健康面について

髪は体の一部と考えても良い位の物で、やはり健康でなければ健康な髪は望めません。髪と良く似た組織に爪ががあります。爪も死んだ細胞が繋がって出来ていて、健康状態をあらわすなんて言うのはよく知られている話ですが髪も似たような物です。

但し、だからといって健康になる為に無理な運動をしたり栄養を沢山摂っても逆効果になる場合があります。

やはり適度な運動と食生活。と言っても全身のマッサージや家の中でのストレッチングや数十分の散歩でも有効ですし、食生活も極端に神経質になる必要はありませんが、やはり暴飲・暴食や極端に偏った食生活は禁物ですので、ある程度は気を使いましょう。

全身の血行や代謝を良くする事によってある程度、皮脂(毛穴にある皮脂腺から分泌される油で抜け毛と大きく関わっています)の分泌を押さえる事が出来ます。

睡眠時間はちゃんと取りましょう、人間の体は睡眠する事によって疲労をいやし成長します、髪も同じです。

他にはタバコをすう方、タバコは血流量を下げてしまい、ビタミンCを破壊します。こういうと髪には特に悪い気がしますが、無理して辞めるのも良くないとは思いますが出来れば辞めましょう。

※タバコはヒドロキシルラジカル(人体にとって最も凶悪とされる活性酸素)を直接的に体内に発生させます、ヒドロキシルラジカルはDNAを破壊し、ガンの発生に大きく関与しています。

お酒はアルコールを分解する為に肝臓に負担をかけます、髪の成分(アミノ酸)を作るのは肝臓です、飲み過ぎは当然、体だけではなく髪にも影響します、程々にしましょう。

■身体の為に、最低限、普段から心がける事
油を控えた適切な食生活、就寝前の暴食を控える。
適度な睡眠時間、一日7時間前後。
一日一回、もしくは二日に一回は太陽の下等の明るい場所に出て軽い運動をする。散歩や自転車で十分です。
出来る範囲でストレスを溜めない、ストレスを感じたらリラックス出来る時間を増やす。
自分の能力を理解し、無理な行動をしない。
#健康上の理由で出来ない項目がある場合は行わないで下さい。

健康管理、気にしすぎると逆効果

某医大による7000人規模の調査で、「適正体重を維持する」「7〜8時間の睡眠時間」「朝食を毎日食べる」「間食をしない」など、一見健康によさそうな生活習慣を数多く実践すればするほど血圧が高くなるという結果があります。

これは健康を維持する為に体に悪い事は避け、できる限り良い事をしようと言う意識を、あまりにも強く持ち過ぎると、かえってストレスや緊張状態になる為におきる現象と言われています。

健康を意識する事は確かに大切な事ですが、負担になる程の意識を持つ事はかえって良くないと言う結果だと思います。

あまりにも厳しい「しつけ」の中で育てた子供は、その「うっぷん」を外で発散する為に影では意地悪な子供になっているなど、よく似ていると思います。

軽い運動とストレッチ

人間の体は、どの部分でも使わなければ能力が低下していきます、それが原因で無関係の機能まで低下を招く場合があります。運動と言っても1日数分力まないで行える範囲の物でも十分なのです、当然、普段から特定のスポーツをしている方なら是非続けて欲しいものです。運動で筋肉が使われると成長ホルモンの分泌を促進します。

筋肉には「使わなければ衰える」「適度に使えば発達する」「使いすぎれば衰える」と言う三原理があります。

ストレッチに関して、体が柔らかい=血流が良いと言う事になります、血流が良い事は様々な面で良い事ですし、育毛に関しても頭皮だけマッサージして頭皮の血流を良くしても体が硬いんでは、余り意味が無いと思います。体が硬い人と柔らかい人の違いは筋肉の伸び縮みに違いがあるだけで関節には差は無い為に硬い人でも日々ストレッチを行う事で柔らかくなり得ます。

精神疲労や肉体疲労に軽い運動やストレッチを行う事は疲労軽減の為に効果がありますし、激しいスポーツをするスポーツ選手でもクールダウンと言って、激しい練習の後に軽く体を動かしておくと疲労の回復が早まる為に多くの運動選手が取り入れている模様です。

学校の体育の授業の準備体操などで行った物を1日10〜15分程度でも構いませんので行いましょう、運動も簡単に無理なく出来る物で構いません。軽い運動とストレッチを日々、心がける事で体の代謝機能も改善されます。頻度は個々の体力などに合わせて週1日休みをいれたり、1日おきにするなど休む日も作りながら工夫して下さい。

効果的な運動法

有酸素運動が重要・・・有酸素運動とは、呼吸をしながら行う運動の事を言います、具体的にはマラソンやウォーキング、サイクリング、長距離水泳。体の全身に酸素を運び込みエネルギーの代謝や脂肪の燃焼を良くし、心肺機能(心臓と肺の機能)を強化、それまで運動をしていなかった方やしばらく運動していなかった方なら体調に大きく変化が出てくると思います。時間は1日最低30分〜出来れば1時間、余裕のある方なら2時間以上行っても良いと思います。一般的に言われている事は運動を始めて12分程度から脂肪がエネルギーとして利用され始めるので30分と言う最低ラインを勧めている訳です。

#「一定時間(12〜20分程度)運動を継続する事で脂肪が使われ始める」と言うのは嘘・・・とトリビアの泉(フジTV)で放送されました。確かに私生活でも脂肪と言うのはエネルギーとして常に使われている訳ですから、スポーツで言われている事がどういった理由で言われているのか分かりませんが、有酸素運動を続ける事が脂肪をエネルギーとして使われやすい体にするのは事実だと思います。

注意点:無理はしない、始めは30分より少ない時間でも良いと思います。

有酸素運動の反対に無酸素運動があります、こちらは重量挙げや短距離走など呼吸をせずに行う運動の事を言います。基本的に筋力アップに用いられる運動です。

ウォーキング:なかなか体を動かす機会を作れない方、一駅前(別に二駅でも三駅でも可能でしたら・・・)で降りて家まで歩く、その際は靴は運動靴に履き替えましょう。

サイクリング(自転車):大半の主婦の方が乗っているのは通称ママチャリ(婦人用自転車)という物ですが、もう少し自転車を楽しむ為に作られているスポーツ車がおすすめ、本来山を走る為のマウンテンバイク(MTB)や早く走る為のレース用のロードレーサー、その中間に位置するクロスバイクなどがあります。運動を暫くしていなかった方にとって、急にジョギングをやるのは負担が大きいですし、ウォーキングなら出来るかもしれませんが自転車ですと、スピード・景色の流れ・走れる距離が圧倒的に違いますので、自転車の方が楽しく運動が出来ると感じています。


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