ライブスチームの運転


1.はじめに  (H27.11.7掲載)

  石炭焚きのライブスチームの運転はOS製クラウスがはじめてでした。30年以上前のことで、唯一の教科書は 製品に添付された運転説明書でした。今は便利な着火剤が売られていますが、当時は無く、ガスコンロに 金網をのせ、その上に木炭(消し炭)をのせて着火し、火が着いたところで、金網ごと屋外に運んで、焚口から 入れようと・・・。しかし、クラウスの焚口が小さくて、木炭が入らずやり直した上、 燃料屋で購入した家庭用石炭(今はホームセンターで豆炭を販売しているくらいですが、当時は燃料屋さんで石炭を販売していました)を投炭する。 しかし、蒸気アップのやり方が分からず、なかなか蒸気圧は上がらず、やっと上がったと思ったら、 ボイラーの水が少なくなってしまい、ハンドポンプで給水する。すると今度は圧力が下がってしまう。 こんなことの繰り返しでいつまでたっても出発できず、何度やっても同様でちっとも楽しめない。

OS製クラウス
OS製クラウス


  それから20数年後、現在所属する倶楽部のメンバーと出会い、メンバーの方々からアドバイスしていただき、 ようやく何とか石炭焚きライブスチームを運転できるようになったので、アドバイスしていただいたメンバーの方々と、 貴重な機関車を運転させていただいたオーナーであるメンバー方々への感謝の気持ちを込めて、 私の運転方法を紹介させていただければと思います。
 しかしながら、私の行っている方法が唯一の方法ではありませんし、 もっと良い方法があろうかと思います。例えば、オガ炭を使う方法は最近知ったばかりで、石炭とは違って、 ユニークな燃料で、今後、勉強したいと思っています。まだまだ、分からないことがたくさんあります。 知れば知るほどライブスチームの世界の広さ・深さを感じ、これでは一生経っても自分一人の手では解明しきれそうにありません。
 このホームページをご覧の皆さまにご笑覧いただき、アドバイスしていただければ幸いです。
 どうぞ宜しくお願い致します。


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