基本構成以外のパーツ

パソコンに接続できるパーツはまだまだかなりあります、簡単にですが説明します。

●SCSIボード (最近では殆ど使われなくなりましたが一様説明は残しておきます)
スカジーと読みます。SCSI機器を接続する為に必要なボードで、SCSI機器にはHDD、CD-ROM、スキャナ、MO、DVDなど様々です。特にハードディスクはIDEはCPUが制御している為にトータルパフォーマンスが下がる事がありますが、SCSIは搭載チップが制御する為にPC全体の動作が良くなる。ただ細かいファイルを扱うにはIDEの方が早いとかで一概には言えませんし、価格が高いので最近ではあまり利用されなくなりました。規格もいくつかあり、U-SCSI(ウルトラスカジー)、UW-SCSI(ウルトラワイドスカジー)などあり、転送速度がそれぞれ違いますので自分の目的に合った物を選ぶと良いでしょう。

●MO (最近では殆ど使われなくなりましたが一様説明は残しておきます)
光磁気ディスクと言いますが、読書きできる大容量ディスクで、640MB、230MB等とあり、640MBの規格の物は、230MBも読めるようになっています。データのやり取りにかなり役立ちますが、最近はCD-R等の普及の方が強いみたいです。

※バックアップに使うならMOと光学ドライブ(DVD-R等)どっちが良い?
一般論で言うと、普及率の高さから考えて光学ドライブだと思います。

●プリンタ
知らない人はいないと思いますが印刷する装置です。インクジェットと言うインクを吹きかける方式でフルカラー印刷できる物が主流です。他にはレーザープリンタと言うトナーと言うインクで用紙に印字を定着させる物もあります。レーザーは多少高いですが印字品質や印字速度では比べ物になりませんので印刷を多用する方はレーザーがお勧め。ちなみにレーザーはモノクロ印刷が一般的です。

フルカラーのレーザーもありますが、大型で高価・ランニングコストも高めなので個人向けではないと思います。

●デジタルカメラ
デジカメと呼ばれているこの機器はカメラと同じ役割で、取った写真をそのままパソコンに取り入れられると言う物です。画素数の多い物ほど画質が良くなります。

●スキャナ
写真とか雑誌の切り抜きなんかをパソコンの画像に取り込む装置。

●ビデオキャプチャーボード
パソコンとビデオデッキを繋いで、ビデオの映像を静止画や動画として取り込む装置。

●LANボード (最近ではMBオンボードが普通ですが一様説明は残しておきます)
パソコンを2台以上持っている場合に便利な機器で、パソコンとパソコンのデータをやり取りしたり出来るようにする物です、他にルーターやHUB(ハブ)と言う接続を仲介する装置が必要です。

またADSLなどのブロードバンドなインターネット接続の普及により必需品になりつつあります。PC2台以上を接続してデータのやり取りを出来る様にするにはルーターが必要ですが、1台のPCでADSLを使う場合はLANボードは必要ですがルーターは必要ありません。更に複数台のPCでADSLのインターネット接続を共有したい場合はブロードバンドルーターと言う商品もあります。

100BASE/TX、1000BASE/Tと規格がありますが速度の違いで、100BASE/Tは100Mbit/秒のデータ転送が可能と言う物です。予算の都合が合えば速い規格を導入した方が良いと思います。

●モデム (最近では殆ど使われなくなりましたが一様説明は残しておきます)
パソコン通信やインターネットに接続する際に必要な物です。336とか56Kとあり数字が大きい物の方が、接続速度が速くなっています。またほとんどの物がFAX機能搭載でパソコンから直接FAXとして送る事が出来ます。

●TA(ターミナルアダプタ) (最近では殆ど使われなくなりましたが一様説明は残しておきます)
電話回線をISDN(デジタル回線)にする時に必要な装置です。DSUと言う物も必要なんですが、DSU内臓のTAが一般的です。モデムでインターネットをするよりも通信速度が速くて快適なのが特徴です。

●ジョイスティック
ゲームをやる時に使うコントローラーです。ハンドル式の物や飛行機系のゲーム用の物とか様々です。現在はUSB接続の物が殆どです。


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