ADSL導入期
2004/9 以下は、2001年ADSLサービスが開始された当初のADSL導入期です。現在では、ADSLを申し込んでも殆どトラブルも無く、比較的、短期間で利用できるようになりますが、サービス開始当初は以下のように大変だったんですよ・・・という事で読んでくださいませ。現在は、Bフレッツに移行(04/09)して収容局からの距離を全く気にしなくても良い環境となりました。
私は千葉県に住んでいて、2001/3下旬にADSLの開通がありました、当初フレッツISDNを使っていて定額電話料金としては特に不満していなかった、また環境を変えなければならないなどが面倒と言う理由もあり申し込むつもりはなかったのですが、知り合いで使っている方がいた為に(早い早いと自慢していた(笑))吊られて申し込みました。
※知らない方の為に:ADSLとはアナログ回線を利用したインターネット高速常時接続サービスの事、アナログ回線とはISDNではない一般回線の事、電話も同時利用できます、どの位早いかと言うと1.5MbpsでISDNの64Kと比べると24倍もの速度な訳です、これはあくまでも理論値ですのでこの最高速度が出る事は通常ありませんが、局の自宅の距離が近ければ実速度でも1.3Mは出ている場所もあるようです。
参考リンク:親切にページトップに(笑)
http://www.dslreports.com/front/drtcp.html MTU等設定ソフト
http://homepage2.nifty.com/oso/speedtest/ 速度テスト
http://www.bspeedtest.jp/ 速度テスト
http://netspeed.studio-radish.com/ 速度計測 Radish
http://www.musen-lan.com/speed/ 速度テスト
http://speed.rbbtoday.com/ 速度テスト
・大体の路線長と損失レベルが分かる
http://www.ntt-east.co.jp/line-info/ 東日本
http://www.ntt-west.co.jp/open/senro/senro_user_index.html 西日本
http://southern-beach.dee.cc/ 主にメルコ製ルータ
ちなみに申し込んだのはNTTのフレッツADSLです、この時点でイーアクセスと言う別業者も私の地域でサービス提供していましたがNTTの方が安心感があるかな?と言う事で申し込みました。どちらが良いかとかは良く分かりませんが、PCのパーツで言えばサードパーティ製の物の方が性能が上でなければ売れない訳ですから(インテル対AMDみたいなもの?)、やはりNTT以外の方が良いのかしら?というのは私の個人的な想像なのであまり当てにしないで下さい。
それまではフレッツISDNを使っていたので定額インターネットと言う点では何も困っていませんでした、ただ最近では、ダウンロードするファイルが数Mあるのが当たり前になりつつあり、ISDNが早いと言われていた時代が、なんか懐かしく感じてしまっています。
フレッツISDNが使えるようになるまでは、月の電話料金は2万前後で、ほんとに使えるまで待ち遠しかったんですがADSLは特に焦らなかったですね。
リナックス(マニア系OS?)のCDイメージファイルをDLするのなんかISDNでは1日かかりますもんね(笑)。
・3月末にインターネットのとある業者で申込
この時、きちんとNTTからも連絡が入り受理して構いませんね?と言う事で申し込んだのですが(工事は1ヵ月半ほど先と言われた)、半月程経ってから確認してみると「申込されてない」と言われた。
・4/16に再度申込
という事で、再度申込となった、工事はやはり1ヵ月半〜2ヶ月先と言われましたが仕方がないですからね。やはり申込は信頼できる業者通した方が良いんじゃないかって思いました。
・5月末にNTTから電話が来る
当然、ADSLに関する事です、モデムの発送日と局側の切り替え工事の日の打合せです、モデムなどの設置は全てこちらで行うと言う事なら、自宅には一切伺わないそうで、その方がこちらとしても気楽でいいですね。設置はモジュラーケーブルの設置など行った事のある方などなら特に問題ないでしょう、簡単です。ちなみにモデムの到着日が6/2で工事は6/5でした。
この際に私の家は局から遠い為にあまり速度は出ませんよと念を押され、すぐに解約しても構いませんので・・・と(^^;;。遅い事に苦情が多いのかしら?って思わせる対応でした、それともADSLって採算合わないのかしら?。
※色々調べるとNTTってADSLの普及は嫌っているような雰囲気ですね、自国で開発したISDNがいとも簡単に打ち破られたというところでしょうか?。
・モデム到着、6/2
宅配便で届きました、スプリッタ同封です。早速あけて見ましたが別に何の変哲もない部品ですから、これがADSLモデムかぁとか言う感動はありませんでした。とりあえず工事前ですが設置してしまい電話機も繋ぎましたが、ちゃんと電話は使えました。この中にADSL接続ソフトのCDなども全て入っています。
モデムが到着すると、無事到着した事をNTTに連絡するように用紙が入っていたので116に電話、この時、局から家までの距離を聞いてみると地図上で簡単に調べると3.6km程度だそうで、確かに遠いなぁと少し落ち込み気味でしたが、NTTの次げる数字はあまり当てにならないそうで参考程度に捉える数字らしいです。
ちなみに我が家はモジュラージャックからPCまで30mのケーブルを使わなければならない環境でモデムをそばに置きたかったのですがLANケーブルで伸ばした方が良いといわれますので電話機の近くにモデムを置きました、スプリッタからモデムまでのモジュラーケーブルは2mの物が付属していましたが自分で用意した1mの物を使いました。
写真:左・モデム、右・スプリッタ、上にあるのはモデムの電源コンセントです、スイッチは無
・プロバイダ
接続に使っているのはASAHIネットです、単に安いから朝日使ってます、ADSLオプションを使ったとしても1400円/月です、速度については知りません(笑)、安いプロバイダしか使ってきてないのでDTIなどは早いと評判らしいですが僕は値段が安い方が嬉しいですね。
・PCについて
この時点で使っていたのは、セレロン800+256MB+WINDOWS MEです、他に2台実働しているマシンがあるのですが、これらの接続に関しては後日、ブロードバンドルーターを買うつもりですので、そのレポートもします。
・6/5工事日
朝方、工事完了の連絡があり、午後に接続テストをしてみようとケーブル類を設置、しかしすんなり使えなかった、モデムから電柱の引き込みにエラーがあるようで、「LINE LINK」と言うランプが点滅しっぱなしだった。内の引き込み回線は以前、DDIの契約でアダプター設置による並列工事などを行っており、その関係だと思っている・・・、(その時、強引に契約されられたのが光●信と言う悪徳で有名な業者である、皆さんも某通信には気をつけてね、壁の穴を塞ぐ蓋を無断で割ろうが壁に釘打って穴あけようが、あとの事なんて知らん振りする会社です)、とにかくNTTに連絡して症状を話し、多少指示に従ってやってみるが無理で、明日伺いますと言う事になりました。
やっと使えると思ったのに残念。
NTTの人が家に来た時にテストできるようにとモデムのそばにノートパソコン(WIN95、P133マシン、インターネット端末として、中古でこないだ買ったばかり)を持っていってLANで繋げときました、部屋のパソコンをいじられるのが嫌と言うより部屋に入ってこられると嫌だったと言うのもありました。
この時、こんな感じになってます
・6/6、NTTの職員来る
なんかモジュラージャックの様な部品を取り付けたみたいです、何とかADSLは繋がるようになりました、家は結構特殊な回線の引き込みになっていて、それが関係しているのでしょうとの事らしい、未だにたまに繋がらなくなったりしているみたいでちょっと不安、で肝心の速度ですが600K程出てます、ほんとはもっと欲張りたいところですが、これでもISDNと比べると物凄い速さですので、特に不満はありません、今後の技術の進歩、環境改善で良くなる事を祈ります。なお、使っているうちに300K前後まで落ちているみたいでした、こういう場合はモデムの電源を一度落とさないと駄目らしいけどスイッチが無い為にコンセント抜くしかないらしい。
MTUやRWINも色々変えてやってみたのですが、速度はあまりふるいませんでした、所詮局から3キロ以上離れてて、引き込み回線も悪環境と言うところでしょうか?。
フレッツスクエア(ADSLテスト用の接続先、接続ソフトをインストールすると初期段階で使えるようになっています)に繋いで計測しても同等の数値なのでプロバイダの問題はなさそうです。
関係ないけど昔引いて解約した回線の引き込み線が数本あり汚くて嫌だったのですが業者が来てくれるたびにどうにかならないか?と言っても別料金なら・・・と言われていたのですが、この日に113(電話故障係)に連絡して相談した所、無料でやってくれる事になりました。有難うNTT(T_T)/(特に言われなかったんで確認はしなかったけど、ほんとに無料なら良いけど(^^;;)。
なお、この日にCATV・DSL対応のブロードバンドルーター、メルコのBLR−TX4を注文しました、何でメルコ?(笑)なんて思う方いるかもしれませんね、安かったから(笑)、マイクロリサーチなんか定評あるメーカーの物は良いとは思いますが、特に凝った機能は付いてても宝の持ち腐れですし、速度で差はあるのかな?と思ってました。ちなみにISDNのダイアルアップルーターはマイクロリサーチのネットジェネシス4を使ってたりします。
ADSLを使うと、他のPCでインターネット出来ないので、この日少し遊んでISDNの方に戻しました、ブロードバンドルーター他が届くまでお預け。
・6/8、ブロードバンドルーター届く
しかし、LANケーブルを30m買うとかなり余ってしまうと言う事で20mに延長コネクタ使って数メートル繋いで使おうと思って(せこい?(笑))、一緒に注文したそのコネクタがとり寄せとかで届かず、仕方なく部屋の真中をケーブル通して何とか繋ぎました、設定をいじりながらかなり時間が経ってもインターネットが見れない(T_T)と、モデム→PCと直で繋ぐと繋がるのでルータに問題がある事は明らか、どこをいじってからか覚えてないけど使えるようになりました、認証方式を自動からPAPにしたのが良かったのかな?(関係ないらしい)、よく分からないけど使えれば良いやと言う事で気にしないことにします(笑)、焦った焦った。
メルコって、いろんな機種安くて昔からあまり評判良くないけど、どうなんでしょうね、まあこの機種については差ほど使ったわけではありませんが、きちんと動いてます。
この時、モデムにアースを繋いで650K前後、安定して出てます、しかしアースと言っても片方どこにも繋いでないんだけど、効果有るのかしら?(笑)。
まだ、一度切断して時間を置くと、モデムが見付からなくなったり等の不具合がありますが、これはルータの問題みたいです。ISDNのルータはこの日のうちにかたしてしまった、頼むぞADSL。
届いたルータ、デザインが良いですね、ドライバはFD一枚
ADSLモデムは電源スイッチが無いので、こんな物を買ってしまう(笑)
・6/9、追加分の商品届く
LANケーブルの延長コネクタ等が届きました、という事で設置しなおして、インターネット接続、なんら変わりなく接続できました。しかし家のケーブル(電源類、LAN、電話用のモネジュラー)の配線を見るとウンザリします(笑)。
・メルコ、BLR−TX4について
特に良い製品とも思いませんが(価格的には魅力は有る)、悪い製品でもないと思います、ただ安っぽい感じはします、いくつか不具合は有りますが、これらがルータの問題なのかとかは他のルータを使って見ない限り分かりません、マニュアルは初心者向けに作られていますので初めてLANを組むような方でも比較的安心でしょう、なおサーバを設置する際のルーティングの設定やファイヤーフォールなどのセキュリティ関連の説明はほとんど無く、これらを初めて行うと言う方には難しいかもしれません(サーバ設置するような人は、既に初心者ではないと思いますが)、総評して価格相応の商品ではないでしょうか。
不具合:任意で切断をすると、再接続後にインターネットに通信できなくなる事がある、(インターネット側、モデムに繋いでる方、モデムが認識できないと警告が出る)ルータの原因だとおもう。しばらく(といってもほんの1分程度)触らないで置いておくと、繋がるようになる。
・6/13、その後
フレッツISDNは解約しました、家にはISDNとアナログ回線が各1本づつありましたので、以降もスムーズでした、ISDNはインターネットの為にアナログから変更したような物なのですが必要なくなってしまいました。
夕方から深夜にかけて速度が落ちる事があるというだけで非常に安定しています、やはりたまにモデムの電源は落とした方が良いみたいです、家はMTUやRWINを多少低めにしたほうが最高速が出るようです、といっても650前後ですが(T_T)/(NTTは1454の16000位を推奨しているらしい)。
その他、色々
モジュラーケーブル
短い方が良いんですが、古いのは避けた方が良いでしょうね、かなり差が出ます、2芯と4芯がありますが、どちらが良いのかは試していません。
フェライトコア
マグネットで出来た、ケーブルを挟み込む小さなものでノイズによる影響を極力なくします、通常スプリッタ〜モデム間のモジュラーに取り付けます、速度向上はあまり無いでしょうが安定性向上はありえるでしょう、ホームセンターなどで手に入ると思います、サイズによりますが数百円、安くてお勧めできる方法です。
その後
・7/20、速度向上法
ADSLの早さにも慣れてしまい、特に何も感じなくなった今日この頃、危ない事もしたくなってきました(笑)。
○NTTに苦情を出す
どこかで、遅いとか電話のノイズが気になる等、言うと局側でなんかしらしてくれて速度が上がる事があるというので、故障係に連絡してみた(当然、穏便に言いましょう(笑))、休日なのに即日対応してくれた、モデムのファームを書き換えると治る場合があるとかで局から自宅のモデムを操作出来るらしい(すごい!)、書き換えてくれてほんとに早くなりました。
その時、書換できないと言ってきて数日後に別途対応しますと連絡が来たのですが数時間たったら出来ましたと連絡があり、モデムを電源入れ直してくださいと・・・。
モデムの内容の確認について・・・。
モデムの内容を見る方法から説明しますと、私が使っているモデムは写真を見て分かる人もいると思いますが、ADSLモデム-N IIです、「ADSLモデム-N II」の底面のディップスイッチは取扱説明書には「4,6,7だけをONにし、それ以外はOFF」で使うとなっていて、この状態が初期状態になっています。
これをルータとするには「7だけをONにし、それ以外はOFF」にします、つまり4と6だけ移動すればよいだけです(再度、モデムとして使う際はディップスイッチの設定を戻して下さい、またこう言った物は全て自己責任において行う物でありますので、自信の無い人は行わないで下さい)、この状態でPCと接続し「http://192.168.0.1」とブラウザで開いて、パスワードを尋ねられますので、IDに「config」とだけ入れてリターンすればモデム設定画面に入れます。
そこのASDL情報という場所を見ると様々な情報を見ることが出来ます。
こちらが更新前の情報 |
ADSL port link status : UP ADSL status : ShowTimeL0 Payload ADSL Line rate(Down) : 672(kbps) Payload ADSL Line rate(Up) : 512(kbps) Interleave Delay(Down) : 18 Interleave Delay(Up) : 19 Interleave Depth(Down) : 8 Interleave Depth(Up) : 4 Current SNR Margin : 5(dB) Current Output Power(Down) : 13 Current Output Power(Up) : 12 Current Attenuation : 47 減衰量(線路損失)(dB) Error Status : None ADSL Statistics : TxCell/Frame Count :48 RxCell/Frame Count :6 HEC Discard Count :0 CRC8 Error Count :0 Corrected Error Count :185 Uncorrected Error Count:0 Near-end ES Count :0 Far-end ES Count :1 ADSL outer driver = 0.36 Centillium driver = 7.30 Annex C |
更新後の情報 |
ADSL port link status : UP ADSL status : ShowTimeL0 Payload ADSL Line rate(Down) : 736(kbps) Payload ADSL Line rate(Up) : 512(kbps) Interleave Delay(Down) : 18(mS) Interleave Delay(Up) : 19(mS) Interleave Depth(Down) : 8 Interleave Depth(Up) : 4 Current SNR Margin : 4(dB) Current Output Power(Down) : 13(dBm) Current Output Power(Up) : 12(dBm) Current Attenuation : 47(dB) Error Status : None ADSL Statistics : TxCell/Frame Count :2 RxCell/Frame Count :0 HEC Discard Count :0 CRC8 Error Count :0 Corrected Error Count :22 Uncorrected Error Count:0 Near-end ES Count :0 Far-end ES Count :0 ADSL driver = 1.56 Centillium driver = 7.53 Annex C |
一番下のドライバーをみるとバージョンが上がっています。
また路線損失値が重要で35程度までなら、高速な数値が出るようです、この更新による結果でPayload ADSL Line rate(Down)が672から736になっています、つまり60K程早くなっていると言う事で、実際に計測しても40〜50K程早くなっていました、感激、ちなみにこの数値は理論的な最高速(リンク速度?)の事だと思いますが私の環境では今まで(ファーム書換前)調子の良い時は650前後出ていました、参考までに。
ちなみにファームは局側でしか書換はしてはいけないらしく配布はしていないようです、この点法律上の事なのかもしれませんがもっと便利にして欲しいなと思いました。
教訓:少しでも早くしたい場合は、スプリッタ間のモジュラーケーブルはNTT配布のものではない物を使いましょう、出来れば高速通信専用の物、ツイストペアケーブルなどと呼ばれる物を使いましょう。
余談:数年前、インターネットはあまり一般的でなくパソコン通信という物が主だった頃、288モデムが出てアナログ回線の限界と言われていて、その頃は288で繋ごうとするとかなり不安定で、その後336が出て56Kが・・・となって、今288で繋ぐと非常に安定して接続できます。つまり機器の性能向上(NTT側、PC関係も?)があきらかにある訳です、つまり始まったばかりのADSLも今、速度が思うように出なかったり、不安定なのは仕方ない事なのかもしれません。
その他の情報
○フェライトコアをつけると遅くなる?
私の家では、何個も付けてますが付けた時は変化は無かったのですが、付けてた方が何かしらに良いだろうと思っていましたが、調子の良い頃と比べると確かに速度が落ちているし・・・と思いながら外して見ました。すぐには変化はありませんが・・・。雑誌の実験ではスプリッタから電話機のモジュラーにフェライトコアを付けると早くなる事があるらしいです。
ちなみにディスプレイの表示を良くする為にCRTケーブルのフェライトコアを外すと言う、方法もありますので、この件はあるかもしれません、磁石が何かしらの妨げになるのかしら?。
○安いプロバイダの弱点
当方、アサヒネットでADSL開通当初プロバイダ費1400円(フレッツADSL)と高くもありませんが、他にもっと安いプロバイダは幾つかありました、この頃は非常に安定して使えて快適でした、しかし・・・その後1000円・・・880円と値下競争にあおられていたのか、価格改定をして行きました、この時期ADSLの普及時期という事もあったのか、10月頃にはほとんど使い物にならない(データが送られて来ない)状態で、あえなくプロバイダを一時的に変更してみる事になりました(プロバイダに問題がある事に気が付くのも時間がかかった、違うかもしれないけど・・・)、局から近い方たちは私と同じような影響があるのか分かりませんが私の環境では最悪でした。
プロバイダが値段を下げる→会員が増える→ADSL普及時期という事で更に増える→プロバイダのサーバーの負担が増える(特にADSLは高速なので)→局から遠い環境の悪い人が影響を受ける・・・と言うような感じでしょうか。
○マイラインプラスでADSLが一割引
フレッツADSLで電話会社固定サービスのマイラインプラスで市内通話と同一県内の市外通話の2区分ともNTTで登録しているとADSLの料金が一割引になります、但しマイラインの登録・変更は800円かかります(3ヶ月程で元は取れる?)、他のADSL事業者でも同じ様なサービスもあるらしいです。
・2001/11/13 モデムが壊れていた
1ヶ月半位前から、数分間に何度も切れていて使い物にならない状態、モデムが近く似ない為、LINELINKは点灯している物と思い込んでNTTに苦情していた為、プロバイダかそちらの設定に問題があるんじゃないか・・・と逆に責められる始末、しかし・・・途切れたときにモデムを見てみるとLINELINKが点滅していたのです、そこでNTTに連絡するとモデムの点検をするか回線調整(ブリッジタップを外す等)しかないと言われ、回線調整はお金がかかるから嫌だと言いモデムを見てもらう事にして来てもらいました、するとモデム交換で治ってしまった、現在全く切れません、この現象はADSL使用当初から有り最近になってひどくなったので解約してフレッツISDNに変えようかなどと思っていたので本当に良かったです、モデムみたいなシビアな物は特に当たり外れがある機械なのかもしれませんね、来た人も最初から壊れていた(不良品)んでしょうと言っていたそうな。と言う事で私の環境ではプロバイダには全く問題が無かった訳です。
ADSL8M移行
2002/04頃
無謀にも、局から約3.5km離れていると言うのに、10Kでも早くなってくれれば良いと言い8M移行工事を行ってもらいました、NTT側にも色々言われましたが早くならなくても良いと言う事で、市川が丁度8メガ予約を始めた頃に申込、3ヶ月ほど待ち、工事・・・しかし、遅くなってしまいました。
速度にして約100K遅い!、その2週間後ほどに1.5に戻してもらいました、工事費*2は丸損でしたが、モデムを8メガ対応の物と交換してもらい1.5に戻した後も、そのまま使えるのでモデムだけ新しくなりました、このモデムの方が少し早いみたいです、これだけが唯一の収穫か?。
ISDN解約
2002/7/15工事、我が家には回線が元々二本あり、一本は数年前にインターネット高速化の為にISDNにしてありました、当時ISDNは最速だった。その他にも発信者番号通知がTAで設定できたりiナンバーなど便利な機能があったのでADSLが普及した今も解約せずそのまま使っていました。
よくISDN回線が近くにあるとADSLは速度が出ないと言われますが、ガット(回線の束の事?)が同一でなければ問題無いとも聞いていたので気にしなかったのですが、もしかしたら?と言う気持ちで解約してみました。期待はしてなかったような、してたような・・・。
アナログに戻す工事が済み、モデムを電源を落としリセット、30分くらい待ってからモデムの電源を入れて速度を計測してビックリ、680程度しか出なかったのが920k出るようになりました。
ISDNは同じガットでなくても隣や2個隣でも影響はあると言う事も聞きました、その事を考えると、私の地域でADSLを使っていた人に僕は迷惑をかけていたのか?(笑)、この地域でISDNを使っていたのって珍しいのかな?と思ってしまいました。みなさんISDNはADSL使用者に迷惑をかけます、是非解約してアナログ回線に戻しましょう(笑)(あくまでもADSLが使用できる地域です)。
その後
ADSLモア(12M)に移行、1250k程出るようになる。
モア2(24M版?)に申し込みましたが、遅くなる確率のほうが高いと言われて申込みを辞める。
2004/9 Bフレッツ(光ファイバー)ニューファミリーを引きました。さようならADSL、今まで有難う。