ホームページの作り方

プロバイダに契約すると大抵数MBのHP(ホームページ)を作るスペースを提供されます、折角だから使わないと損ですよ。

そこで作るにはどうしたら良いか?ですが、ここを見る人がパソコンの事をどれだけ知っているかでどこから説明すれば良いかが全然違ってしまいます、一週間前にパソコンを始めて買ったと言う人なら「エディターってなに?メガバイト?FTP?」となるでしょう、ですので完全な独断と偏見で説明しちゃいます。また、すごく難しい物だと思っている方も多いと思いますが、覚えてしまえば別に難しいものではありません。

※必要な物

●ホームページスペース
普通は契約するプロバイダが無償で貸し出してくれます、容量はプロバイダによって違いますが普通は5MBもあれば十分でしょうし10MBもあればありあまると思います。

またCGIが使えるかも重要な問題になります、掲示板やサーバ上で動くプログラムを設置するにはCGIが使えないと無理なので、使える場所を選ぶと良いでしょう。更に凝ったホームページを作りたい場合は、SSIも使えないと辛くなりますが、CGIを開放している場所は珍しくないんですがSSIは制限している所はかなり多いです。

HPスペース選びで重要な点でサーバの性能も上げられます、例えば幾ら安くても深夜のテレホーダイタイムはなかなか繋がらなくてイライラするような場所はパスした方が良いと思います、これは実際に深夜0時〜1時くらいに何度かアクセスしてみて確かめるのも良いと思います。

●ホームページ作成ソフト
これでホームページのデータを作ります、有名な物でマイクロソフトのフロントページやIBMのホームページビルダーがあります、こう言ったソフトを持っていればHPはワープロを書く容量で作る事が出来ます、画像だって貼り付けるだけです。

ちなみに、WINDOWSには標準で「FrontPage Express」と言うHTMLエディターが付いています、これはフロントページ製品版のエディターとほぼ同じ物ですので、これを利用するのも良いでしょう。(付いてないバージョンもある、最近のWindowsにはフロントページは付いていません)

●テキストエディタ
HP作成ソフトを持っていれば特別必要無いんですが、普通WINDOWSにはメモ帳やワードパッドと言うエディタが付いていますので活用して下さい、シェアウェアでは「秀丸」と言う有名な物もあります。

またタグをほとんど理解していて、エディタでHPを作れると言う方ならHP作成ソフトは要らないでしょう。

●FTPソフト
ホームページ作成ソフトなどで作るHPのデータをHTMLファイルと言います、このHTMLファイルをホームページスペースに転送する為のソフトです、これはフリーソフトでも沢山あり、インターネット関連の雑誌なんかを買うと付録のCDで入っていることが多いのでそう言った形で手に入れるのも良いでしょう。いろいろありますので自分に使いやすい物を探すと良いでしょう。

●タグの解説本
HP作成関連の本はいろいろ出ていると思いますが、一冊持っていたほうが便利です。

これだけあれば、問題無くHPが作れます、分からない部分など人のHPのソースなんかを見たりして覚えていきましょう。基本的に「スペース」はプロバイダ提供の物を使い、「ホームページ作成ソフト」「エディタ」をWINDOWS付属の物を使い、「FTPソフト」はフリーソフトを使えば全部を無料で作れてしまうわけです、どんなに大きな素晴らしいホームページを作っている人でも基本的には同じですので・・・。

プロバイダ選びに:プロバイダエクスプローラー

HP作成に関するトータルなサイト:とほほのWWW入門

●あとは出来たら画像処理ソフトなんかも持っていると良いと思います、これはとりあえずならオンラインソフトで間に合せても良いと思います。


HPを作る上での注意点

・タレントやアイドルの写真を本人や所属事務所に無断で載せてはいけない
これは個人も含むのですがタレントや人の写真を公開するには肖像権という権利が写っている本人にあります。

・他人やあらゆる公式サイトなどのHomePageから持ってきた写真などを、使ってはいけない
これは文章などを、そのまま引用して利用するのもあまり好ましくありません、基本的に作った人に著作権と言う物が存在します、これは作った人の権利を守る者です。素材などを提供しているサイトで「自由に使ってください」と公表している物などは除外になりますが、そう言った物でも使用規定などが設けられていますので、きちんと読んでから使用する事にしましょう。

・雑誌の内容などをスキャナで読み込んでHP上で使う
これも著作権違反です、無断で利用するのは止めましょう。

・好きな歌の歌詞を、そのまま載せる
歌詞をHPに載せる際は音楽協会に料金を払い許可を取る必要があります。

基本的に、人の作った物や人の写真などを無断で使う事は大抵禁止されていますので、この点のみ注意していれば、それほど問題は起こらないでしょう。


※用語の説明他

●拡張子とは
ファイルネームのコンマから後ろの部分の事です。

123.html
なら、HTMLファイル

123.txt
なら、テキストファイル

123.exe
なら、プログラムファイル

123.pdf
ちなみにこれは、アクロバットファイル

パソコンは、この拡張子の部分を見てどう言った形式のファイルなのかを判別しています、通常WINDOWSでテキストファイルをダブルクリックするとメモ帳が起動してそのテキストファイルが見れると思いますが、これはテキストファイルの関連付けがメモ帳になっている為です。

●フリーソフトとは
作者の行為により無料で使用できるソフトの事です。但し著作権は作者が所有していますので使用承諾の規定などは守りましょう、また通信上で配布される事がほとんどなのでオンラインソフトなどと呼ばれる事もあります。

また、試しに使ってみて良ければ続けて使うと言う場合にのみ、お金を支払う「シェアウェア」と言うソフトもあります。

各種フリーソフトやシェアウェアを提供している有名サイト
ベクター窓の杜

●容量とは
例えば、HPスペース10MB(メガバイト)迄の場合はHPのデータが10MBまで置くことが出来ると言うことです。皆さんが使っているパソコンのHDD(ハードディスク)は10GBなどと言う容量だと思います。1GB=1000MBなので、10メガと言うとかなり少なく感じると思います。

まず、1MBと言うのは、1000KB(キロバイト)の事です、エクスプローラーでファイルを指定すると下にファイルサイズが出ますが、それが仮に1KBの大きさだとすると、それが1000個で1メガです、ですんでHPスペースが10メガもあれば有り余ってしまうのが現状です。

ちなみに、1KB=1000バイトです。

8ビット=1バイト
1000バイト=1キロバイト
1000キロバイト=1メガバイト
1000メガバイト=1ギガバイト
1000ギガバイト=1キラバイト

●タグとは
ホームページを作る際の命令記号です。普通は「<></>」この様な物で<>の間に命令を入れます。

例えばテキストの状態で
<big><big><big>パソコン</big></big></big>
と書けば

ブラウザで見ると
パソコン
となります

後にくる</>は、タグを閉じると言う意味で、<>で命令するタグと大抵組み合わせて使いますのでこの法則は覚えておいて下さい、但し閉じるタグが必要無い物もあります。他にも色を変えたり、斜体にしたり、太文字にしたりといろんな物があります。

●ブラウザとは
ホームページ(WWW=ワールド・ワイド・ウェブ)を見るためのソフトです、代表的な物で「インターネット・エクスプローラー」「ネットスケープ・ナビゲーター」があります。

●URLとは
インターネットで言うホームページの住所です。

例えば、ここホームページレスキューなら
http://www.netlaputa.ne.jp/~norihiko/hpr/
又は
http://www.netlaputa.ne.jp/~norihiko/hpr/index.htm
になります。

ちなみに
http://www.netlaputa.ne.jp/~norihiko/
に「hpr」と言うディレクトリを作ってやっています。

なぜ2種類あるかと言うと、ブラウザでURLを指定した場合、そのディレクトリのファイルを指定しなかった場合

具体的に言うと
http://www.netlaputa.ne.jp/~norihiko/hpr/
とだけ指定すると、そのディレクトリにある「index.html」か「index.htm」を探して表示するようになっています。コンマより後の拡張子の「html」か「htm」の指定はプロバイダによって違う様です。

なお
http://www.netlaputa.ne.jp/
ネットラピュタと言うプロバイダのHPスペースを利用させて頂いております。

●リンクとは
正式にはハイパーリンクと言いますが、別のページに移動できる様にするタグの事です。

例えば、ホームページレスキューへのリンクは・・・
リンク
のようになります。

このタグの書き方は
<a href="http://www.netlaputa.ne.jp/~norihiko/hpr/">リンク</a>
この様になっております。

オレンジの部分が移動先・茶色い部分が表示される文字です。

●フォームとは

 テキストボックス
 スクロールテキストボックス
 チェックボックス
 ラジオボタン
 ドロップダウンメニュー
 プッシュボタン(サブミット)
 プッシュボタン(リセット)

これらの物に記入した文章や選択物などを送信できるようにした物がフォームです、アンケートを集計したりホームページで通販ショップなどを行う場合は必要になりますね。

●バナー・アイコンとは
ホームページを宣伝したりリンクしてもらう際に使う小さな画像の事です。一般的にバナーとは横400*縦40、アイコンとは横88*縦31(単位ピクセル)の大きさで作ります。

●画像形式とは
写真などのパソコンで見ることの出来る画像は、様々な規格があります、写真に適した「JPG」やイラストに適した「GIF」、イメージの美しさをそのまま残す為の「BMP」と、他にも色々あります。

●圧縮ファイル
複数のファイルを一つにまとめたり、大きなファイルを多少なり小さくしたりする為に使用するもので、解凍といって元の状態に戻すのには専用のソフトが必要です、ほとんどフリーソフトで出ていますので、インターネット関連の雑誌の付録CDなどで手に入れてください。

圧縮の規格には幾つかありますが、代表的なものは、
・LHA形式(LZhの拡張子を持つ物)
・ZIP形式(ZIPの拡張子を持つ物)、この二つがが一般的です。

●ISDN
普通の回線をアナログ回線と言い、それに対しデジタル回線の事をさします、データの転送速度が速かったり2回線同時に使用できるなどの利点があります。

●CGIとは
CGIとは「Common Gateway Interface」の略で、通常のページでは、あらかじめ用意されたHTMLページを表示するだけですが、CGIを用いることにより、掲示板やチャット・アンケートフォーム・アクセスカウンタなどを作成する事が出来ます。 簡単に言うとインターネットのサーバー上で動くプログラムです。

●SSIとは
SSIとは「Server Side Include」の略で、HTML文書中に特定の命令コメントを挿入することにより、サーバー側がコメントの場所に実行コマンドの結果などを置き換えてくれたりする機能です。

SSIを使用することにより、たとえば「すべてのファイルに同じヘッダやフッタを表示することが簡単になる」「ファイルの最終更新時刻やサイズを自動的に表示できる」 「外部コマンドの実行結果をページ中に表示できる」と言うような利点があります、またSSIでカウンターもつくれます。

●リンクフリーとは
リンクを張る際に「特別連絡はいりません、自由にどうぞ」と言う意味です、またインターネット上のホームページは特別リンクは禁止・要連絡等の記述が無い限りリンクフリーと同じ扱いでも良いと思ってます、但し相手に不利益があるような場合は別ですが。


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