ライブスチームの運転


10.運転時の身なり  (H27.11.12掲載)

 ライブスチームを運転する時の身なりについて、考えてみます。安全性、快適性に配慮し、 頭から足までの全体について考えてみます。

・頭(帽子)
 ひさしがある帽子を被りたい。帽子を被ることにより、身や気が引き締まりますし、夏場は熱中症予防にもなります。

・顔(ゴーグル)
 ゴーグルは、目に石炭の粉などの煙突からの飛散物が入るのを防止してくれます。ただ、左右がやや見えにくくなるのが気になります。 私はメガネをかけているので、あまり使いたくなくて・・・。

・首(タオル)
 夏場の蒸機の運転は暑い。水に濡らしたタオルを首に巻きたい。最近はポリビニル?の素材のものがあり、 水に濡らして首に巻いています。乾いたらもう一度水に濡らします。

・上着(作業服)
 煙突から火の粉が飛んできても、燃えにくい素材のものとしたい。石油系素材だと、少し触れただけで、 すぐに服に穴が空きます。私は綿100%の長袖の作業服を着用します。たとえ暑くても袖は腕まくりせず、 また、首あたりまでチャックをキチンと閉めます。気が引き締まって良いです。

・手袋
 以前は軍手をしていましたが、汽笛を鳴らした時に弁から漏れた蒸気の熱湯が染みこみ、熱い思いをしました。 やけど防止には溶接用がいいのでしょうが、ごついし、大きくて、バルブ等の操作がやりにくいです。 皮製がいろいろありますが、皮が厚いと操作性がよくなく、薄いと熱いしと、満足できる製品がみあたりません。
 メーカーの開発に期待しています。
  <要件> 熱が伝わりにくいこと。熱湯を通さないこと。やわらかいこと。

手袋
作業用品店で購入した革製の手袋です。今一歩です。

・ズボン
 作業服と同様に、燃えにくい素材で、汚れを気にせず、動きやすいもので、もちろん長ズボンが良いと思います。 私は綿100%のGパンをはきます。夏は涼しく、冬が暖かく、汚れも気になりません。 もっとも、油や煤で汚れることを気にしていては、蒸機の運転はできません。 むしろ、 ”顔が黒くなるのは勲章” だと思うくらいでないと、ストレスがたまります。
 ミニSL大会に行きますと、実物同様の上着、ズボン着用の方がいらっしゃいます。素材は綿なのでしょうか?  着心地はいかがなのでしょうか? 伺ってみたいと、思います。

・足
 靴下をはきます。靴は安全靴が良いと思います。 以前はスニーカー・運動靴を履いていましたが、 倶楽部のメンバーの方のマネをして安全靴を履いています。軽量で安価なものがあります。 足先に乗用台車等の重量物が誤って載っても保護され、安心です。スリッパや、つっかけは危険です。

・その他
 所属する倶楽部のルールで、写真付きの名札を胸に着用します。身分がはっきりし、第三者たるお客様に対して、 身が引き締まり、責任ある対応を心がけます。 私の名前はある芸能人の名前と同姓同名なので、あるとき、運客していたら、 私の名札をご覧になったお客様から「〇〇〇〇さんと同じ名前なんですね!」と言われました。 しっかりと名札をご覧になっておられる証拠ですね。


トップページへ戻る