(その1の続きです) ミーティングが終了し、恒例の記念撮影も終えて、戻ってきました。 そして、普段運転している、OS製コッペルと同様、 ブロアバルブとレギュレーターバルブが閉まっていることと、逆転機はミッドギアになっていることを確認します。 おが屑を固めた着火剤を5片程度用意し、1片を焚口に乗せてチャッカマンで着火し、 すぐに火かき棒で火室内に押し込み、 電動ブロアのスイッチを入れ、残りの4片を入れます。 着火剤全部に着火したことを確認し、すぐに太平洋炭を火室の空間の7〜8割程度まで入れて、 焚口戸を閉めました。太平洋炭は、大きさがまちまちですので、 金槌である程度の大きさまでは割ってきたのですが、 あらかじめ焚口から入るか、確かめておきます。 それは、速やかに投炭して、焚口戸を出来るだけ早く閉めたいからです。 大きくて入らないと、焚口戸を開けている時間が、長くなってしまいますので。 なお、公式側のサイドタンクの水槽から水が漏れており、 ミーティング中に空になっていましたので、再度給水しました。帰宅後、修理を要します。 電動ブロアの煙突に差し込む部分は、煙突の内径に応じて、変える必要があります。
クラウスの煙突の内径はコッペルより小さいので、
アダプター(←)を付けています。
アダプターを付けて煙突の内側に差し込みます。
煙突の外側に差し込んだ状態では、
外気を吸い込んでしまい、スチームアップができませんので、
必ず煙突の内側に差し込みます。 コッペルでは、ここ(←)を煙突の内側に差し込みます。
クラウスでは、写真下側のアダプターをかぶせて、ここ(←)を煙突の内側に差し込みます。 太平洋炭の燃焼に応じて、逐次投炭します。
やがて、ボイラーの圧力計の針が上がりはじめました。 ボイラーの圧力が更に上昇し、3kgf/cm2を超えたところで、 ブロアバルブを開けると同時に、電動ブロアを取り外しました。 しばらくして、安全弁が噴きましたので、太平洋炭からウェールズ炭に切り替えます。 燃焼している太平洋炭の上にウェールズ炭を数杯焚いて、 火床作りをはじめます。 そして、同時に出発します。”火床をチャンと作ってから出発する”のが常套手段?かもしれませんがが、 私は安全弁が噴くほど石炭が活発に燃焼し、盛り上がっているときがチャンスと思い、 タップリとウェールズ炭を投炭し、走行を開始しながら火床を作っていきます。 逆転機を前進フルギアにし、シリンダードレンコックのレバーを押して、 レギュレーターバルブをゆっくりと開けていきます。 ブロアバルブは開けたままです。 ゆっくりとターンテーブルに向かい、手前でレギュレーターバルブを閉めて、一旦停止し、 ターンテーブルを回転させて、位置を合わせます。 再びレギュレーターバルブをゆっくりと開けて、ターンテーブルに乗せて、 レギュレーターバルブを閉めて、一旦停止します。 ターンテーブルを回転させて、出庫線の位置に合わせます。 再びレギュレーターバルブをゆっくりと開けて、ターンテーブルから降りて、 出庫線で一旦停止します。 この間、シリンダードレンコックを開けていましたので、 シリンダーは温まっているはずです。 焚口戸を開けて、ウェールズ炭を数杯投炭します。まだ、先にくべた太平洋炭が燃焼していますが、 やがて燃え尽きるでしょうから、多めにウェールズ炭を投炭した上、 ここで、はじめて乗用台車に乗りました。 ここに来るまでは、乗用台車に乗りませんでした。 機関車への負担を極力少なくするためです。 それに火床も出来上がっていませんので。 さー出発です。レギュレーターバルブを開けると、クラウスが走りはじめました。 シリンダードレンコックは閉めました。出庫線から本線に合流する手前で、 本線上の列車が近づいていないことを確認して、本線に出ました。ボイラー蒸気圧の低下は見られません。 本線に出て走りはじめたところで、ブロアバルブを少し絞りました。 ウェールズ炭は強い通風を要する石炭ですので、 圧力計と水面計を注視し、走行中はブロアバルブを全閉した方がいいのか、 それとも少し開けておいた方が調子が良いのかを見極めることとします。 また、フィードバックバルブを開けていると、水が公式側サイドタンクの水槽に戻ってくることを確認します。 しばらく走行したら、更にウェールズ炭を投炭し、火床を作っていきます。 ここまでのウェールズ炭の投炭で、おおかた火床が出来上がってきていると思います。 やがて、乗用台車が地面と接触する地点です。停車しますので、 ブロアバルブを開けて、しっかりと通風を効かせてから、レギュレーターバルブを閉めて、停車しました。 乗用台車から降りて、手で持ち上げて押して、この区間を越えます。 そして、再び乗用台車に乗って、走行します。 走行してみた結果を整理すると、次のとおりです。 ・ハンドポンプと軸動ポンプは正常に動作し、良好でした。 ・ボイラー蒸気圧と水位の維持は、まずまずでした。 ・レギュレーターバルブ回すのが、固かったので、カバーを少し緩めました。 ・後部の排障器のネジが緩んでいました(車での運搬中に緩んだのかもしれません)。 ・公式側のサイドタンクからの水漏れもあり、レイアウトを2周走行すると、水槽の水がなくなってしまいました。 写真は、走行を終えて、戻ってきたところです。 本日の運転を終えて、最初に行うのは火を落とすことです。このレイアウトにおいては、
ターンテーブル周辺のご覧の高架上の線路で行えます。
一般に機関車をターンテーブルに乗せて、ここまで移動してきますが、クラウスは小さいので、
両手で持ち上げて運んで、高架上の線路に乗せました。 焚口からショベルを入れて、石炭をすくって、できるだけ取り出した後、
火格子2個を取り出します。焚口から取り出そうとしましたが、下に落ちてしまい、
火室の下から取り出しました。完全に火を落としたら、ブローダウンバルブを開けて、
ボイラーの水を抜きます。 次に煙室戸を開けて、煙管と煙室内の掃除を行います。 本線を3.5インチゲージのボールドウィンB1が駆け抜けていきます。
オーナーさまはベテランの方で、このボールドウィンB1をオーナーさまのご厚意で運転させていただいたことがあります。
私のクラウスとの記念写真を撮らせていただきました。 走行を終えて、今後に向けた課題を整理してみます。 1.乗用台車が地面と接触することの改善。 2.公式側サイドタンクからの水漏れの防止 →ウォータータンクを新品と交換しましたが、漏れがあるということは、取り付け方に問題があると思われます。 3.長時間運転に向けてのサイドタンクへの給水方法の検討 4.水面計が見づらいことの改善 →水面計のガラスパイプの交換など 「1.乗用台車が地面と接触することの改善。」について、後日、改善しました。
四角柱を取り外し、前部のフットプレートが床板の下に付いていたものを、
床板の上に付け直しました(↓)。 上から見た写真です。(床板の厚さ+フットプレートの厚さ)の分、高い位置になりました。
この乗用台車を組み立てたのは30数年前ですが、間違えて取り付けたのかもしれません。 クラウスと連結してみました。連結はできますが、高い位置になった分、高低差があります。
右の写真の→は、AT−67軽量トラックのボギーボルスターに取り付いている板カプラーです。
フットプレートではなく、こちら(→)と連結した方が高低差は少なくなります。
また、その方が曲線の追従性が良くなるのかもしれません。 この後は、令和元年6月に開催されたOS法隆寺運転会に続きます。 |