(その8の続きです) 写真の左側の新しいAT-67トラックへの速度計のセンサーの取り付けが完了しました。
次に板カプラー(↓)を付替えます。 板カプラー(←)を付替えました。
このあたりの仕様は変更ないようで、すんなりと付替えが出来ました。 速度計のセンサーと、板カプラーの新しいAT-67トラックへの付替えが完了しましたので、
カーボルスターに取り付けます。
スラストベアリングをベアリングワッシャーで挟んで、ボギーボルスターの中心円に、はめ入れ、
次に、ボギーボルスターの反対側から、カラーとワッシャーをはめて、
キャップスクリューを六角レンチ(←)で回して、取り付けます。 小さな木ネジをプラスドライバー(→)で回して、
速度計のコンピュータを乗用台車に取り付けます。 乗用台車を裏返して、
速度計のコンピュータとセンサーを結ぶコードが垂れ下がらないよう、
極細い金属線(□内)でサイドフレームに留めました。 乗用台車を表に戻して、コードの余長をコンピュータの下のブラケットの周囲に巻きつけ、
極細い針金(→)で、束ねました。 完成しました。乗用台車の右側は、これまでのAT-67トラックです。 1回目のテスト走行
完成から約1か月後、乗用台車をテストする機会が、やってきました。
ところが、現地で速度計のコンピュータを見ると、何も表示していません。
なんと、電池切れのようです。速度計のテストは出来ませんが、乗用台車を走らせてみることにします。
写真はスチームアップ中の写真です。
→→→ テストの結果は良好です。問題ありません。 2回目のテスト走行
後日、速度計のリチウム電池を交換し、二度目のテストに臨みます。
いつものように、まず乗用台車を裏返して、車輪まわりや、ブレーキのテストを行います。
すると、車輪を回してもシャフトが回りません。車輪とシャフトを固定する、
セットスクリューが抜け落ちているのです。
他の車輪も調べてみると、3ヶ所ありました。前回のテスト走行時に抜けたものと思われます。 アップしてみます。
ここに(←)あるはずのセットスクリューがありません。 テストは行うことにし、OSコッペルのスチームアップを開始します(写真は午前中の走行を終え、昼休み中の写真)。 OSコッペルのスチームアップが完了し、走り出しました。
さっそく、速度計を見ると、3.4km/hと表示しています。 前の写真撮影の数秒後です。速度計は、4.0km/hと表示しています。 速度は、刻々と変わっていきます。只今、3.8km/hと表示しています。
速度計のセンサーのセンサーラインが、 ホイールマグネットの中心の位置から少し離れていますので、
チャンと感知するか心配でしたが、どうやら大丈夫そうです。
なお、速度表示の下に時刻を表示しています。只今、10時57分です。
帰宅後、これまでのAT-67トラックからセットスクリューを外し、抜け落ちた車輪に、今度はしっかりと、しめておきました。
はじめは、OSさまにセットスクリューを注文しようと考えましたが、これまでのAT-67トラックから外して流用することに気づきました。
平成29年6月17日(土)の故障発生以来、半年かかって、ようやく修理完了しました。
これからも、しっかりと運客します。安全第一で!!!。
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