私生活で頭皮に悪影響のある物を使っていませんか?

私生活と髪で一番関係が深い物というとシャンプーとヘアスプレーなどの整髪剤があります。とくにシャンプーは毎日使う物ですのでしっかりと見極めて欲しい物です。

某大手メーカーの有名シャンプー「■●ッ▲」などは原液のマウス実験では数週間で毛が全て抜けてしまい皮膚がただれてしまったなんて言う結果があるくらいです。

一般に店頭で売られているシャンプーは石油を原料とした鉱物油を原料としている物が殆どです。いくら髪をいたわるとか良いイメージを与える言葉が書かれていても、髪に良い成分はほんの少しであとは合成界面活性剤という増量剤で薄めてあるのです。これらは皮膚に油膜をはり皮膚呼吸の妨げをしたり毛穴をふさいだりもします。この様な製品を使えば当然のごとく頭皮の健康を損ないフケや抜け毛の原因になりかねませんし、他にも人体に悪影響のある成分を含んでいる場合があります。

基本的に「■●ッ▲」に限らず合成シャンプーを使えば髪や毛根は弱っていくと考えられています。極端に言うと石油で頭を洗う訳ですから、抜け毛の原因にはなるでしょう。

脱毛の事で皮膚科に相談に行くと、これで頭を洗って下さいと「無添加の石鹸」を渡す所がありますが、こういった理由があります。しかし無添加の石鹸では洗浄力が弱く皮脂や汚れは綺麗に落ちません。

ヘアスプレーなどにかんしても殆どがアルコールを使用しています。アルコールは水分を蒸発させる特性があり特に髪に悪影響です。髪や頭皮を乾燥させ負担をかけます。

何故、ほとんどの企業やメーカーがこのように悪影響がある事が分かっていながら製造販売をするのか、天然成分など良質な材料で作られた製品を作ると値段が跳ね上がってしまい売れなくなってしまう為に、こういった安い化学物質(特に石油系の合成界面活性剤)を原料とするしかないというのが現状みたいです。

#シャンプーや歯磨き粉などの毒性をテストするのに比較的簡単に実験できる為に、シャンプーの水溶液を使って植物(よくカイワレ大根が使われる)の成長に影響するかと言うテストがあるのですが、一般的に良いと言われている物は成長に殆ど影響を与えないものです。当然、粗悪品・安物のシャンプーでは枯れる事が多い。植物の成長に影響を与えないから頭皮の健康や抜毛予防にも効果があるか?と言うのは、直接関係が薄いかもしれませんが、悪い物の場合は生き物を枯らし(死なし)てしまうと言う点で考えれば、やはり関係が無いとも言えないと思います。

市販シャンプーで一番恐いのは・・・

上記の文を見て頂ければ、安価な市販シャンプー・リンスは全てと言って良いほど合成シャンプー・リンスであると分かると思います。その中で最も恐いのは、「ラウリル硫酸ナトリウム、もしくはラウリル系の硫酸塩」という成分です。これは製品の容器の裏側に小さく書かれている表示指定成分の一種で合成界面活性剤を兼ねた発泡剤で泡を立てる役割をします。

このラウリル硫酸塩が、どんな悪戯をするかとは「蛋白質変性作用」という、分かりやすく言うと皮膚を焼いてしまうのです。一回の使用では、ほんとの微量ですが皮膚の表面を焼いて(破壊して)しまいます。いわゆる薬品火傷など言われている物です。こういったシャンプーを毎日使うのは本当に恐いです、頭がかゆくなるという方の原因もこの成分を疑ってよいでしょう。

#美容師の方の殆どが手荒れで悩む原因は、シャンプーやヘアケア製品のタンパク質変成作用による物と思われます(扱う水の塩素による作用も考えられる)。

このラウリル硫酸塩とは、日本で製造されている製品で泡が立つ物には大抵入っています、洗顔・ボディシャンプー・歯磨き粉・・・などなど、市販の歯磨き粉で歯を磨くと磨いた後に、口の中が変になったり、食事をしても変な味になるでしょう? これはラウリル硫酸の仕業で口の中や舌の表面を焼いてしまっているんです。

今の子供達は味覚が鈍感になっている、濃い味が好きでソースや醤油をたっぷりかけないと美味しくないという現象がおこっていますが、こういった物は市販の歯磨き粉も関係しているという説もあります。また小さい頃からこういった製品を使っている子達は体内にそういった物質が蓄積される為、大人になって子供を作ると、家系に無いのにアトピーだったり喘息・アレルギーとか最悪の場合は奇形なんていう事もありますし、現に現在生まれる来る子供の大半はそういう現象に成っている事はみなさんもご存知でしょう。

特に初産の子が、こういう影響を受けやすいそうですが、体内に蓄積された有害性のある物質を一番背負ってしまう傾向がある為と考えられています。

界面活性剤とは?

界面活性剤と言う言葉を何度か使っていますが、洗剤の勉強などをした事がある方は分かると思いますが、一般の方には何の事だか分からないと思います。

簡単に言うと、本来、油と水とは混ぜる事は出来ません、しかし、それを可能にする不思議な成分、とでも思って下さい。

洗剤を例に説明します、皿についた油汚れは、水では洗い流せません。普通誰でも洗剤を使ってると思います。つまり洗剤にには界面活性剤が入っている訳です。界面活性剤が油汚れを浮かせる事で水で洗い流す事を可能にしている訳です。

そこでシャンプーに話しを戻しますと、人間の汚れとは基本的に油です。頭皮の汚れも油です。だからこそ、その油を洗い流す為のシャンプーには界面活性剤が必要なのです。

一般に売られているほとんどのシャンプーに使われている、界面活性剤は合成なのです、いくら植物■●とか天然■●とかあっても、この界面活性剤が合成の物を使用していれば、合成シャンプーなのです。

石油化学合成の合成界面活性剤は、とても危険な成分です。この界面活性剤を安全な物を使用しているシャンプーは、多少高価になりますが、安全面や頭皮の事を考えれば、是非とも安全な物を使いたい物です。

#石鹸シャンプーについて
安全性が高いと評価される石鹸(あくまでも合成添加物などを使用してない純石鹸や添加物の使用を抑えている物)ですが、洗浄能力を失うとカスが出る仕組みになっており、そのカスが頭皮に残る場合がある事や環境悪化などの幾つかの事に問題視されています。汚れや皮脂を洗い流す洗浄力についても不明な点があり、長年安全性が高いからと言う理由で石鹸シャンプーを使ってきた方が、一般の自然系のシャンプーに切り替えたら頭皮がかさぶたの様にボロボロとはがれてきたと言う例がありました。正確に言うとはシャンプーに使用できる界面活性剤で天然の物はほぼ存在せず、残念ながら全て合成と判断しても良いでしょう。日本では石鹸以外は全て合成洗剤(合成界面活性剤)と言われる節がありますが、実は石鹸も化学薬品と油脂を反応させて作る訳ですから素材自体は「合成界面活性剤」になる訳です。そこで何が良いかの判断はもはや個人では不可能に近いと思います。

その他の怖い成分

シャンプーに使用される成分では、まだ怖い成分があります。それは蛍光剤などと呼ばれる成分です。これは髪のツヤを出す為に入れているらしいのですが、そのほとんどが発ガン性が認められています、また1度使用すると絶対にと言って良いほど洗っても落ちないそうです、こう言ったシャンプーを使っていると洗う時点で強力な洗浄力をもつ特に有害な界面活性剤を使用した物が欲しくなると言う悪循環が生まれます。

抜け毛とは直接関係ありませんが香料も怖い成分です。人工合成香料のほとんどは環境ホルモンとして働いてしまうそうです、また天然の物でもその疑いがある物はあるとか・・・、環境ホルモンについては別のページで簡単に説明しています。

水道水のシャワーが抜毛・薄毛を促進

水道局で処理される水には通常塩素消毒が行われていますので塩素からは逃げられない訳ですが、塩素の特性を調べると抜毛には大きく関係しています。飲み水には普通気を使いますので浄水器などを使用するとかミネラルウォーターなどを買って飲んでいる方が多いと思います、実際塩素の入った水道水で米を研ぐだけでも米のビタミンB1は30〜40%減、炊いた場合は40〜70%も減ってしまうという実験結果があります。日本の場合は水道法で塩素殺菌は義務付けられているのですが住宅事情などから濃度がかなり高く設定されている場所もある様です。

・0.1ppm
日本水道法の最低基準(0.1ppm以上)
コレラ菌や赤痢・細菌などは一分間で99%殺菌、善玉菌も死滅
・0.5ppm
金魚やフナ等の小魚は死にます
植物に与えた場合は成長が悪くなります、枯れる場合もあるとか
・1.0ppm
細胞膜か壊される、毛髪や肌を組織するタンパク質は壊され小じわ等の原因に

つまり塩素にはタンパク質(皮膚や細胞)に化学反応して破壊する特性がある訳で、抜毛の原因や髪にダメージを与えているだけでなく皮膚の老化、肌荒れ、乾燥肌などにも関係している訳です。ちなみに多くの奇形児を生み出している枯葉剤も有機塩素系の除草剤です。

通常の水道水をコップに入れて、指で少しの時間かき混ぜると塩素が消えます。これは塩素がタンパク質と結合して分解される為で、皮膚の表面は僅かに破壊されています。これが髪や頭皮で毎日起こる事を考えれば、悪影響があるのは当然と言えるでしょう。

塩素濃度について
0.1ppmとは一リットルの水に0.1mgの塩素が混入されている水で日本では0.1以上になる様に水道法で定められています、ちなみに関東や関西、九州の一部の様な人工密集地域では2.0ppm近い地域もある(夏場は特に塩素の量を増やしている模様)、他でもほとんどの地域が1.0ppm前後の様です。

悪性細菌の殺菌が目的な訳ですが、沸騰させると発ガン性物質(有名な物でトリハロメタン)が増加するなどもあります。

そこで浄水機能付きのシャワーヘッドをお勧めしています、実際に切った髪での実験で塩素の入った水では毛が確実に細くなると言う発表もあり確実に抜毛・薄毛の原因になっています。浄水器機能付きのシャワーヘッドを使う事でスキンケアやヘアケアの効果も上がり、シャンプーを変えた位の効果は出るようです。品質の良い物で大体12000〜15000円位で販売されています。

なお抜毛を気にされないような方でも、家族の事を思うのでしたら使った方が良い様です。
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ノンシリコンシャンプーの見分け方

シリコン系のシャンプーは髪をコーティングし艶やかにする効果がありますが、長期的に考えると頭皮に悪影響を与える可能性が非常に高いと言われています。シリコン系シャンプーは、特別、シリコン入り等と表記されていませんので、どれがノンシリコンなのかとかは分かり辛いと思います。

そこで、ノンシリコンシャンプーの見分け方ですが、、、

「ジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シリル、シロキ、シラン」が含まれない物が、ノンシリコンシャンプーとなります。

なお、シリコン以外のコーティング剤が含まれる製品もあり、特にコンディショナー等で毛先に使用する事を注意書きしている物等では、その可能性があるようです。なお、過剰に気にする程の事でもないとは言われています。

また、パーマ剤やカラー剤の浸透が悪くなるので、該当する方はノンシリコンを使う事をお勧めします。


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