紀州路快速 99年5月ダイヤ改正(改)

1999.2.15 追加更新

2月14日付毎日新聞朝刊によりますと(和歌山県関係分を抜粋)

JR西日本は2月12日5月10日のダイヤ改正内容を発表しました。
和歌山から大阪・京橋方面への直通電車を初めて運転する。 阪和線では、和歌山から天王寺経由で環状線を使って大阪に行く「紀州路快速」を初めて運転。
また、朝のラッシュ時、同線の区間快速電車(和歌山発天王寺行き、6両編成)を 鳳発の快速電車(8両編成)にする。

また同日の和歌山版には

和歌山と大阪直行電車新設

JR西日本和歌山支社は12日和歌山−大阪間を直結する「紀州路快速」を5月10日のダイヤ改正から 運行すると発表した。(和歌山支社発表のNews Releaseを追加)
上下線とも1時間におおむね2本。(6〜21時台、終日30往復)
和歌山−天王寺間を結んでいる従来の快速電車は、1時間3本から1本になる。(日根野−天王寺は改正後 1時間に2本増加)
「関空特快ウイング」は「関空快速」化するとともに、指定席は廃止、単独の「関空快速」が1時間に1本走り、その内6往復はJR難波まで乗り入れるが、残りは天王寺止まりとなる。

紀州路快速は、和歌山から大阪経由で京橋までを結ぶ。
午前6時〜午後9時台に運行、和歌山−大阪間を最速74分で走り、天王寺で乗り換える従来と比べると 10分ほど短縮できる。

日根野で関空快速と連結、日根野−大阪−京橋は両快速が併結して運転する。
朝夕は5両、9〜16時のデータイムは3両。 通勤・通学や大阪・梅田地区への買い物客の利用を見込んでいる。
車両は、関空快速としてすでに走っている223系を導入。
座席が横に2列と1列の計3列並び、ゆったりしている。

また、ダイヤ改正に伴い、一部の快速が停車していた六十谷、紀伊の両駅には全快速が停車する、(三国ヶ丘にも終日停車)

基本編成は、朝夕通勤時間帯が和歌山側に「紀州路快速」5両+大阪側「関空快速」3両
データイムは和歌山側5両が「関空快速」+大阪側に「紀州路快速」3両
となるそうです。
誤乗が心配です。



以上が「紀州路快速」の概要ですが、少々疑問点があります。

今後目の離せない阪和線の動向と、それに対する南海電鉄のフェリー減便に対応する「サザン」の 運用を含めたダイヤ改正、新車両の導入(クロスシート車)等の巻き返し競争が「南海鉄道VS阪和電鉄」の ような、和歌山−大阪間の鉄道戦争に発展することを祈ります。


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