55日目     12月9日(火)         晴/小雨   座間味島〜嘉手納
移動:座間味島〜〔フェリー〕〜那覇港〜沖縄ゲストハウス〜〔国道331号線〕〜瀬長島〜那覇国際空港〜那覇市街〜〔国道58号線〕〜嘉手納
走行距離:133km  総走行距離:8481km
食:宮古そば定食・ポリスマンの宴会の残り弁当          体調:好調                               


ひょんな事で離島でまた朝を迎えた。

昨日ですべての道を走れたわけでなかったので、
朝から探索、してみた。



ダム。
沖縄は雨が多いが、すぐに海に水が流れてしまう。
特に、離島の場合は、
水の確保が難しい。



12月というのに、とんぼが健在という島。




東さん曰く、

東さん 「 離島は島一つで完結しているところが良いんですよ。 」

水も確保、ゴミ処理場も確保、
どこか縮図みたいで、東さんの考えが伝わってきます。




当然、お墓もあるんですが、
沖縄のお墓は特徴的で、大きいです。

阿嘉島で出会った占い師さんから教えてもらった情報によると
お墓は、生まれた所に骨を戻す役割があるそうです。
↑のお墓は妊婦のお腹を模しているのだそうです。
そこから生まれて、死んだらそこへ返す。
そういう事らしいですよ。




あと数時間で僕を乗せるフェリーが迎えに来ます。


うわっ!凄い轟音!
こりゃ、戦闘機だ!
早くカメラを用意しないと!



手間取っていたら、
もう遠くに行ってしまった。
速い。




この時期でも草木が伸びるようで、
草刈をしておられます。



海が見えてきました。



また戦闘機!



阿佐集落に到着。



「 ちゅら島にするためチバローヤー  座間味校PTA 」

チバローヤー???
充分、チバロッてると思う。
ただ、マリーンズではない。
海は豊富でも。



和みます。



鳥居が何故かピンク色。
女神さまなんでしょうか。



バッキュームカーでしゅ。



さやえんどう?

どんどん奥地に入っていきます。
人っ気が無くなってから十数分走ったでしょうか。
その間、ずーと、虫が顔面にダイブしながら、
抵抗を続けていましたが、
ようやく、道らしい道がなくなり、
さらに奥地へ進みました。
夏場なら、
草が多過ぎて通れない道かもしれない。
これ以上進めないくらい進んだとき、



なんじゃらほい?




うぉ!
ネコがザクザク出てきた!
しかも、どれも小さいけど・・・

あまりの猫の多さに人が誰かここに住んでるんじゃないか?

との疑念も生まれたが、
どうも、猫の表情を見ていると、

ネコ1 「 にゃんにゃ?見たこと無い生き物に乗った大きなネコ?が来たにゃ。 」

ネコ2 「 俺みたいな古株のニャ〜も見たことにゃ〜がや。 」

ネコ3 「 そうだがや。大きな生き物が、おるがや。 」


そんな初めて見る生き物っという感じで見つめられ続けた。
40匹くらいに。






ここから先は、こんな感じの密林で、
微かに海岸に打ち寄せる波の音が聞こえるから
海が近いのは分るが、
そこまでは、到底辿り着けない。
ここで、ネコの襲撃にあえば、ここはもはや袋小路。
むしろ、
この猫の多さからして、誰かここに居るんじゃない?


袋小路にされた僕にネコ達は容赦無い。



ジリジリとこちらに向かってきている。
上の写真でネコがかたまっている所が唯一の逃げ道だが
塞がれた・・・・

上の写真の左側の木に残り数十匹が蠢(うごめ)いている。

そして、集落へと逃げる唯一の足であるバイクは





乗っ取られた。文字通り。


えいやっ!
と向かっていって、



とった!写真!




怖いよぉ〜!
逃げるよぉ〜!


この島の謎が一つ増えた。
なぜ、あれだけのネコが繁殖していたのか?
なぜ、行き止まりで繁殖していたのか?
家を占拠していたネコとの関係は?





そろそろ向こうの方まで帰らなくてはなりません。




帰り道、謎な建物発見!
何の施設なのか?
誰が何をしているのか?




恐る恐る近づく。
生い茂る草木をバッサリ取り払い、
一つの建物を建てた。
それにしては、やけに建物の周りを
切りすぎている気もする。




???

なにやら作業をした後で、
この季節にはなにも活動をしていない、
そんな様子を呈している。

結局何の施設か分らず、
立ち去る。
ここは謎が多い。




道という道は全て通ろうと決意。
もはやどちらの方角か、分らない。
そして、
とにかくシーズンオフの為、誰も居ない。




島の淵、海岸線まで来たが、
どこにもこの手の小屋がある。
ここで、
野宿するってのも、
( もちろん、集団で。 )
いいけども、
シーズン中ならここまで歩いてくるのは、かなり遠すぎる。
ただでさえ、夏は暑いのに。
その分、泳いだら気持ち良かろう。
が、
ここから海岸までは、

崖なのね・・・


だから


こんな風景見つけちゃったら
119に電話かも?
って思うかもしれん。


集落に戻り、人の居る風景に安心感を持ちつつ


再びこの手の道を進む。



美しい小さな海岸に辿り着いた。



小魚の小さな群れが。
底引き網があれば、簡単に採れそうな、
でも、誰も採らないから、
今ここで、泳いでるんだろう。



どこまでも、青い海。
夏にまた来たい。




真水と変わらんじゃないか!この透明度!



夏にはここに、人が沢山、くるのかな。




黄昏(たそがれ)つつ、そう思う。

( 撮影する為に、セルフタイマーをセットして、
急いでバイクに乗った裏仕事には触れないで下さい。 )




阿佐集落は、沖縄にあっても
ゆったりしていて、流れている時間が柔らかい。



かなりのほほん。



犬もこんな黒くて夏、どうすんの?
しかも、
耳で目が覆い隠されてる。




新宿の隣の駅にこの島があったら、
新宿に人が居なくなるんじゃないだろうか。



座間味島から展望する阿嘉島。
今ごろ、占い師さん、なにやっとるかしら。



ヤギ2匹。
メェメェ言ってました。

そういえば、
東さん曰く、

東さん 「 ここの近くの渡名喜島では、年1回の運動会でヤギを振舞う習慣があって、
昔は、ヤギの肉をヤギの血で煮る、料理があって、
今でもその料理法で調理する時もあるとか。
味は、『獣の味』
獣の味以外に例えられない。
でも、
『獣の味』だ!
どの味にも似ていない『獣の味』がする! 」

と力説してたな。
ヤギの味が知りたいのではなく、

『獣の味』
とは何なのか?

それが知りたくて、ヤギを食してみたいと思った。




野宿に慣れると、登ったときに、
誰か寝てるんじゃないか?
と勘繰ってしまう・・・




誰も居ない、自然たっぷり、絶景あるのみ。
( 実はかなり危険な場所から撮影してます。1人で。 )




12月でもつめた〜いのみ。
しかも、ここでもさんぴん茶。

と、思っていると、
昨晩泊まった宿のご主人とご子息、
大さんが車に乗ってドライブ中、
その車に乗り、島をドライブする事に。



そのご主人語る。

ご主人 「 この辺りは、鯨が見えるんだ。『シュー!』っと潮を上げて泳いでるのが見れるよ。
引き潮になった時は、海に出て、貝採ったりするんだ。
そういえば、
昔、大きなタコがいたからモリで刺したら、
そのタコの長い足がこっちに伸びてきて、
巻き着かれそうになったんだ。
腰に巻いてた器具で退治したけど、
殺されるかと思ったよ。

あと、
ウミガメにメスガメと思われて、
背中に乗られたことがあって、
ウミガメは100キロくらい体重があるから、
このまま死ぬかと思ったよ。 」


と、
この美しい海とは思えない出来事がかなり起こるらしい。



ハイビスカスがこの時期にありふれてる。



犬が居ぬ。
すぐに吠えて居ぬ。



ゲートボール、実は奥が深いかも。



本土だったら、
遭難してもある程度、陸の方向に進めばどこかに
辿り着けるけど、
離島の場合は、
ピンポイントで島を目指して辿り着かないといけないから、
漁の難易度は高いんだろうな。

それと同じくらい、

『 いびぬめー 』

の意味もかなり難易度高い。




さて、
そろそろ本当に本島に帰ります。




さようなら。座間味島。


数時間しか居ないはずだった島で、
1日過ごしてみて、
やっぱり一日居ないと見えないものが見えたし、
こういった厳密に時間の制約の無い旅ができて、
よかった。


座間味島を離れて、
阿嘉島に寄港、
大さん、中さんがここで降りた。



数日前に、
僕が東さんを見送ったみたいに、
大さん、中さんが見送ってくれた。

船はゆっくりと確実に引き離す。
さよ〜なら〜。




幾度と無く走ったあの道も。



さよ〜なら〜。



いつか、またこの島で。





1時間もすると、もう沖縄本島につきました。



かなり懐かしい。
この港から乗り込んだ時は、
衝動的だったし、計画捻じ曲げて、

「 えいやっ! 」

という具合な心持ちだったからな。

ここで12月3日の日記を見ると、
その様子のみならず、当初の予定がグニャングニャン曲がってるのが分る。

是非ご覧下さい。



離島に行ってから一つ仕事が増えました。

それは、
東さんの短パンを東さんが泊まっているゲストハウスに届に行く
ミッションです。

( 自分はMDを島で紛失しましたけど・・・ )


ゲストハウスは少し迷った挙句、
派出所で聞いたら、すんなり見つけられた。


銀マットを見ると、銀マットの劣化具合を調べたくなります。


東さんは、渡名喜島に行っていて、
会えなかったが、宿の人に渡してくれるように頼んでおいた。


それを携帯メールで東さんに知らせると、

東さん 「 すいません。500円の短パンの為に。 」


500円かい!
僕は、MD本体を無くしたのとは、お、重みが・・・

いいえ、
値段ではございません。




しかし、こっちの値段はあまりにも安すぎる。
当初は、何か税制優遇を沖縄県が受けているのかと思っていたが、
どうも、那覇市内はガソリンスタンドの過当競争が行われていて、
相当安い値段で小売してるんだそうな。

ジリジリと他店舗と結託して値段を小刻みに切り上げるような事をしないのは、
沖縄人の気質が表れているのか。




僕が高校生の時には沖縄には、
鉄道が無いと言われ、驚きましたが、
つい最近、
モノレールタイプのが登場。




沖縄は
『 そば 』
の前に地名をつけることが多い。

早速、入る。



『ソーキ』は、豚のあばら部分。
『てびち』は、豚の足。
『コーラー』は、知りません。
『ゴーやー』もちょっと僕には・・・




そばセットを頂きました。
旨いし、お腹いっぱいになるのが嬉しい。
東さんが言った通り、
メニューに謎さが隠されているけど、
味は極上なのが、沖縄の奥深さを示してると思う。



泡盛に唐辛子を入れた調味料やっぱりあった。


腹を満たしたあとは、
東さん推奨の瀬長島。

ここから眺める那覇国際空港の景色は最高らしい。

その瀬長島に向かったが、
その島は丘状になっており、島の周りをグルグル走って周ってるだけで、
一向に頂上まで行ける道が無い。

どうも、その道から眺めるらしい。



空港だから、こういった誘導灯しか見えないが、
2機に1機は戦闘機が飛来する。

その戦闘機がものすごい速さで自分の真上を通過していく。
爆音と共に。

こりゃ、騒音問題も頻発するわけで。

夜間訓練するなと言っても、
戦地では夜間に戦闘機が活躍するわけで、
その折り合いをどうするか。

しかし、
この戦闘機があるから、
今以上の某国の暴挙を防止してるわけで、
その恩恵を受けてこんな原付走らせられているわけだから、
沖縄で騒音とかに悩まされている人に感謝しながら、
走らなくてはなるまい。

ちなみに、
僕のバイクは低音タイプでございます。
しかも、
スピードは控えながら走ってます。
だって、
白バイ怖いし。


その那覇国際空港に到着。



とりあえず、
入り口付近に原付を置いて、中に入った。
ここには以前、来たことがあって、
高校生の頃の修学旅行時。
ただ、
その時は、
周りの景色を見ようにも、学生だらけだったから、
あまりよく見えず・・・

今回は、心置きなく見れる。

飛行機の発着場などを遠めで見ながら、
空港内を闊歩した。



インターネットまでした。
やっぱりどうしても32kbpsのスピードじゃ、
遅すぎて。

そのインターネットをやっていると、
空港内の放送で

放送 「 至急移動してください。横浜ナンバー・・・・・・・・ 」

横浜から来てる人いるんだぁ。
こうやって、横浜から遠くの場所にいると、
横浜と聞くだけで、反応しちゃうんだよね。


と思ったが、
僕のバイクが邪魔で、撤去通告を受けている放送だった。


インターネットの途中だったが、
そのままにしてバイクの元へ。


次は、
首里城からの景色が最高だという助言を元に
首里城へ。







このバイクの数!
それだけ、バイクが便利な土地なのでしょう。

首里城の近くのお店で
この辺りで一番言い景色が見れる場所はどこか、聞くと、


店主 「 あぁ、あの『ちゅらさん』でタクシー運転手扮する堺正章が
昼寝してた場所だよ。 」

と教えてくれたのは良かったけれど、
不幸にも
『 ちゅらさん 』
という番組を知らず、どの程度の景色かも知らなかった。

とりあえず、向かってみると、

あったー!
けど、
トゲのあるのがカッコイイと思ってる高校生風カップルが先客で!

とりあえず、静かに通過・・・

近くにカトリック教会があったので、
そこを探索したら、
二組の男女!

僕独り。

静か〜に通過・・・

意を決して占拠。
撮影!



どうも、ここは地元の人でも知らない場所らしい。
行きつくのは難しいそうな。
〔糸満私設情報局より〕

さすがに、夜間だった為、さきまで居た慶良間諸島は見れず。


少し小雨が降ってきて、
早めに北上しようとしたが、
途中で、フラフラいろいろ走ってしまった。



おもろまち駅、おもしろい。



少し道に迷い、
こんな光景ばかりの道を走りつづけ疲れた。




夜も更けました。
北上し続けましょう。




途中、今までで最安値なガソリンスタンド発見!

スタンドの人曰く、

スタンドの人 「 ここはオープン記念で会員を集める為に、これだけの値段に
してるんですけど、大赤字ですよ。
あ、でもお客さん、会員になっても
意味ないですよね・・・。 」


スイマセン。


嘉手納に近づくと、米軍車両の列が道路を走っていた。
夜間移動がやはり多いのだろうか。

また、中古車の値段表示が


ドル表記だったり。


そんなアメリカンな道を走り、
立ち寄った警察署のポリスマンにお弁当を戴くなど、
気温と心、両方温かい沖縄でした。