DOS/Vのパーツ構成

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DOS/Vを自作したいけど、何を揃えれば良いかわからないという方の為の説明です

●ケース
大きく分けるとデスクトップ型とタワー型がありますが、タワーが主流です。タワーにも、マイクロ(ミニ)・ミドル・フルと大きさが違いますが、ミニかミドルが一般的みたいです。マイクロタワー型は場所を取らず良いのですが、専用マザーボード(Micro-ATXマザー)が必要だったりHDDなどの入る数が少ないので、拡張性の面ではメリットがない気がしますが、逆にHDDを何台も付けたり等、拡張する気の無いユーザーには良いと思います。ちなみに、電源や金具類も一緒に付いてる物が殆どです。

ミニタワーよりも更に場所を取らないスリムタワーやITX規格もあります。

ATとATXと言う規格がありますが、今は全てATXです。これはマザーボードの規格です。

●マザーボード(MBと略す)
パソコンの基盤・大元になる部分です。使うCPUに合わせて購入して下さい。メーカーはASUS・GIGABYTE・AOPEN・BIOSTARと色々あります。性能面では、どれを買っても大差はないと思います、価格差はマニュアルの厚さ等の若干の付加価値に出ています。

ちなみに、USB・シリアルポートやパラレルポートはマザーに直付けされています、FDDケーブルやHDD用のケーブルなどもセットで入ってます。

昔のAT規格と言う物はシリアルやパラレルポートはマザーボード直付けになっていなかった為、組立てが面倒でした。

※ATX規格とはケースに固定するネジの位置やCPUや各種スロットの位置がある程度定められた統一された規格の事です。

※VIDEO・LAN・サウンドオンボードMB:ビデオカードやサウンド・LANカードの機能をマザーボードに組み込んである商品の事。オンボードMBを買えば別途ビデオカードやサウンドカードは買わなくても済みます。但し性能は劣るので拘る人はオンボード製品は辞めた方が良い。但し最近はサウンド・LANオンボードは当たり前になりつつある、なおオンボード機能はマザーボードのBIOS設定で無効にする事も出来ます。
(個人的には、音は出れば良い、LANは繋がれば良いと思っているので、ビデオ機能以外はオンボードで十分と考えています。)

●CPU
計算する部分です、マザーボードに合わせて選んでください。何種類かありますが、メーカーはインテル・サイリックス(現在は見かけません)・AMDなどとあり、本家はインテルで他は互換製品です。インテルのCPUを買うのが一番無難かと思いますが、互換製品の方が安くて高性能な事があります。

●メモリ
どれ位積めばよいかはOSの種類によります。但し、最近は低価格になりましたので最低で2〜4GB積みたい所です。ちなみに32BitのOSでは4GB以上積んでも3GBしか認識しません。MBに装着できる規格に注意して適合できる物を選んで下さい。

SD-RAM(過去の物)、DDR2(現在主流)やDDR3が一番普及しているメモリです。

●ハードディスク(HDD)
記憶装置です。500GB〜1TB(1000GB)位の物が標準です。現在ではSATA(シリアルATA)接続の物が主流です。

●3.5インチフロッピーディスクドライブ(FDD) #状況によっては無くても良い。
フロッピーディスクを読み込む装置です。最近はOSのインストールもFDで起動しなくてもCDでブートさせて出来ますし、FDDが必要なシーンは殆どありません。特に必要と言う方以外は買わなくても良いと思います。

2モードや3モードがありますが、3モードとはNECの98シリーズのフローピーの1.25フォーマットの物を読込む機能で最近は対して必要無いと思います。

●ビデオカード
これはマシンの性能を大きく左右するパーツですので、良い物を買った方が良いと思います。ビデオメモリが256MBや512MBとあります、一般的な使用ではビデオメモリの容量は気にしないで結構ですが、ゲーム等では多い方が良い場合があります。

バスの形式のみご注意ください。現在のビデオカードの主流はPCI-EバスでマザーにもPCI-Eバスは当然の様に付いていますので問題はないと思いますが、過去のマザーではAGPやPCIスロットの物も当然あり、AGPやPCIバス用のビデオカードは今でも出回っています。

#最近はオンボードビデオ(マザーボードにビデオカードの機能が付いている)が増えていますが、ATI系のRadeon等のチップのDVI端子の物でしたら問題ないと思うのですが、それ以外の物は画面がボヤけた感じで個人的には使い物にならないと言うのが印象です。

●サウンドカード (現在ではMBにオンボードで付いている場合が殆どなので買う必要は無い)
音源ボード。いわゆる音を出すパーツです。
有名な所でサウンドブラスターがあります。
最近は殆どマザーボードにオンボードですので別途で買う必要はありません。

●光学ドライブ(DVD-RW等)
音楽CDも聴けます。最近ではSATA接続の物が一般的です。
過去には、IDE接続(ATAPI仕様)とSCSI仕様の物がありました。

●スピーカー
サウンドカードがあっても、これがないと音が出ません。
別に音が出なくても良ければ買う必要はありません。

●ヒートシンクファン(CPUクーラー)
CPUを冷やすパーツです。
コレが無いとCPUは壊れます、、、と言うかPC自体が起動しません。
リテール品(メーカー純正品)のCPUを買えば標準で付いています。

●キーボード
自分で打ちやすい物を買いましょう。これもいろいろ種類があります。

●マウス
過去にはシリアル接続タイプとPS/2タイプがありましたが、最近ではUSBタイプが主流と言うかUSBの物しか見かけません。割込みを使用しない関係でUSBが使いやすいと思います。

その他に、+と−のドライバーが必要です。ラジオペンチやピンセット、暗い所を照らす為にライトも用意しておくと便利な時があります。


これだけ、揃えればDOS/Vパソコンが1台出来あがります(あとディスプレイが必要)。
予算に合わせてパーツを買うと良いと思います。自作マシンの良い所は自分の気に入ったパーツ、好きなパーツで構成したマシンを自由に作れると言う所だと思います。

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