離島だけあって、風がやはり比較的強めだったので、
糸がこんがらがって、

苦戦していた。


東さんは、釣りをしに行った、
その3時間くらい後、
僕も、釣りをしに行ったであろう方向へとバイクを走らせた。

しかし、
昨日の魚の群れは感動的だった。
そんなことを思い出しながら、
僕は、島で三つある商店のうちの一つで、
釣り竿を買っていた。
散々迷った挙句だったが・・・


その釣り竿を持って、昨日魚の大群が居た場所に向かった。
そこに東さんもいると思ったからだった。

しかし、
東さんおらず。
釣りをしていそうな場所、いろんな場
所を当ったが、
居なかった。


夏に備えてか、
屋根を白くしている風景。


仕方ないので、
一人で釣りをする事に。

昨日と同じく、魚の群れがおりました!
僕は、サビキを垂らし、待った。

うお〜、引きがあったっ!

とっさに引き上げると、
ちゃんと、釣れていた。

わ〜い、釣れた〜。
更に垂らすと、また釣れた〜!

これじゃぁ、生け簀だよ。


と、
途中で来るまで来た人が、釣りをしはじめて、
ポンポン釣っている。
僕が釣ったのと同じ、ミジュンだった。

しかし、
そのミジュンを活きたまま大きい竿の大きな針にさしている。

エサにしていた。


そして、凄い引きの魚をあっさり釣り上げた。


『 ダツ 』
という魚だそうだ。


クネクネ曲がって踊って騒いでいたが、
この釣り人、頭を
「 クシャッ! 」
って潰して、針を取っていた。

自然豊富な自然な針の取り方・・・


次々に釣っていく。


僕も、真似しようと、大きな針を買ってきた。

釣り上げたミジュンをエサに、
そのダツを狙うのだが、
引きはある。

あるが、すぐに逃げられてしまう。


僕は、上の写真の人から、
ミジュンを分けてもらって、
更に挑戦した。

釣れずに苦戦していると、
上の写真の人から、

釣り人 「 引きがあったら、そのまま放しつづけて泳がせつづけるんだ。
飲み込んだと思ったら、引け。 」

このアドバイスを胸に挑んだ。


結局、1匹もダツは釣れなかった。


キャンプ場に戻ろうとした時、
東さんを発見した。


kan 「 東さん、どこ行ってたんすか?探したのに。ミジュン釣りましたよ。 」

東さん 「 フェリー乗り場の待合室で寝てました。 」


と、ここ沖縄にいると
時間が遅く感じられ、のんびりしてしまうのだろうか。


東さんをバイクの後ろに乗せたかどうかは、定かではないが、
ミジュンの大群がいる場所に行った。

しかし、
もう、そこには群れは居なかった。

しかし、
夕日はしっかり綺麗だった。



今日も日が暮れた。
なんか、1日があっという間な沖縄の離島であった。

僕は、
パーラーみやまさんに入った。

何を頼もうか?

『 タコライス 』

と聞き慣れないメニューがあったので、
頼んでみた。

僕は初めて食べたのだが、
美味いがっ!
ケチャップみたいのがそれに拍車をかけていた。


キャンプ場に帰り、
途中で買った、
オリオンビール・久米仙(泡盛)
を持って、東さんと暗くなったキャンプ場で呑もうとしたが、
占い師さんとも呑もうと思って、占い師さんがテントを張っている
場所に行き、

kan 「 占い師さ〜ん、飲みませんか? 」

と言うも、反応が無かった。
熟睡してしまっているようだ。

僕らは、東屋に戻り、呑みはじめた。

僕は、東屋で沖縄について東さんから沢山聞いた。
渡嘉敷島では運動会が1年間での大きなイベントで、
当日、羊肉を食べる、
だとか、
昔は羊肉を羊の血で煮て食べるなど。
今でもあるらしい。


そんないろいろな話に花を咲かせていると、
占い師さんが

占い師さん 「 お〜い、呑まないか〜? 」

とこちらに向かってきた。


3人で呑みはじめたんでございますが、
知らない車がやってきた。

車から、浜辺へ降りる人々。

僕ら3人でそこへ向かってみることに。


そこには、
僕が釣り竿を買った売店の店員さん
( サッカーの高原似 )
と、
その仲間二人の女性がいた。
その人達、少し、引いてた。

彼らはヘルパーと言われる人達で、
本土から長期アルバイトで島に来ているそうな。



寝る前段階、
月が綺麗だった。

月がこんなに明るいとは、初めて知った。
離島は、周りが海で、真っ暗。
街灯も少ないから真っ暗。
月が消えた後、
星を見たけど、星と星の間に初めて新しい星を見つけた。

だがしかし、
写真には映らなかった。

おそらく、瞳孔がMAX開いていたはず。


僕は、泡盛によりいつの間にか
寝かされていた。