ESCUDO SPEC

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The new ESCUDO

シティストリートをきびきびと走りたい。

大空の下を、のびのび走ってもみたい。街も、河も、草原も。

ひとつしか選べないなんて、つまらないじゃないか。

どんなシーンでも輝いて、あらゆる地面をクリアーして。

それがクルマの新しい自由。新しい意味。

自然を楽しみことにかけては人後に落ちないけれど

都会では生きられない、というほど、かたくなにはなりたくない。

贅沢だろうか。我儘だろうか。

エスクード。都会と自然を自由に行き来する往復切符。

私は、街も、草原も。

エスクードの、不変の真価。

一度でも4X4のステアリングを握り、決められた道をはなれて大地と息吹きをかよわせたことがあれば、もう4X4の魔力に背 を向けることはできないだろう。4X4の走りのフィールドは、通常のクルマ達とは、はるかに次元を異にする。ふだんは都会の 暮らしにとけこみ、静かにくつろいでいても、エスクードは、けして乗用車の派生4輪駆動車ではない。スキー場や海が似合うだ けではなく、望むならいつでもオフローダーとして働ける本格4x4の実力を、初めから身につけている。気持ちのピークをのが さず、生きたいときに、走りたいときに、走りたい場所へ乗り手を誘う。ときには正装を脱ぎ捨て、山野を越えたいときもあるだ ろう。安直なコースを捨てて、河原に降りたいときもあるだろう。未知なる道へ意志をしるす力こそエスクードの真価であり、そ の本質はこれまでも、これからも変わりはない。しかもその本質は、不断の錬磨をエスクード自身に命じている。4x4ドライバ ーに必要なのは、変化ではなく、進化でもなく、強化である。パワーを高く、トルクを厚く、サスペンションを見直し、OD(オ ーバードライブ)付4速オートマチックも手に入れた。「ノマド、ハードトップ、レジントップ、コンバーチブル」それぞれの個 性で、それぞれの道を行く。さあ、スタート・ユア・エンジン!

4X4が都会を刺激する。

クルマ造りは、夢と自由だけでは成立しないけれど、夢と自由を最大限に重視し、あらゆるメカニズムをその目標に奉仕させてゆ けば、全く新しいジャンルのクルマが可能になる。エスクードはその可能性を美しいカタチに定着させた。いわば既成ジャンルへ の提言として高く評価されたし、たんなる乗用車ではなく、単なるクロスカントリー4X4でもなく、両者をつつみながら自由な 世界を疾駆する。むしろキュートと呼びたいほどスタイリッシュなフォルムで街をさりげなく走るときにも、秘めた4X4ポテン シャルは挙動の一瞬一瞬に光を与えている。イザとときにはオフロードを踏み越えて見せる潜在能力の高さが、エスクードを並の 乗り物と峻別し、都会を輝かせ、ドライバーを心地よく刺激する。それはたとえて大排気量スポーツカーの余裕の意味と一脈通じ るものかもしれない。むろん街をぬけ荒野にいたれば、本格4X4としての本領を発揮し他車を寄せつけない。しかし、そのよう な荒々しい場面でも、エスクードは品位と快適さを失わない。野にあってもオシャレというのが、彼のこだわりなのである。お気 づきだろうか。エスクードのボディには、4X4のエンブレムはない。他人に誇示する4X4ではなく、乗る人が自らの自由と可 能性を見出し、走りのシーンをひろげることこそ、このクルマの価値なのだから。

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