ESCUDO TIPS

ESCUDO TIPS

リアワイパーの停止位置移動
使用する工具 プラスドライバー
クリップのボタンを押し込む際に使用します。
10mmレンチ
ワイパーを動かす為のクランクを脱着する際に使用します。
狭い場所なのでなるべく薄いものをお奨めします。

作業解説

トリムを外す
リアゲートの室内側にあるトリムは特殊なクリップ(下記アドバイス参照)で固定されています。
クリップは頭の中心部あるボタン(と仮に呼びます)を押し込むことにより、外すことができます。

逆につける際は、ボタンを引き出しておいて、クリップ本体をトリムの穴に入れてボタンを押し込みます。

14個あるクリップを全部外したらトリムを外します。
トリム材を外す際のアドバイス
クリップ クリップのボタンを押して外す際、強く押すとボタン部分が突き抜けて内部に落ちてしまい探すのに苦労 したり、なくしたりします。また抜きつけた拍子にクリップが壊れてしまうこともありますので注意。
適度な力加減で押し込むとカチッといった感じの手応えがあります。
つける際もカチッといった感じの手応えがあります。
どうしようもない場合は、クリップを壊す覚悟で押し込みましょう。

クリップを壊した場合、スズキに部品番号09409-08308-5ESで注文しましょう。1個110円です。(1999年 11月の時点で)
シーリング(ビニール)を外す
トリムを外すと、ビニールのシーリングがありますので下の接合部まで剥がします。
粘着性が強いのでゆっくり、確実に剥がしていきます。

ボディ側に粘着材が残っても気にしないこと、どうせまたあとで戻しますから(笑)
シーリング(ビニール)を外す際のアドバイス
シーリングを止めている粘着材は、粘着性が非常に高いので頭髪や衣服に付かないように注意して下さい。
またシーリングが折れて粘着材が同士が付くと、非常にやっかいになります。
停止位置を変更する
変更前 リアワイパーのクランク状になっているシャフトのモータ側の軸のナットを外します。 (=)状の軸からモータ側のシャフトを外すと、リアワイパーが開放されるので、一番上のの写真の位置ま で移動させます。
クランク状のシャフトが伸び切った状態で軸に取り付けナットを締めます。

イグニッションをONにして正常に動くか確認します。
停止位置を変更する際のアドバイス
変更後 ナットは下に落とし易いので十分注意する。
リアドアの内側の指の届かない所へ落としてしまった場合は、 ガムテープや粘着材をドライバーなどの先に 付けて、ひっ付けて取り出す方法も有り。
狭い所での作業になるので、手の大きい人は苦労するかもしれません。
完成
外から 中から あとはシーリングを元に戻して、トリムを取り付ければ終わりになります。
作業時間は30分ぐらいです。

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