健康・育毛最前線
育毛や健康に関する最新情報や興味のある情報を紹介しています
「2013/11」
育毛を促す遺伝子発見 米研究チーム、傷の治癒に効果も
ニュースタイトルのみ引用。胎児期に働くが生後は殆ど動かない「Lin28a」と言う遺伝子を操作する事によって毛の成長を促す事が出来るとの事です。
「2013/10」
毛乳頭細胞で毛を再生=立体的な培養法工夫、移植で―脱毛症治療に期待・米英チーム
ニュースタイトルのみ引用。試験管内で毛が生える所まで成功したとの事です。
「2013/05」
資生堂、毛髪再生医療に参入 5年で事業化
(引用)資生堂は5/29日、カナダのバイオベンチャー企業のレプリセル社と技術提携し、脱毛や薄毛に悩む人を対象とした毛髪再生医療分野に参入する、と発表した。5年後をめどに事業化を目指す。資生堂は日本を含むアジア地域で事業展開する権利を獲得。厚生労働省の承認などに向けて手続きを進める。レプリセル社の再生医療技術は、髪が生えている後頭部から直径約5ミリの範囲で患者の頭皮を切り取り、毛髪の成長に関係するとされている細胞を外部で培養する。その細胞を注射器で患者の脱毛した部分に注入し、発毛を促す仕組み。(引用終)
切り取る部分が植毛より少ないとかで患者への負担が大幅に少なくて済むそうですが、やはり痛いんでしょうね?
「2013/01」
・iPS細胞による脱毛治療
マウスのみでの実験では以前から成功しているようでしたが、人間の細胞を利用しての実験に成功しているようです。
(引用)慶応大医学部の大山学専任講師(皮膚科学)らの研究チームは23日、人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用し、毛をつくったり支えたりする「毛包」を部分的に再生する実験に成功したと発表した。(引用終)
近い将来、自在に髪の毛を再生できる日が来るのでしょうか? 病気や事故で若くして毛を失ってしまった人は早く助けてあげて欲しい気はしていますが、高齢の方が若い人の様にフサフサしているのは個人的に違和感を感じている自分です・・・但し、本人が希望しているのでしたら全然良いと思います。
「2010/04」
・sox21という遺伝子が脱毛に関与
特にキューティクルの生成に関与しているとの事で、ラット実験では、この遺伝子を働かない状態にすると全身の毛が抜けてしまう、、、再び発毛しても一定期間(約25日)経つと抜けてしまう、との事。
ただ、大半の男性の様に徐々に薄くなっていく様な脱毛とは違う気がしますので、これがすぐに薄毛の解決になるとは思えないのが感想です。
「09/05/11」
・唾液成分に発毛効果(シアル酸)
記事一部引用 ・・・ 薄毛で悩む人に朗報?−−名古屋市立大大学院の岡嶋研二教授(55)=展開医科学専攻=と原田直明准教授(41)=同=が、唾液(だえき)に含まれる糖の一種「シアル酸」に育毛効果があることを発見した。美肌効果も確認しており、育毛剤や美容液などの開発に応用が期待されるという。マウスを使った実験成果を3月の日本農芸化学会で発表した。 ・・・ 引用終わり
ドイツの言い伝えに牛に舐めさせると毛が生えるという物があるらしいのですが、それに着目した実験のようです。人の唾液では駄目なのか、、、牛でもどんな牛でも良いと言う訳ではないとか言う様な話もあります。
動物が怪我を舐めて治すと言う行為がありますが(人間でも、そういう行為はあったと思います)、唾液には何かしら回復等を促進する作用のある物質が含まれているのは事実のようですね。
「07/09/03」
・塩分の摂取に関する間違った情報
現状、何かと「減塩」とか「塩分控えよう」などと塩分を取ると、さも健康を害するかのように言われていますが、それは状況によりけりで、その間違った情報を鵜呑みにする事で、かえって深刻な事態に陥るケースもあるとか。
そもそも、体内のナトリウム濃度が極端に低下すると、筋肉や臓器(心臓など)は極端な言い方ですが動かなくなります。
夏場や暑い時期、スポーツを好んでする方などは、汗を大量にかき、汗と共に塩分を放出しますので、水分だけではなく、食事や別の方法で意識的に塩分を取る必要があります。
特にスポーツ時に筋肉が攣(ツ)りやすい場合、塩分不足を疑ってみるのも必要かと思います。また、運動後に頭痛がするのは、ほぼ塩分不足と言ってもよいと言われています。
「06/04/22」
・白髪染めで毛が抜け落ちたと被害者が花王を提訴
白髪を染めるため毛髪着色料を使用した「直後」に頭髪がほとんど抜け落ちたとして、奈良市の50代の男性会社員が20日までに、製造元の「花王」を相手取り、計約440万円の支払いを求める損害賠償訴訟を奈良地裁に起こした。原告側は「皮膚科の医師は頭皮に毛髪着色料による皮膚炎を生じたと診断している」と主張。06/04/21
との事。
髪が抜けた原因が染毛剤による物というのは、ほぼ確実だと思いますが、裁判の結果がどうなるかは分かりません。
この状況と同じような相談を今までに何件か頂いています。
-外国(インド)のメーカーが分からない脱色剤を使用したら数ヵ月後に髪が所々抜けてしまった。(大学生)
-パーマをかけたら、全毛脱毛になってしまった。(比較的、高齢の方)
-トレッドヘアにしたら、髪がスケスケになるほど薄くなってしまった。(若い方)
等など。
ただ、毛染にしても脱色・パーマにしても、それを使う方が全員同じ症状になる訳ではありませんし、むしろ、こういった症状は稀なケースと思うんですが、当事者の方にとっては大変お気の毒な事だと思います。