(その2の続きです) 水面計のガラスパイプの交換を行っています。
写真は、取り外したガラスパイプと上下のネジです。
ガラスパイプが、こんなに汚れていたとは思いませんでした。
どうして、こんなに黒くなるのでしょうか?。 上下のネジを水洗いしました。
このあたりに(→ →)、Oリングが入っているはずなのですが・・・、
見当たりません。先がとがったもので探してみましたが、よく分かりません。
まさか、”Oリングが入っていなかった???”。そんなことはありえません。 そこで、針金を用意し、雌ネジの真ん中の穴に通しました。
ネジ同士は少し離しました。そして、台所に行き、ガスコンロの火を点け、
針金の先を持ち、2つのネジを火であぶります。すると、煙が出てきました。Oリングが燃えているのです。
ガスコンロの火を消し、ネジが冷めてから、Oリングの燃え残りを除去して、
水洗いしました。この方法が、適切な対処なのかは、分かりません。
以前、OS製コッペルの水面計のガラスパイプの交換時に採った方法です。 新品のガラスパイプです。
ガラスパイプの左右が上下のネジで、ガラスパイプの上下のドーナッツ状のものが、
新品のOリングです。ネジの溝にOリングを入れます。 新品のガラスパイプに交換しました。手に持っているのは、
取り外したガラスパイプです。 新品のガラスパイプには、白を背景に赤のラインが入っており、見易そうです。 次に行うのが、焚口戸の開閉の改善です。
力行中、投炭するため焚口戸ハンドルを引こうとしても、強い通風で焚口戸が引き付けられており、
開けるのに力がいります。そのうちに焚口戸ハンドルの止めネジ(←)が緩んでしまい、
開けられなくなります。
そこで、焚口戸の穴に針金を通して、その針金の穴(↑)に引っ掛けて、開けています。
しかし、穴が小さくて、引っ掛けにくいことと、針金を誤って押してしまうと、穴の部分が火室の中に入ってしまって、
引っ掛けにくくなってしまいます。それを改善します。 焚口戸を取り外した後、従来の針金を取り外しました。
そして、新しい針金を適当な長さに切って、焚口戸に取り付けます。
しかし、適当な穴の大きさにならず、また、左右不揃いの不格好になったりして、数回、作り直ししました。 ようやく、出来ました。
引っ掛ける穴は、大きくて細長くしました。 火かき棒の先端を穴に入れ、手前に引くと、焚口戸が開き、
押すと閉められます。針金を180度ひねりましたので(←)、
誤って針金を押してしまっても、穴が火室内に入ってしまうことはなくなります。 ここまで出来たところで、お風呂場に移動して、水面計から水漏れが無いか、
ボイラーに水圧をかけて、テストしてみました。 ハンドポンプでボイラーに給水し満水にし、
更にハンドポンプで給水し、左側の写真の通り、少し水圧をかけてみます。
すると、右側の写真の通り、水面計から水漏れがありましたので、
上下のネジ(← ←)を少し締めました。
締めすぎると、ガラスパイプが割れてしまいますので、注意して締めました。 次に、公式側サイドタンクからの水漏れの防止を図るため、
ウォータータンクの取り付け直しをします。蒸気ではなく、水であり、圧力がかからないからと思い、
さほど気にせずに取り付けたのが、まずかったようです。
組立説明書でシリコンパッキン(バスコーク)を塗るよう、
指示されているところは、その指示に従いました。 ウォータータンクを取り付け直して、組み立てました。 平成31年4月のOS法隆寺運転会での走行を終えて整理した、 今後に向けた課題の対処状況は、次のとおりです。 課題1.乗用台車が地面と接触することの改善。 対処状況:対処済(前部のフットプレートが床板の下に付いていたものを、 床板の上に付け直した) 課題2.公式側サイドタンクからの水漏れの防止 対処状況:今回、ウォータータンクを取り付け直しをしました。但し、未テスト。 課題3.長時間運転に向けてのサイドタンクへの給水方法の検討 対処状況:1.5リットルのペットボトルを満水にし、 乗用台車の私の後ろに積載することとしました。が、更なる工夫を要します。 課題4.水面計が見づらいことの改善 対処状況:今回、ガラスパイプとOリングを新品に交換しました。 7月と8月は、OS法隆寺運転会はありませんので、9月の運転会に参加させていただき、 実際に走行してみて、課題の解決状況を確認したいと思います。 |