54日目     12月8日(月)         曇   阿嘉島〜座間味島
移動:阿嘉島〜〔フェリー〕〜座間味島
走行距離:約85km  総走行距離:8348km
食:魚汁・焼肉定食・ビール・日本酒                体調:ゆらゆら                           


また潮騒渦巻く朝を迎えてしまった。
ついにこの島で生き続けているような感覚を持ち合わせつつ
この島を出ることになった。

占い師さんと別れを告げ、
フェリー乗り場の待合場に行った。



この待合所からはフェリー発着場などが見られるが、
ここで、
この島から出て行くフェリーに乗られた人と、
宿の方などの知り合いが、
別れを惜しむように、
時として「おしん」の様な光景が繰り広げられていた。


こんな僕にもお見送りがあるのだろうかと、
思っていると、
大さん、中さんも同じフェリーに乗るという。


僕の乗るフェリーは2つ停泊する島があり、

阿嘉島 ・ 座間味島


ルートとしては、

@沖縄本島
 ↓
A阿嘉島
 ↓
B座間味島
 ↓
C阿嘉島
 ↓
D沖縄本島


というルートで周る。
僕は、
A
で1日使うはずが、
1週間も滞在した。

予定が押しているので、
今日は、Bでフェリーが2時間停泊するから
その2時間を使って座間味島を走って、
そのまま、沖縄本島に本日中に戻ろうと予定していた。



さよ〜なら〜
面白かったで〜



曇ってるのが残念だけど、
僕のメガネも曇ってた。


あっ!久しぶりっ!クッキーくん!

あっという間に、
座間味島に着き、降りる事に相成りました。

フェリー乗り場のすぐ近くに

横長の建物があり、
そこの二階で、昼食をとることになりました。




期待通りに海産物が豊富。



ものすごい賑わい。



僕は、
『 魚汁 』

なるものを頼みました。
ざっと、
1,000円致しました。



クッキーくんも、興味津々。

でっかい!魚が美味しい味噌汁に浸かっている。
そんな味でした。

大きい魚1匹食べれるので、
この大きい魚が食べた小さい魚も食べた気分になれるのが
嬉しい。



座間味の味を堪能したところで
店を出る。
店を出ると、
大さん、中さんは座間味島に残るので宿探しに出かけた。

僕は、この島はあと少ししか滞在できないので、
バイクを走らせるべく、走らせたかったが、
昼食を食べた店の下で、寝こんだ。
疲れていたというより
意識朦朧だったと言えよう。


起きると、出航まであと40分くらい。




予てからこの沖縄の離島で郵便貯金通帳を作ろうと思っていた。
別に、郵趣家という訳ではないが、
思い出の一品に、
決して現地以外で手に入れられないお土産となるものだったから。

ただ、急いでいるのに、
郵便屋さん、通帳発行の仕事が
かなり少ないみたいで
全然、スムーズに・・・

そうはいっても笑顔でお渡ししてもらえました。




この島は信号機が1箇所しかない。
フェリー乗り場近くなのだが、
『押しボタン式』
なので、誰かが押さないと信号が全く変わらない。


そういえば、
阿嘉島で出会った東さんが言ってた。

東さん 「 沖縄の離島で、教育的配慮から信号を1個つけるところがあるんです。
本当はつけなくて良いけど、
沖縄本島に行った時に不自由しないように。 」


もしかしたら、ここもそうなのかもしれない。

この島の場合、
誰も信号機を押さない。


なぜなら押した場合、
歩行者のみの通行になり、車両が赤信号で停められる。
停められた車は、
かなりイライラするのではないか。

でもって、車の通行量が多くないので、
歩行者は赤信号と周りを確認して
安全だと判断して渡る。

車もゆっくり走っているから、
歩行者が渡りかけていても
安全に走行している。




奥の方でフェリーが待ってくれている。

その間に、島中を疾走して行こう!


右側に座っているのが
『 マリリンに会いたい 』
のマリリン。

僕が1週間居た阿嘉島から
ここ座間味島までマリリンに会う為に
泳いだんだって。

ここ座間味島ではホエールウォッチングができるくらいだから、
よく鯨に食べられなくてよかったよかった。



牛さんものんびりゆったり。





とにかく走りに走ったら、
大パノラマに出くわした。
しかし、
時間が無い・・・
ゆっくりと堪能できないまま、
腹二分目でこの景色とさよなら・・・




断崖絶壁。
この島が地上戦に巻き込まれたとは聞いてはいないが、
この様な崖に追い込まれたと思うといたたまれない。




遠くの遠くまで見渡せるけど、
時間が無い。




島国日本万歳!




こうやって時間が無いながらも、
全く一台も車両が通らない大自然を360度眺められる舗装された道
を通れるのが、なによりも嬉しい。

ここに来るまで日本のいろいろな道を通ったが、
気温のポカポカさも手伝って、
ここ沖縄の離島の道が一番、走ってて最高だった!

オリジナリティが非常に高い。
草木、地形、顔に当たる虫の数がユニークで、
しかも、信号その他に止められる事すらない。

適度なカーブ、時折見せるなんじゃコリャ!昆虫、
それでいてちゃんとガードレール。

原付という適度な大きさだからこそ、
この道が心地良いのかもしれない。

それは、ここ座間味島の原付レンタル代にも反映されていて、
1時間2000円という高さからして、
それだけの金額をしてもいい、
という考えすら働いてしまうのだろうと、
思いを馳せた。




急いで走っていたから、
一体、僕は、どこの道を走っていて、
フェリー乗り場はどこだったのか、
それを忘れてしまいかける程の楽園。



たぶんこっち!
時間が無い!




あ、さっきの牛さん!
この道で間違い無い!

しかし、
時間が無いぞ!

フェリーは2時発。
2時にフェリーに乗れれば大丈夫。

しかし、
この島はこの島で走り甲斐がある。
阿嘉島は、
基本的に道が単純で
三つの島
( 阿嘉島・慶留間島・外地島 )
を結んで道がある。

この島を結ぶ橋から眺める景色が最高で、
道は単純だが、滅多に無い風景と走行を戴ける。


ここ、座間味島の道は、
カーブが多く、他に走っている車両が無いので、
自由気ままに走れる。

離島といっても、
それぞれ特徴があって、
それぞれの個性的な味を堪能させてくれる。


離島とは、もうさよならだけど、
また、いつか、いつの日か。





さよ〜なら〜!
さよなら!

こうやって、僕を乗せた船が離島から離れ、
沖縄本島に戻って行った。

たった短い、ほんの数時間だけだったけど
予定を押しているのがなんとも痛い。


と言いたいところだが、
上の写真の撮影者は僕であり・・・

その僕は、船に乗れなかったのであり・・・・


さすがに、間に合わなかった。
一つの島を数時間で食べきるなんて無理だって話ですよ。




というわけで、
大さんと中さんの泊まる宿に泊まる事とし、
散歩に出かけた。

まさか、フェリーに乗り遅れるとはね。
前向きに考えられる島で良かった。



世界的なダイビングスポットの小学校、中学校って
体育で潜ってしないのかな。



運動会、どれくらい暑いんだろう・・・





この島、ネコが家主な家が。



冬の内に工事、毎年してるんでしょか。

しばらく散歩して、
軽く峠を超えて、海岸に来た。
阿嘉島みたいなキャンプしている人がいるのではないか、
と思って期待したが、
そう簡単に居るものではなかった。


帰り、
行きに通った峠前で軽トラックを即興ヒッチハイク!
したのはいいけど、
荷台に二人の作業員の方。
1人は、顔がススかなんかで真っ黒なんですけど・・・
さすがに、
それは写真に撮れません。
蹴落とされてしまいますから。



荷台快適ー!





宿近くのお店で特産を。



冬にアイスはチトつらい。


宿に戻り、近くの「まるみや」さんで夕食を戴く。
酒を呑みながら3人、
あの占い師さんに思いを馳せながら、
さっきまで一緒に占い師さんと居たのに、
回顧した。

そして、いつの間にか、
僕はその占い師さんの物まねが出来ていた。
憑依したかと思った。


その物まね上手さに悦に入りながら、
何日かぶりの布団で、眠った。