所属する倶楽部のメンバーの方々のご厚意で様々な機関車を運転させていただいています。
大変ありがたいことで、そのお礼の気持ちを込めて、私が感じた運転し易い機関車を紹介します。 ○蒸気が良く上がり、よく走る機関車 ・あたり前といえばそうかもしれません。OS製、動輪舎製、技功舎製、タカダモケイ製、 どのメーカー製でも特段の不満を感じたことはありません。また、自作の機関車もよく走ります。 石炭を活発に燃やし蒸気圧があれば、蒸気機関車はちゃんと走ります。 ○圧力計が見やすい。/停車中、走行中 ・火を入れてからは常に監視する圧力計ですから、走行中でも停車中でも見やすい位置に配置したいです。 ○水面計が見やすい。/停車中、走行中 ・圧力計と同様に常に監視しますから、走行中でも停車中でも見やすい方がいいです。 ・サイドタンクやテンダーの水タンクに水面計を付けると、水位が分かりやすいです。が、外観が気になる方には勧められません。 ○軸動ポンプのフィードバックバルブの調整がやり易い。/停車中、走行中 ・フィードバックバルブに手が届きやすいこと。他の機器に誤ってさわってしまう恐れがないこと。 ・水の戻り量が見やすいこと。 ・走行中に給水量を調整できないのでは困ります。 ○ハンドポンプの扱いやすさ。走行中も扱い易い方がいい。 ・走行中は一般に軸動ポンプで給水しますが、ハンドポンプも使いたいときがあります。 なお、ハンドポンプはエマージェンシーポンプともいわれ、とても重要な機器です。 ○加減弁、通風弁、ドレンコック、逆転機の操作がし易いこと。 ・加減弁は実物同様のテコ式の方が格好が良く、ダイナミックに操作できます。でも微調整が難しく、ネジ式の方が微調整がやり易いです。 OS製SUPER−6の運転室
運転し易い機関車です。 ○投炭のし易さ ・焚口戸の開閉が素早くできること。カンヌキはやや扱いにくいです。 ・石炭をショベルで掬い、投炭するまでのやりやすさ。(ショベルを何かにぶつけて、石炭をこぼすことがないようにしたいです。 線路上にこぼすと、乗り上げて脱線する危険性がありますし) ○ブレーキがキチンと効くこと。 ・安全性上、必須条件です。ブレーキの代わりに両足を地面につけて止まるのでは具合いよくありません。 ○汽笛が鳴ること。 ・発車の合図(乗客や運営スタッフへの合図) ・警笛(危険を知らせる。列車が近づいていることを知らせる。運営スタッフに知らせる意味) ○座り心地がよいこと。 ・長時間座りっぱなしで運転すると、腰痛になりやすいです。1周毎(数分毎)に立ち上がって腰を伸ばすと腰痛防止になります。 |