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健康・育毛最前線

育毛や健康に関する最新情報や興味のある情報を紹介しています

「06/2/7」

・大豆イソフラボンの過剰摂取に警告?

骨粗しょう症などに効果が認められている大豆イソフラボン、体内で女性ホルモンと同じ働きをする為に理論上、育毛にも効果があるんではないか?という話もあります。

この大豆イソフラボン、食品安全委員会で1日の摂取量は30mgまでと言う案が出ている。この量は豆腐で半丁、納豆で約1パック分。過剰摂取により発ガン性の危険性の可能性があるとの事。

この発表はサプリメントによる過剰摂取に対しての物で、健康食品業界の半ば誇大広告的な過熱感に警告を発する意味で出されたと解釈していますので、普通に常識的な食事で取る分については、問題は無いと思います。

「05/11/12」

・卵の話

鳥インフルエンザが何かと問題にされていますが、その根底にある物として卵の市場競争による犠牲が絡んでいるんではないかと言う話。

市場で1個10円程かそれ以下で売られている卵は、殆ど身動きの取れないギュウギュウ詰めの鳥小屋で、人工的に餌を与え、排泄物もかなりの量になる。こんな環境では病気になり易い為、薬を使う、飼料にも薬が使われていると言う話もある。

末端流通価格(簡単に言うと一般の人が買う値段)が10円とすると、一体業者が出荷する時の値段は幾らなんでしょうね、この値段では安全性を確保するのが難しいとの事。また、最近では病気に強い品種改良されたニワトリも開発されているとの事ですが、飼育方法等の改善が先に来ないようでは、根本的な解決にはならないような気がしました。

「05/11/2」

・ケイ素の働き(フジ健康情報番組より)

ケイ素はミネラルの一種で、コラーゲン同士を結び付ける役割をします。という事で毛髪にも関係が高いんではないかと思い少し調べてみると、不足すると「髪が抜けやすくなる」とあります。不足時の症状に「爪が割れやすい、動脈硬化の進行、皮膚がたるむ」等があります。血管の材料も殆どがコラーゲンの為に血管の健康にとってもとても重要な成分との事。爪に縦スジが入っていたりするのが不足の信号。

ケイ素を多く含む食品:ホタテ(特に多い)、サザエ、ホヤ、豆類、レバー、玄米、ほうれん草、人参、あわ

また、コラーゲン食材と一緒に取ると美容に効果が高い、その場合は鶏肉がお勧め。

「05/10/13」

・飲む発毛剤、プロペシア日本国内認可受ける

既にニュースなどでご存知の方も多いと思いますが、10/11にプロペシアの国内販売が承認されたとの事。飲む育毛剤として既に世界60ヶ国で販売実績がある、購入には医師の診断・処方が必要で保険の対象外になる、発売元は万有製薬で今年11月末頃の発売を予定。

毛母細胞の増殖を抑制すると言われるDHT(ジビドロテストステロン)を作り出す酵素の働きを防ぐ事で発毛効果を上げる仕組み。副作用に性能力の低下が確認されていますが、DHT(男性ホルモンの一種)の働きを抑えるのですから理論的には、そのまま通るような気がします。

今までは試したり使いたい方は個人輸入で購入するしかなく、個人輸入でも自由に買えるわけですが、使用によりトラブルが起きた場合は、全て自己責任となってしまう為、国内で販売した方が良い選択だと思いました。報道では、1錠250円程度となっていましたので1ヶ月7500円(薬代のみですので、他に診察料もかかると思います)になります。

「05/4/19」

・京都大らグループが毛を生やす大豆を開発、降圧作用持つ物質を応用

卵白に多く含まれるタンパク質の成分を改良し、育毛を促す物質を作ることに吉川正明京都大教授(食品生理機能学)らのグループが13日までに成功したとの事。この大豆には遺伝子組み換え技術が使われている。吉川教授は「安全性が確認できれば、大豆を食べることで育毛や脱毛防止が可能になる」としている。

吉川教授らは鶏卵の白身に含まれる「卵白アルブミン」を構成するアミノ酸化合物の中から、血管を広げて血圧を下げる作用がある「オボキニン」を発見。機能を強めるため、オボキニンのアミノ酸の一部を置き換えて改良した「ノボキニン」を人工的に合成し、オボキニンの約百倍強い血圧降下作用を持つことを確かめた。(4/13)と記事にあります。

ただ、マウス実験では効果が確認されているらしいですが、人間に使った場合、うまく頭の毛だけにって事があるんですかね?一般論的に考えて無いような気がするんですが・・・。頭髪の成長に効果があるけど体毛も濃くなり増える・・・なんて事になったりして。

「05/1/3」

・ココアの効果的な飲み方(TBS健康情報番組より)

何かと健康に良いと言われるココアですが、ちょっとした知識。

リグニンと言う繊維は強い便秘解消効果がある。リグニンは抗酸化物資であるポリフェノールが集まってできた物、リグニンの含有量はココアが圧倒的に高い。通常の食物繊維の場合、便を押し出す力はあるがリグニンは更に腸の洗浄効果がプラスされる、つまり腸年齢の若返りが期待できる。またリグニンには体臭抑制効果も高い(実験で実証済)、便臭も抑える効果有り。その他に殺菌作用があるので虫歯予防・口内細菌抑制(ピュアココアのみ、通常スーパーなどで売っている物は調整ココアと言って砂糖などが混ぜてあり、湯で溶かすだけで飲めるようにしてある)。

テオブロミンという成分はカカオのみに含まれる。テオブロミンは体の末端の動脈を拡張(血管を広げる)するので毛細血管の血流もUPして冷え性に良い。傷等の治りを促進する効果も若干認められているらしく、病院の食事に出している所もある。細胞の活性化を計り美肌効果がある。

そこで、最高に良いココアの飲み方(とっても簡単!)=オリゴ糖を小さじ1杯程度混ぜて飲む、これで劇的に腸年齢が若返るとの事。オリゴ糖とは胃や腸で吸収されず大腸まで届き、ビブィズス菌の餌となり菌の量を増やします。オリゴ糖はスーパーや薬局で買えます、但し摂取量はきちんと守り過剰摂取には注意、通常小さじ2杯程度まで。

一言:有り触れた内容と思いきや、メ○○セ○カのココアのスポンサーが付いていました。決してスポンサーの商品を勧める番組を作るのが悪いとか言うつもりはなく、むしろ内容的に濃く、良い事だと思います。

「04/12/14」

・毛根増やすたんぱく質を解明(ライオン)

血管形成などの働きを担っているたんぱく質「エフリン」に、毛根を増やしたり頑丈にしたりする働きもあることを、ライオン生物科学センターなどが解明し、12月6日発表した。毛根の数を増やすたんぱく質が見つかったのは初めて。新しい育毛剤の開発につながると期待している。

これって下の方(03/09/12)に書いたイノベートの事だと思うんですが、研究が更に進んでいるんですかね? 記事によると、生まれたてのマウス実験ではエフリンの皮下注射により、毛根の数が生後6日では通常の1・4倍、同12日では1・3倍に増えた。しかも、毛根が皮膚の深い位置で形成され、直径も大きく、抜けにくくなっていた、との事です。今後成長したマウスで同様の効果が出れば、より強力な育毛剤開発に繋がるようです。

「04/12/13」

・ニンニクから新発見されたアホエン

ニンニクに含まれるアホエン、血液・血管を綺麗にする為、強力な血栓予防・動脈硬化予防効果や活性酸素除去による抗がん作用が確認されている。摂取方法は非常に難しく、生のニンニクには含まれず100度以上の高温で熱すると壊れる為に含まれない、つまり調理した物は駄目と言う事になります。

低温で調理し、脂溶性の為、油と一緒に取ると良い。ちなみに無臭。

確実にアホエンを取れるアホエンオイルの作り方
>油100cc(植物油、出来ればオリーブオイルが良い)、ニンニク2片
>ニンニクはみじん切りにする
>油は耐熱グラスに入れ、水を張った鍋にいれて火をつけ湯せんする。これで沸騰させなければ100度以上になる事は無い
>ある程度、油が温まって来た事を確認したら、刻んでおいたニンニクを油の中に入れて火を止めます
>冷めるまでおいておきますとアホエンが発生しますので、その後、こし器などで油のニンニクを取ります
>アホエンオイルの出来上がり、1日小さじ1杯程度が摂取量の目安。当然、調理に使って加熱しては意味がありませんので、料理の仕上げに使う、サラダのドレッシングなどが良いと思います。

・そばに含まれるレジスタントプロテイン

そばには古くからルチン(動脈硬化、高血圧、心臓病や脳卒中の予防)が含まれ体に良いと言われてきましたが、最近、話題になっているのがレジスタントプロテイン。これは体内で吸収されにくいタンパク質の事で、消化率の低い食品の方が、逆に様々な生理機能において我々の健康にプラスになる事が明らかになってきたとの事です。レジスタントプロテインの効果はコレステロールや中性脂肪値の改善があります。

そばの簡単な知識
1番粉・2番粉・3番粉という物がありますが、これは蕎麦の実のどの部分を使っているかであり、蕎麦の殻を取って芯(中心)の部分が1番粉、中間部分が2番粉、外側が3番粉となります。価格的には1番粉が一番高く、3番粉が一番安い。レジスタントプロテインの量は価格とは逆で、3番粉が一番多く、1番粉が一番少ない。

という事で、安い蕎麦ほどレジスタントプロテインが多いと考えても良いのですが、蕎麦は蕎麦粉と小麦粉を混ぜて作るので、蕎麦粉の比率が低いと3番粉を使用した蕎麦であってもレジスタントプロテインの量は少ない訳です。

そこでレジスタントプロテインが多いであろう見分け方です(あくまでも目安で絶対的な判断にはなりません)
>色が濃い(3番粉は色が濃いです)
>モチモチ感が強い物は小麦粉を多く使っている、歯切れの良い物ほど蕎麦粉が多い
>成分表示で蕎麦粉が先頭に来ている商品(成分表示は含有率が高い順に書かれている)

最近の蕎麦では殆ど無いけど、実はそば殻が混じっている蕎麦はより体に良い、そば殻には食物繊維が多く、栄養価が高い、またレジスタントプロテインの効果を高めます。

(TBS健康情報番組より)

「04/8/5」

・納豆の凄さ!(TBS健康情報番組より)

昔から良いと言われていますので、別に今更という感じもしますが健康上効果的な食べ方など。
最近、発見された成分「ポリアミン」は新しい細胞を作るのに必要な物で、老化を遅らせる効果があり、納豆が含有量がダントツ。ポリアミンは元々体内に存在する物で年齢を重ねる毎に減少する。
納豆菌から出来る「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かす、血栓を溶かす成分を含む食べ物は納豆のみ。
#血栓を溶かす薬を服用している場合はビタミンK2が悪影響を与える場合があるので医師に相談する事。
納豆菌(バチラス)は胃酸などで死ぬ事がなく、100%大腸まで届く、そうなると腸内の悪玉菌が減るので、結果的に乳酸菌などの善玉菌が増えやすい環境となり腸が良い状態になる。ちなみに乳酸菌は胃酸等に弱く腸まで届くのはわずか。(新開発された乳酸菌:プロバイオティクスは生きたまま腸に届く)
混ぜる回数が多いほど、旨み成分のグルタミン酸は増える。但し、体に与える影響は同じ。
納豆を習慣的に食べていると骨密度が年齢に関係なく上がる、地域別の納豆消費量と骨折発生件数は明らかに反比例している。骨は20〜40歳をピークにだんだんと減っていくが、骨を強くするのはカルシウムだけでは駄目で、ビタミンK2が必要。ビタミンK2が無いとカルシウムを取っても骨にはならない。納豆のビタミンK2の含有量は他の食物と比べても圧倒的に多い。歳を取って骨が作られる能力が低下してもビタミンK2があると問題なく作られる。
体に良い食べ方は、ビタミンK2・ポリアミン・納豆菌の量が多く活発な、賞味期限ギリギリが良い。但し旨み成分のグルタミン酸は買った時が一番多く古くなると減る。
食べる量は1日1パックで良い、また納豆菌は熱に弱いので、加熱処理をすると納豆菌の効果は無くなる、その為、炊き立てのご飯にかけて食べるのも、あまり良くないとされる。

補足:血液凝固作用のあるビタミンKの含有量が食品の中で圧倒的に多い納豆ですが、脳梗塞等、血管系の病気などで血流を良くする治療を受けている方や抗血しょう作用のあるワーファリンを服用している場合、特に納豆は摂取してはいけない食品とされています。また、恐らくビタミンKの作用による物だと思われますが、体質によって手足の冷え、肩などの凝り、頭痛の症状が出る方がいるようです。

「04/7/22」

・垢の話(TBS健康情報番組より)

意外と念入りに肌の手入れをしているのに、一般の人より脂性肌・毛穴が目立つ・赤らんでいる・シミが多いと言うような人っています。これは手入れによる垢の「取り過ぎ」が原因になっている場合があります。

そもそも垢とは・・・通常、皮膚とは新陳代謝により新しい細胞が中からドンドン出来ていて、古くなった表面の皮膚の細胞が死んだまま皮膚に付着した物です。人体から出る脂・汗・ホコリの混合した物もさします。

垢は皮膚を保護する役割をしているので、取りすぎる事は決して良くない。具体的にどの様に、顔や体を洗えば良いかといえば、手の表面で肌をコスルだけで良く、むしろそれが理想的だそうです。イメージとしては表面の余分な垢だけを落とすという感じです。当然、石鹸などを使っても良い。垢すりタオル等でゴシゴシこするのは特に肌に悪い。

女性の場合、メイクをするので顔のクレンジングを行わないと言うのは非常に難しいと思いますが、若い人の場合、この垢をうまく利用する事で、肌を回復させればポイントメイク(眉・目・口)だけでも十分に過ごせるようになります。

「04/06/13」

・癌になり難くなる為に・・・。(TBS健康情報番組より)

癌の発生に一番関与が高いのが食生活と言われています。通常、現代の生活ではどんな食事をしても発ガン性のある物をとる事になります。例えば魚に含まれる二級アミンと野菜に含まれる硝酸が胃の中で混ざるとニトロソアミンという発ガン性物質が出来る。

亜硝酸等の発ガン性物質を分解する効果を持つ物は「クロロゲン酸」で、コーヒーに多く含まれるので、コーヒーを食後に飲むと良い。

クロロゲン酸を多く含むコーヒーの入れ方:比較的、喫茶店などプロの方が入れる物が多く含まれるのですが、個人で入れる場合は豆は中挽き、はじめは全体にお湯を落として蒸らしてからじれったいほどユックリとお湯を落としていく・・・と言う感じでいれると良い。

その他には果物を1日約400g取ると良い、但し400g取るのは難しいので特に量にこだわって取らなくても習慣的に取るようにすれば良い、また果汁100%のフルーツジュースなんかを利用するのも良い。

ちょっと一言:コーヒーを習慣的に飲んでいると大腸癌の発生率が著しく下がると言うような臨床結果があったりするのは知っていましたので、コーヒーに抗癌作用があるのは事実だと思います。しかし、カフェインは麻薬と言っても良いような物で、その毒性は無視する事は出来ません(カフェイン中毒は馬鹿に出来ない)。この番組ではコーヒーメーカーのスポンサーが付いているようでしたので、その関係で、このような特集が組まれたのかな?と思いました。

「04/06/03」

・皮脂の分泌を抑えるお茶(TBS健康情報番組より)

皮脂の過剰分泌といえば、抜け毛を気にする方はかなり気になることではないでしょうか?
皮脂の過剰分泌の原因は色々とありますが、その中でお菓子など甘い物(砂糖を代表とする単一炭水化物と呼ばれる種類)をたべることが原因になる事がありますが、これはとり過ぎた糖質が脂肪に変換され皮脂を大量に作ってしまう、糖質の代謝に必要なビタミンB群も浪費される為、ビタミンB群も不足してしまうと言う悪循環に陥る訳です。

クミスクチン茶・・・別名:薬草茶と呼ばれる沖縄で栽培される野草の事で、それをお茶にした物です。ロズマリン酸を多く含み糖を分解する効果がある、更に脂肪の吸収も防ぐ為に、このお茶を飲んでいると皮脂の過剰分泌を改善するのに非常に良い。

クミスクチン茶が手に入りにくい場合は、ロズマリン酸の含有量は1/10と劣りますが、シソの葉にも含まれる。

「04/04/23」

・弱った腎臓を回復させる(TBS健康情報番組より)

腎臓とは脊椎動物の泌尿器官。血液中から窒素代謝産物などをろ過し尿を生成する臓器。尿管を通じて、これを膀胱に送り体外に排出する事で、体液の組成・性質を一定に保つ役割を持つ(広辞苑より要約)。簡単に言うと体内のフィルター(濾過装置)ということです。

腎臓の働きが低下すると、血液や体液に老廃物が貯まり易くなりますので、当然、体調不調になります。具体的には「体がだるい、食欲不振、気分が優れない、記憶力低下、周りからボーっとしていると言われる、血圧が高くなる(腎性高血圧)、貧血が進む(腎性貧血)、体がむくむ(浮腫)、浮腫のため体重が増える」等の症状が出ると言われています。

腎臓機能を回復させる成分:コンカナバリンA
この成分を多く含む食品はあまり無いらしく、「刀豆(ナタマメ)」に比較的多く含まれるそうです。医学的な根拠は無いらしいのですが、臨床的な試験で多くの結果が出ているとの事です。ナタマメは福神漬け(カレーライスなどの横に少し添えられている漬物)に入っていますが量が少ないので、もう少し積極に取りたいという場合は「ナタマメ茶」と言う物が販売されていますので、そちらがお勧め。自分でナタマメを買ってきて炒って挽いて自分でお茶を作っても良いとの事。但し、ナタマメには強い成分が含まれているため、何度もアク抜きをしなければ食べられませんので、そのまま食べるのは避けて下さい。つまり、お茶にするのが一番、コンカナバリンAは熱に強いのでお茶にしても破壊されずに摂取が可能です。

「04/1/16」

・脂肪肝に良い食べ物(TBS健康情報番組より)

酒飲みがなり易く、若い人にはあまり関係ないと思われがちですが、最近では食生活の変化で若い人でも脂肪肝の人が多いそうです。肝臓の働きが弱ってくると、疲れやすくなったり疲れが取れ難くなったりと、いろいろと生活に影響します。特に甘い物や高脂肪食を好んで食べる人がなり易いと言われています。

・肝臓に良い食べ物

しじみ:古くから言い伝えのように肝臓にいいと言われています。タウリンを多く含み胆汁の排泄を促し肝臓の解毒作用の活性化をさせる働きがあります。みそ汁にしても、きちんと実を食べましょう。

ゆば:特にコリンが多い、コリンは肝臓に貯まった脂肪を、水分と混ざり合うようにして排出する作用がある。豆乳を熱した時に上に膜として出来た物が湯葉ですが、この作り方で湯葉にコリンが凝縮される。

「03/12/12」

・冬の落込みを乗り切る為に(TBS健康情報番組より)

冬って何かと気分が滅入ったりしますが、これはきちんと根拠があって日照時間が減ると体内のセロトニンが減少する為で、冬になると軽い鬱(ウツ)になる人が多いらしいです。セロトニンは落ち込んだ時に自分自身を励ましてくれたりする役割を持っています。

セロトニンの原料は・・・トリプトファン(アミノ酸)、ビタミンB6
この二つの成分の含有量が最も高いのは・・・「ヒマワリの種」です、リスの餌ですね。ナッツ類として売られています。またヒマワリの種をお茶にして飲むのも有効で、ヒマワリの種茶を作る際は100ccに対して10gのヒマワリの種を使います。

また、セロトニンの原料(トリプトファン、ビタミンB6)を比較的多く含む食品は「かつお節、のり、しらす、きなこ、白ごま、パセリ」です、これらをミックスしてふりかけを作ったりしても良いでしょう。

+リズム運動が大切・・・食事療法だけではなかなか効果が出ませんが、少し早めのリズムを取りながら行う運動をするとセロトニンが増加します、手をグーパーするや、まぶたを閉じたり開けたりする程度の物でも効果はある、但しポイントは一定のリズムを取りながら行うこと。

・魚の水銀問題

日本でも以前、キンメダイの水銀蓄積で妊婦に悪影響を与える可能性があると発表されました、業者さんは、こんな発表に泣かされたでしょうね。今回、米FDA(食品医薬品局)で、妊婦は魚は週340g程度までが望ましいと言う発表がありました。魚は種類に限らず水銀を蓄積するみたいで蓄積に差はあるみたいですが、特にキンメダイだけが・・・と言うわけではないんでしょうね。それに魚に含まれる栄養素はとても重要な物ですからね。

「03/11/6」

・若ボケを防ぎ、脳を活性化する(TBS健康情報番組より)
近年、電子機器の普及で脳をあまり使わなくてもよくなり、その結果、若ボケなどが急増しています。

脳を活性化する為には?
良く噛んで食べる・・・一口20〜30回噛む、当然、柔らかい食べ物から硬いものまでありますので、食べ物によって噛む回数は変わりますが平均として考えてください。歯の根元が程よく刺激されると脳に伝わり脳の活性化につながる。良く噛むと唾液が出る量が多くなる、唾液中に含まれるNGFと言う物質が脳に良い(NGF=脳の神経を成長させる物質)。ちなみに唾液中には様々な体に良い成分が含まれており、虫歯を予防したり胃腸を丈夫にする物も含まれる。

これらを踏まえて、私なりに良いんじゃないかと思った事は食後に「キシリトールガム」を噛む事、歯の再石灰化効果があるので虫歯の予防に役立ちますし、噛む事で唾液も分泌します。

・唾液に含まれる主な成分

外分泌:ムチン(食物を嚥下(エンカ)しやすくする)、アミラーゼ(デンプンを分解する)、リゾチーム(細菌に抵抗する)、ラクトペルオキシダーゼ(細菌に抵抗する、発ガン物質を減弱させる)、ガスチン(味覚の働きを敏感にする(亜鉛と結合して作用する))、スタテチン(歯を強化させる(カルシウムと結合して作用する))、ラクトフェリン(細菌の発育を抑制する(鉄と結合して作用する))、アルブミン(口の中をなめらかにし乾燥を防ぐ)、IgA((免疫抗体)細菌に抵抗する)

内分泌:EGF(表皮成長因子)「皮膚、歯、口腔粘膜、胃腸、血管などの細胞の増殖を促進」、NGF(神経成長因子)「神経節や神経線維の成長促進」

脳に良い究極の食材・・・「やまぶしたけ」、キノコの一種でNGFの生成を促進する「ヘリセノンD」「エリナシンC」を含む。痴呆症などに特に良い。

「03/09/15」

・みそ汁を1日3杯以上飲む人は乳がんの発生率が40%減少(厚生省発表)
厚生省の発表では大豆イソフラボンが良いとされていますが、味噌は発酵による善玉菌の複合作用もあると思います、仮にイソフラボンだけの効果なら大豆を食べていても同じになりますからね。また骨粗しょう症の予防や更年期障害の軽減にも良いとの事。男性の場合は前立腺肥大や前立腺ガンの予防効果があります。但し、塩分を多く含むので取りすぎは好ましくない。

・肝臓に良いウコンの簡単で効果的な摂取方法(フジ健康情報番組より)
お酒を飲んだ後にウコンを飲むと、肝臓でアルコールを分解する酵素の発生を助けるので肝臓に負担がかからない等、肝臓に良いとされるウコン、ウコンに含まれるクルクミンという成分が作用します。ウコンは英語で「ターメリック」と言いカレー粉の大半の成分なのです。ウコンの含有量としてはインドカレーが一番なのですが、通常のレトルトカレーでも比較的多く含まれているので、「レトルトカレー」を「パン、ヨーグルト」と一緒に食べる事でウコンとイースト菌または乳酸菌の作用で強力な抗酸化物質(テトラヒドロクルクミン)が出来ます、インドでは古くからヨーグルトを入れたカレーをナン(パンの一種)につけて食べる習慣がありますが、この食べ方は非常に理に適った食べ方だそうです。ちなみに乳酸菌は調理程度の熱なら死なないそうです。またカレーに生卵かゆで卵をつける事でレシチンの作用でウコンの吸収率が上がります。

「03/09/12」

ライオン鰍ェ男性型脱毛を遺伝子レベルでの解析に成功

・脱毛部位の毛乳頭細胞の遺伝子解析で、特定の遺伝子(BMP「Bone Morphogenetic Protein;骨形成促進因子」とephrin(エフリン)「血管新生誘導因子」)の発現が低下している事を解析。この遺伝子の発現低下が毛の成長を妨げている事が示唆され、この現象を改善できれば毛周期が正常に戻り、毛の成長を促進できる可能性があるとの事。

・更に「6−ベンジルアミノプリン(サイトプリン)」には、この発毛に関与する遺伝子の発現増加の作用がある事が確認されました。

※以上、ライオン様より頂いた資料を要約して紹介します。これにより、より効果のある育毛製品が開発される事は良い事ですね。

参考リンク:http://www.l-innovate.jp/

「03/08/29」

精神疲労・ストレスを軽減するには(TBS健康情報番組より)

・ラクッコピコリン(快眠ジュース)
一日の疲れがうまく取れないのは、寝つきが悪かったり睡眠が浅いと言うのも関係します、ラクッコピコリンは脳内にアルファ破の発生を促がし、寝つきが悪い人でも素早く睡眠に誘導します。ラクッコピコリンとはレタスの芯の部分を押すと出てくる白い液体の事、この成分が多く含まれるのは韓国料理で使われる「サンチュ(レタスの一種)」で、サンチュの葉を2〜5枚を牛乳(150cc)か飲物とジューサーにかけて寝る前に飲みます、飲みにくい場合はハチミツを大さじ1杯加えて下さい(※幼児にはハチミツは良くないそうなので、幼児に飲ませるには蜂蜜は加えないで下さい)。サンチュが入手困難な際は少し効果は劣るけどサニーレタスでも良い。韓国ではサンチュを食べたら車を運転していけないという位、効果があるらしいです。

・アセチルカルニチン(精神疲労回復物質)
細かい作業などをして精神的に疲れると、この「アセチルカルニチン」が減少します、アセチルカルニチンは体内でグルタミン酸などを作る物質で、この成分が減少した状態では抗ストレス・疲労回復力が衰え、その状態が続くと慢性疲労となり、やがては鬱等の精神病になりかねません。アセチルカルニチンの原料はリチンとメチオニン(必須アミノ酸)であり、リチンとメチオニンを多く含む食物は・・・牛ヒレ肉なのですが、毎日食べるのは難しいですよね?・・・で、とっておきの食物が「アマランサス」、アマランサスは穀物の一種で米一合に対して大さじ1杯程度を混ぜて炊きます、すこし粘性があるらしいです、これを食べていればストレスに対抗する能力が増大しストレス知らずの生活が送れるかも知れない?訳です。また貧血・アトピー・骨粗しょう症の予防にも使えないか研究されています。アマランサスはスーパーでも置いている店はあるらしいですが、なかなか手に入らないような場合は「楽天」で売られていました、それ程高くもありません。


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