ライブスチームの運転時、蒸気圧を低下させないように、かつ、ボイラーの水も最低限水面計に見える範囲とするよう
気をつけているのですが、1〜2時間連続して運客する場合、ときにはそう上手くいかないことがあります。
OSコッペルの場合、蒸気圧は最低限3s/cm2はないと走れないので、圧力計の針が3s/cm2
より下になったらピンチです。こんな時にどう対処したら良いか? ”駅で停車して圧力が回復するまで待つ” でも、多くのお客様が乗車待ちをされていると、恐縮してしまいます。そこで、こんな場合に備えて特効薬を準備 しています。私は走行時はウェールズ炭を使用していますが、このピンチの時はウェールズ炭ではなく、 特効薬を使います。 私が使う特効薬はスチームアップ時と同様、「太平洋炭」を使います。倶楽部の メンバーには、こちらもスチームアップ時と同様、「灯油漬けの木片」を使われる方も いらっしゃいます。 火室内に投入すると、「太平洋炭」も「灯油漬けの木片」も直ちに炎を出して燃えてくれます。ウェールズ炭では こんなふうには燃えてくれません。 但し、投入量が少ないとうまくいきません。OSコッペルでは、「太平洋炭」なら大きさにもよりますが4〜5個ぐらいが適当です。 「灯油漬けの木片」の場合、同じ容量くらいかと思われます。 ウェールズ炭の容器とは別に小さな容器に「太平洋炭」を入れて、常時保持しており、
イザという時に4〜5個使用します。常時は使用しませんので、小さな容器で充分だと思います。 灯油漬けの木片です。ビンからピンセットで取り出して使用します。
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