ライブスチームの運転


247. 乗用台車の修理 (OS AT-67トラックキットの組立て)   (その9)  (H30.2.3掲載)

  (その8の続きです)

AT-67
写真の左側の新しいAT-67トラックへの速度計のセンサーの取り付けが完了しました。 次に板カプラー)を付替えます。


AT-67
板カプラー()を付替えました。 このあたりの仕様は変更ないようで、すんなりと付替えが出来ました。


AT-67
速度計のセンサーと、板カプラーの新しいAT-67トラックへの付替えが完了しましたので、 カーボルスターに取り付けます。 スラストベアリングをベアリングワッシャーで挟んで、ボギーボルスターの中心円に、はめ入れ、 次に、ボギーボルスターの反対側から、カラーとワッシャーをはめて、 キャップスクリューを六角レンチ()で回して、取り付けます。


AT-67
小さな木ネジをプラスドライバー()で回して、 速度計のコンピュータを乗用台車に取り付けます。


AT-67
乗用台車を裏返して、 速度計のコンピュータとセンサーを結ぶコードが垂れ下がらないよう、 極細い金属線(内)でサイドフレームに留めました。


AT-67
乗用台車を表に戻して、コードの余長をコンピュータの下のブラケットの周囲に巻きつけ、 極細い針金()で、束ねました。


AT-67
完成しました。乗用台車の右側は、これまでのAT-67トラックです。


1回目のテスト走行
AT-67
完成から約1か月後、乗用台車をテストする機会が、やってきました。 ところが、現地で速度計のコンピュータを見ると、何も表示していません。 なんと、電池切れのようです。速度計のテストは出来ませんが、乗用台車を走らせてみることにします。 写真はスチームアップ中の写真です。  →→→ テストの結果は良好です。問題ありません。


2回目のテスト走行
AT-67
後日、速度計のリチウム電池を交換し、二度目のテストに臨みます。 いつものように、まず乗用台車を裏返して、車輪まわりや、ブレーキのテストを行います。 すると、車輪を回してもシャフトが回りません。車輪とシャフトを固定する、 セットスクリューが抜け落ちているのです。 他の車輪も調べてみると、3ヶ所ありました。前回のテスト走行時に抜けたものと思われます。


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アップしてみます。 ここに()あるはずのセットスクリューがありません。


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テストは行うことにし、OSコッペルのスチームアップを開始します(写真は午前中の走行を終え、昼休み中の写真)。


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OSコッペルのスチームアップが完了し、走り出しました。 さっそく、速度計を見ると、3.4km/hと表示しています。


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前の写真撮影の数秒後です。速度計は、4.0km/hと表示しています。


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速度は、刻々と変わっていきます。只今、3.8km/hと表示しています。 速度計のセンサーのセンサーラインが、 ホイールマグネットの中心の位置から少し離れていますので、 チャンと感知するか心配でしたが、どうやら大丈夫そうです。 なお、速度表示の下に時刻を表示しています。只今、10時57分です。


AT-67
帰宅後、これまでのAT-67トラックからセットスクリューを外し、抜け落ちた車輪に、今度はしっかりと、しめておきました。 はじめは、OSさまにセットスクリューを注文しようと考えましたが、これまでのAT-67トラックから外して流用することに気づきました。 平成29年6月17日(土)の故障発生以来、半年かかって、ようやく修理完了しました。 これからも、しっかりと運客します。安全第一で!!!。
 


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