(その1の続きです)
クラウスの組立説明書を見ると、ウォータータンクの上面を前方から100mm、
後方から40mm切り取るよう記載があり(写真の左下に図が掲載されています)、それに従って、切り取りました。
但し、前方は少し短くしました。
ウォータータンクをサイドタンクの中に入れました。
タンクの後方下部に、
ブッシュをネジ4本で取り付けました(□内)。
タンクの外側からオネジを入れて、タンクの内側にあるブッシュのメネジに入れるのに、
ちょっと苦労しました。(写真は、タンクが上下反対になっています)
次に、上部内側にアングル(□内)を取り付けるところで、
問題が発生しました。
サイドタンクの横側からオネジ(4本)を入れて、サイドタンク内側のアングルのメネジに入れるのですが、
高さが合わないのです。アングルをもっと下げないと、ねじの位置が合わないのですが、
ウォータータンクが邪魔して、下げれないのです。仕方がありません。
サイドタンクからウォータータンクを取り出して、上部を少し切り取りました。
そして、上部内側にアングルを取り付け、一旦取り外した、ブッシュも再度、取り付けました。
次に、上部外側にアングルを取り付けようとしますが、
上部内側と同様、ねじの位置が合いません(↑ ↑ ↑ ↑)。
アップしたのが右側の写真です。穴の中に白っぽくみえるのがアングルで、
メネジ(〇内)が少し高い位置にあります。
上部内側にアングルを取り付ける前に、上部外側も位置が合っているか、確認しておけばよかったのですが、
あとのまつりです。
仕方ありません。ウォータータンクの上部外側も切り取るため、
上部内側のアングルと、再度、取り付けたブッシュをまたも、取り外します。
そして、ウォータータンクの上部外側も切り取り、ようやくアングルの取り付けを完了しました。
やれやれです。
ウォータータンクを組み込んだ、サイドタンクを機関車に取り付け、
キャブサイドパネル、キャブフロントパネルを取り付けました。
そして、屋外に持ち出し、サイドタンクに水を入れて、漏れがないか、確認します。
ブッシュのあたりから漏れがありますが(→)、僅かなので、
これでよしとします。
両側のサイドタンクの水を抜き、スプレーオイルを吹き付け、
最後にキャブルーフを取り付け、修理完了しました。
OS製コッペルのシリアル番号
クラウスの修理が完了しまして、
次に”模型ボイラー検査カード”をOSさまに注文しました。
コッペルの分を含め、2枚です。すると、OSさまから、「カード発行の際、
シリアル番号が必要」とのメールをいただきました。
メールによりますと、コッペルは新旧2種類あるそうで、
旧(ボイラー番号無し)は、左フレーム後方に楕円銘板があり、その近くに3桁のシリアル番号が、
刻印してあるとのこと。
新(ボイラー番号有り)は、シリアル番号とボイラー番号の両方が刻印されてあり、
同じく左フレーム後方に楕円銘板近くに3桁のシリアル番号が刻印してあるとのこと。
早速、調べてみると、私のコッペルは旧(ボイラー番号無し)のようで、
左フレーム後方の楕円銘板の下に刻印がありました(↑)。
この写真では見づらいのですが、前の持ち主の方から、”模型ボイラー検査カード”を受け取っていたので、
カードに記載されている、シリアル番号からも確認できました。
OS製クラウスのシリアル番号
クラウスは、ボイラー番号が無い時代で、
左側フレームにある楕円銘板近くにシリアル番号が刻印してあるとのこと。
そして、シリアル番号は3桁の数字またはkから始まる3桁の数字とのこと。
調べてみると、写真のとおり、k173でした。
そして、判明したシリアル番号をOSさまにメールで連絡しました。
OS製コッペルの模型ボイラー検査カード
平成31年2月17日(日)、OS法隆寺運転会において、OSさまからカード2枚を受け取りました。
写真はコッペルのカードです。往復はがきになっており、往信と返信があり、
往信は小型蒸気機関車製造者協会用で、返信はユーザー用です。
機関車名、ボイラー形式、ボイラー材質、
設計者/製造者、完成年月日、識別番号、初回検査時(完成時)と最高使用の圧力は記載されています。
完成年月日の記載があるのには、ちょっとびっくりしました。OSさまに記録が残っているようです。
OS製クラウスの模型ボイラー検査カード
こちらは、クラウスのカードです。
往復はがき2枚共、所有者名と所有者の住所を記載して、郵便ポストに投函しました。
返送されてきた、模型ボイラー検査カード(ユーザー用)
数日後、小型蒸気機関車製造者協会から、
ユーザー用のカードが返送されてきました。カードの右下には、小型蒸気機関車製造者協会の印が押印されています。
なお、協会用のカードは、協会側が保管されるものと思われます。
OS製クラウスの修理が完了し、また、OSLSCの会則に従って、ボイラーテストを行い、
模型ボイラー検査カードを所持しましたので、これで、OS法隆寺運転会において、
クラウス/コッペルを持参して、走行する準備が整いました。
法隆寺レイアウトの走行は、コッペルは約12年ぶり、クラウスは約35年ぶりとなります。
チャンと走ってくれるといいのですが・・・。
「それは、あなた次第!!!」と、機関車から言われそうで・・・。
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