ライブスチームの運転


812. ”中津川庭園鉄道”さまにお邪魔してきました (その7)  (R6.7.10掲載)

 (その6の続きです)

オーナーさまが運転する、 Wada Works製コッペルの走行が続いています。


運客走行する、倶楽部の定例運転会とは異なり、自分たちだけで、時間も自由に走行できます。 プライベートレイアウトの利点でしょうか。


トラック状の本線()の内側に、 ∞状の線路()があり、 両線路がこの渡り線()で、繋がっています。


サイドタンクの水槽の水が少なくなったので、給水しています。 走行しているのは、この列車だけですので、本線上に停車して、給水しています。


反時計回りに走行しています。 時計回りに走行する場合、この辺りは上り勾配です。


オーナーさまのご厚意で運転させていただきました。


 
 オガ炭(右の画像参照)を焚いています。 火床の厚さが適正になるように焚く石炭と違って、火室内の空間に入るだけ入れます。 また、ショベルで投炭する石炭と違って、手で中に押し込むように入れます。 また、強い通風を必要としませんので、全線がほぼ平坦なこのレイアウトでは、走行中はブロアーバルブは常に全閉でかまわないと思います。
 走行中、ボイラーの圧力計と水面計を常に監視し、適宜フィードバックバルブを開閉調整しボイラーに給水します。 どの機関車でも、この点は同じです。


本日の走行を終了します。


ヤードに戻ってきました。本日は、何km走行したのでしょうか。


最初に行うのは、火を落とすことです。 完全に火を落としてから、ボイラーの水を抜きます。


 火室内のオガ炭をロングタイプのピンセットで挟んで、焚口から取り出しています。 そして、水中に浸けて火を消します。天日でよく乾かして、再利用することができます。

(その6へ戻ります)   (その8に続きます)  


トップページへ戻る