電話料金削減作戦

インターネットやパソコン通信が趣味な人にとって電話代は最大の悩み、特にホームページを作り出したらなお更です、少しでも安く出来ないかと思ってる方の為のページです。

●現在は、インターネットの接続は一日中接続してても料金が一定の定額制サービスが進歩しており、モデムでダイヤルアップと言う時代ではなくなりました、当然、モデムをお使いになる方もいると思いますが、月4000〜5000円程度で定額通信が可能になりますので、ある程度インターネットを使う方は、お勧めできます。

定額制サービスには色々ありますが・・・

・ADSL、一般回線を利用した高速接続が可能、電話との併用・同時使用OK、NTTを始め各社が提供しています、詳しくは「こちら」のADSL欄を。

・ケーブルインターネット、各地ケーブルテレビ局が行う常時接続、速度は地域によってまちまち

・フレッツISDN、定額サービスで日本で一番最初に広まった物、今となってはISDN(64K)なので遅いですが、アナログ回線に戻せないがインターネットの電話料金が気になる方にはお勧め

・光ファイバー接続、少し贅沢なサービスですが今後普及するであろうサービス、NTTが行うBフレッツが一番一般的ですが、東京電力など他社でも行っているみたいです


●屋内配線を買い取ろう
毎月送られてくる電話料金の明細に屋内配線使用料(60円)というのがあるはずです、これは屋内配線のレンタル料金らしいのですが、この60円を毎月払っていれば屋内配線にトラブルがあった場合に無料で修理してくれるらしいのですが、今まで壊れたと言う前例が皆無に等しいほど無いそうです、買い取るにはNTT・116番に電話して自分の番号を伝えて屋内配線を買い取りますと言うだけでOKです、買取りに当たっては無料でして何の料金もかかりません、これで毎月60円電話料金が安くなります(^^;;。ただ壊れた時の事が心配な人は辞めときましょう。

●テレホーダイ
やはりこれが一番の強みです、1ヶ月の基本料金1800円を支払えばPM11:00〜翌AM8:00までは指定した電話番号(2つまで)ならいくら繋いでも料金が課金されないと言うシステムです。但し市内番号のみですが普通は市内のプロバイダと契約する方がほとんどですので問題ないと思います。隣接地域の番号も契約したい場合は3600円になります、隣接地域以上の番号は契約できません。ちなみにISDNの場合、市内プラン2400円・隣接プラン4800円になります(^^;;。あと固定料金のプロバイダと契約する必要がありますね。

料金表 市内プラン 隣接プラン
アナログ 1800円 3600円
ISDN 2400円(4600円) 4800円(9200円)
いずれも接続先2ヵ所まで、カッコ内は事務用回線使用時
アナログの場合は住宅用・事務用の区分無

●ISDN(デジタル回線)にする
336モデムで通信するのと比べると64000bpsで接続するので倍近い通信速度ですので接続時間が短縮できます、特に大きなファイルを頻繁にダウンロードする方や画像を多用した重いページによく行く方などは特に有効です。ネットサーフィンも快適になるのでお得だと思います、更にダイヤルインと言う1回線で複数の番号をもらうサービスを契約している人ならISDNの場合、TAという装置がグローバル着信と言う機能が付いてる物なら1番号分(900円)免除になります。但し基本料金が月2830円と通常の回線より1000円程高くなりますが、2回線分使える・キャッチホン不要(月300円)・プッシュ回線使用料不要(月390円)など、いろいろなメリットがあるので問題ないかと思います。ISDNの申込みは以下でどうぞ!。

※最近、始まりつつあるADSLサービス(高速インターネット常時接続)はアナログ回線で使用しますので、特にISDNにするメリットの無い方でADSLを利用する事を予定している方はアナログのままにしておく事をお勧めします

●別の電話会社って有功なの?
DDIを初めとする別の電話会社がいくつかありますが、これってかなり遠距離に長電話するような人にしか料金が割引にならないようになってますので、インターネットの場合ほとんど意味が無いと思いますその上支払い口座がNTTとは別ですので面倒です。

●その他のサービス
NTTには、テレチョイス・テレジョース・テレワイズなどのサービスがありますが近くのアクセスポイントを利用するインターネットでは、あんまり意味の無い物ばかりですねぇ。

その他に、住宅用で回線を使うのと業務用で使うのとでは基本料金が900円程、業務用の方が高いですので自宅で使っているのに業務用になっている方はすぐにでも住宅用に切り替えましょう、但し会社と兼用の場合は必要経費で落ちなくなる場合がありますので注意してから切り替えて下さい。

こう考えてみるとこれと言った対応策ってあんまりないですが、回線をISDNにしてテレホーダイ契約して出来るだけ夜11時から翌朝8時までしか繋がないようにすると言うのが一番の対策なんですかね。


●タイムプラス(月額200円)
東京電話に対抗して、市内通話の値下げ申請をしたが却下されてしまった為に、NTTが急遽打ち出したサービス、通常の市内通話は3分10円(深夜4分10円)ですが、タイムプラス契約をする事によって5分10円(深夜7分10円)になります、あくまでも市内に長電話頻繁にする人に有効なサービスだと思います。(利用できる地域に制限があるそうです)

●エリアプラス(月額200円)
90秒10円の隣接地域までが、市内通話と同じ3分10円になると言うサービス、隣接地域に長電話をよくする方におすすめなサービス。

※エリアプラスとタイムプラスの重複契約が可能になりました、またISDNの場合は350円。

●i・アイプラン(インターネット向けサービス)

サービス内容は2種類

・アイプラン1200(1200円/月)
月額1200円で3000円分(15時間)までの通話が可能、
3000円分を超えた通話料金については通常の通話料金。

・アイプラン3000(3000円/月)
月額3000円で7500円分(37.5時間)までの通話が可能、
7500円分を超えた通話料金については通常の通話料金。

ISDN回線のみ、テレホーダイの様に時間帯制限無、通話先は同一区域に一箇所のみ固定、住宅用・自宅用共に料金は同じ、テレホ・タイムプラスとの重複契約は不可。

利用状況によっては有効なんですが、必ずしもそうでありませんので、よく検討してから申し込むと良いと思います。

※アイアイプランの弱点:例えば1200なら900分使えますが、みっちり900分使えるわけではありません、仮に30秒で切ったとすれば一通話分の3分(180秒)で計算されるそうです。

●i・ナンバー
ISDN回線でもう一つ電話番号が作れるサービス、電話とFAXを振り分けるとかプライベートナンバーが欲しいと言う感じで使います、ダイヤルイン契約している方には特にお勧め、全く同じ機能で月300円と安くなっています(ダイヤルインの場合は一番号900円)、但しTAが対応している事が条件で増やせるのは一番号のみとなります。


インターネットの電話料金で悩んでいる場合は、「テレホーダイ・タイムプラス・アイプラン」の3つの選択だと思います、テレホは強いですが深夜のみと言う欠点がありますし深夜の特に11時半頃〜3時位まではインターネットは重くて快適とは言えません、インターネットは頻繁に使うけどそれ程でもないと言う方はタイムプラス、市内電話はインターネットがほとんどならアイプランという感じになります。ただヘビーユーザーの場合はアイプランの3000でも全く足りないんですよね。


マイライン関連

●マイライン
電話会社各社が提供する割引サービス、マイラインとは電話会社選択サービスでNTTを選んでも識別番号により他社も利用可能なもの

例:NTT、KDDI、日本テレコム

●マイラインプラス
マイラインに加えて電話会社固定サービス、識別番号を利用しても選択した電話会社しか利用できません。

どう良いのかは別として、入って置くと色々と得なサービスですので是非申し込んで下さい、無難なのは、やはりNTTだと思います。そこでNTTの付加サービスについて説明します。

●スーパーケンタくん
通常200円/月のサービスだが、マイラインプラスと同時申込で無料、県内市外の通話料が最大40%割引

●ケンタくん5、ケンタくん
スーパーケンタくんと似たような割引サービス、但し無料、マイラインを選ぶ方にはお勧め、ケンタくん5とケンタくんは微妙に違いますので自分に合いそうなサービスを選んで下さい。

電話の事ならコムズ、マイライン受付中


その他の情報

●INSネット64ライト
NTTが提供するISDNサービスで初期費用がかからないサービス、普通は元々あるアナログ回線をデジタルに移行します、新規に回線引く場合はNTTから買う場合72000円(安売り業者から買えば約4万程で買えます)かかりますがその回線購入費用が要らないのが「INSネット64ライト」なのです、但し一般のISDNと比べると多少基本料金が高いと言う違いがあります。

毎月の費用 INSネット64 INSネット64ライト
  住宅用 事務用 住宅用 事務用
回線使用料 2,830円 3,630円 3,470円 4,250円

表にするとこの様になり、ライトは初期費用がかかりませんが基本料金が600円/月程高くなっています、それでも新規に回線を引くような場合は意外とお得だと思います。

●東京電話
通常、NTT以外の電話会社って遠距離は安いんだけど市内は高いという感じなんですが、この東京電話は市内通話料金が3分9円(NTTは3分10円)なんです、遠距離通話も当然別の電話会社よりも安く頻繁に電話を利用する方にはかなり有効ではないかと思います、利用するにはやはり契約が必要で、今の所地域によって利用出来ない場所もあるそうです。

おすすめ!
●フレッツISDN・(旧称:IP接続サービス)

NTTが提供する24時間テレホーダイのサービス、インターネットに24時間繋いだままでいられます、NTTへの料金が4500円(2001/03より値下げするようです)、他にフレッツアイ対応のプロバイダへの契約が必要で、料金が各プロバイダによって違うようですが大体2000円程度、つまりこの計算ですと6500円で常時接続環境が可能になります。※ISDN回線のみ

■対象地域は限られています。
※対象地域は徐々に広がっているようですので、下記の公式HPをご参照下さい

関連するNTTのホームページ
NTT東日本:http://www.ntt-east.co.jp/flets/
NTT西日本:http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/


タイムプラス・エリアプラス・フレッツアイ・NTT商品申込


●フレッツADSL
ケーブルインターネットが普及する中、今やISDNでも遅いと言われる時代になってしまい、NTTが出したサービス、ケーブルテレビより早いようです、アナログ回線での使用になりますのでISDNの方はアナログに戻さないとならないようです

関連ページ
http://www.ntt-east.co.jp/flets/index.html
http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/adsl/

おすすめ!
●ケーブルテレビによる常時接続

ケーブルテレビ局が提供しているサービスでインターネット接続サービスがあるんですが、月5〜6000円程度の固定料金で繋ぎっぱなしに出来る物があります、当然電話料金はかかりませんし接続速度は64kから256k接続なので電話回線の何倍もの速さです、但し使用できる地域に制限があるのが残念です、利用の可否などの詳細はお住まいのケーブルテレビ局へ!。

※常時接続ならどれがいい?
気軽に出来る常時接続と言うと「フレッツISDN・フレッツADSL・ケーブル」になるでしょう、一番安いのでフレッツISDNですが当然一番遅い回線となりますので速さに拘らず安い方が良いという方にお勧め、ADSLとケーブルについては判断が難しい所ですね、自宅の環境で判断すると良いと思います。



●専用線
もし、会社などの複数又は団体でインターネットをかなり利用していて社内サーバーを立てたいとか、月のインターネットの電話料金だけで3万円を軽く超えているような場合は、専用線も考えた方が良いと思います。

OCNやDION(DDI)が提供する低価格専用線は、3万/月からあります。専用線とは常時接続できる回線を一本引いてしまう事です。


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