ライブスチームの運転


783. 令和6年1月 OS法隆寺定例運転会 (その1)  (R6.2.25掲載)

 今回は、令和6年1月27日(土)に開催されました、OS法隆寺レイアウトでの定例運転会模様をレポートします。 昨年11月と12月の定例運転会は親戚の法事などのため欠席しましたので、3ヶ月ぶりの参加となりました。 昨年末にOSさまよりOSライブスチームクラブの会員宛にメールで、2024年2月末を以って、 乗用型鉄道模型事業を終了することと、OSライブスチームクラブ廃部のアナウンスがあった影響か、 多くの会員の皆様が参加されました。

 水場です。ここで、ボイラーの水を確保します。 これ(内)を通した水をタンクなどに入れて、 スチームアップ場所まで運びます。よく見ると、ロコ用整水器と書かれています。


 上部に何か付いています。 電気伝導率計とあります。 OSさまにお尋ねすると、”不純物が少ないほど電気抵抗が大きくなり、電気を通さなく、好ましい”そうです。 硬度指示薬ではなく、電気伝導率計で測定する方法もあるのですね。 なお、”純水は、HOに近く、溶解性があるので飲まない方がいい”という説があるようです。


3.5インチゲージ C628です。 私が参加させていただいたとき、必ずいらっしゃる、とても熱心なオーナーさまです。


ボイラー蒸気圧が上がり、火床を整え、出発します。 本線上を見て、列車が近づいていないことを確認して、本線に出ます。


本線走行を開始しました。本日の調子はいかがでしょうか。


スチームアップしていた場所の近くを走行していきます。


この機関車は何度も拝見させていただいているのですが、これまでとの違いがあります。


 それはテンダーに石炭を積載していることです(内)。 これまでは、石炭は積載せず、蒸気圧が低下してきたところで、スチームアップ場所に戻って投炭していたのです。


 
 以前撮影した(2021年11月21日)画像です。 では、”テンダーの次位に連結した乗用台車から、どうやって投炭するのか?。”というと、 焚口戸上のここ()にショベルの先端を引っ掛けて、焚口戸を開けます。 そして、投炭します。 閉めるときも同様にショベルの先端をここ()に引っ掛けて閉めます。


 
 こちらも以前撮影した(2021年11月21日)画像です。 ご覧の通りに、ショベルの先端を引っ掛けて、焚口戸を開閉します。 焚口戸を下に開く作りにした理由は、走行中の投炭のやり易さを考慮したためのように思われます。 実機C62の作りとは異なり、実用性を重視する考えのように思われます。

(その2に続きます)  


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