ESCUDO SPEC

ESCUDO SPEC

The new ESCUDO

新エスクード誕生。

新エスクードの、不変の真価。

一度でも4X4のステアリングを握り、決められた道をはなれて大地と息吹きをかよわせたことがあれば、もう4X4の魔力に背 を向けることはできないだろう。4X4の走りのフィールドは、通常のクルマ達とは、はるかに次元を異にする。ふだんは都会の 暮らしにとけこみ、静かにくつろいでいても、エスクードは、けして乗用車の派生4輪駆動車ではない。スキー場や海が似合うだ けではなく、望むならいつでもオフローダーとして働ける本格4x4の実力を、初めから身につけている。気持ちのピークをのが さず、生きたいときに、走りたいときに、走りたい場所へ乗り手を誘う。ときには正装を脱ぎ捨て、山野を越えたいときもあるだ ろう。安直なコースを捨てて、河原に降りたいときもあるだろう。未知なる道へ意志をしるす力こそエスクードの真価であり、そ の本質はこれまでも、これからも変わりはない。しかもその本質は、不断の錬磨をエスクード自身に命じている。新エスクード。 見せかけの変化、モデルチェンジのためのモデルチェンジは、むしろ4x4ドライバーの意にそわぬものに違いない。変化ではな く、進化でもなく、強化である。パワーを高く、トルクを厚く、サスペンションを見直し、OD(オーバードライブ)付4速オー トマチックも手に入れた。さらに新機種を加え、それぞれの個性で、それぞれの道を行く。さあ、スタート・ユア・エンジン!

4X4が都会を刺激する。

クルマ造りは、夢と自由だけでは成立しないけれど、夢と自由を最大限に重視し、あらゆるメカニズムをその目標に奉仕させてゆ けば、全く新しいジャンルのクルマが可能になる。エスクードはその可能性を美しいカタチに定着させた。いわば既成ジャンルへ の提言として高く評価されたし、今度の新エスクードも、同じ提言をさらに強化し、再び世に問う物といえるだろう。たんなる乗 用車ではなく、単なるクロスカントリー4X4でもなく、両者をつつみながら自由な世界を疾駆する。むしろキュートと呼びたい ほどスタイリッシュなフォルムで街をさりげなく走るときにも、秘めた4X4ポテンシャルは挙動の一瞬一瞬に光を与えている。 必要なときにはオフロードを踏み越えて見せる潜在能力の高さが、エスクードを並の乗り物と峻別し、都会を輝かせ、ドライバー を心地よく刺激する。それはたとえて大排気量スポーツカーの余裕の意味と一脈通じるものかもしれない。むろん街をぬけ荒野に いたれば、本格4X4としての本領を発揮し他車を寄せつけない。しかし、そのような荒々しい場面でも、エスクードは品位と快 適さを失わない。野にあってもオシャレというのが、彼のこだわりなのである。お気づきだろうか。エスクードのボディには、4 X4のエンブレムはない。他人に誇示する4X4ではなく、乗る人が自らの自由と可能性を見出し、走りのシーンをひろげること こそ、このクルマの価値なのだから。

戻る