(その6の続きです) スチームアップが続いています。 焚いている石炭です。練炭を割ったもののようです。
試しに使用されているのですが、ボイラー蒸気圧がなかなか騰がらず、どうやら模型蒸気機関車には不向きなようです。
いろいろな石炭・燃料を試してみて、使える燃料を見つけ出すのも、
面白いと思います。
私は以前、百均ショップの豆炭を試してみましたが、
不向きでした。 残念ながら、本日の走行は、見送りとなりました。 まず、火を落とします。完全に火を落としたら、次にボイラーの水を抜きます。 ボイラーの煙管を掃除します。煙室の前面全体が外せますので、掃除がやり易いと思います。 煙管の他に、煙室内も綺麗に掃除しておきます。
なお、吐出管/ブラストノズル、ブロアノズルに灰などが入らないよう、
注意するといいと思います。 オーナーさまが、煙管掃除や後片付けをされている間、各部を見てみます。
写真は、蒸気ドーム上の安全弁と汽笛です。 非公式側の最後部です。写真右側の車輪が従輪で、
写真左側が次位に連結した乗用台車の車輪です。 機関車と乗用台車は、朝顔形の連結器で結ばれています。 公式側の煙室付近です。大きな製造銘板が取り付けられています。 非公式側の製造銘板です。
「THE BALDWIN LOCOMOTIVE WORKS PHILADELPHIA 60874 U.S.A. JUNE.1929」とあります。
実機は1929年(昭和4年)6月に製造されたようです。約90年前です。 今回は、残念ながら走行に至りませんでしたが、次回の運転を期待しています。 きっと可愛らしい汽笛を鳴らして、お客様を乗せて、元気に走行することでしょう!!!。 |