よさみ鉄道倶楽部の令和6年6月定例運転会に、
メンバーの方が入手した5インチゲージ ALICEを持参され、
試運転を行いましたので、その模様をレポートします。 5インチゲージ ALICE
この機関車ALICEの存在を知ったのは、欠伸軽便鉄道さまが出版された本だったと思います。
あらためて、欠伸軽便鉄道さまのHPで確認してみると、同鉄道の24号機として導入されたようです。オーナーさまも、英国から輸入されたそうです。 そういえば、日本のライブスチームメーカーさまから新品の蒸気機関車を購入することは、残念ながらほぼできなくなっていると思います。 天候は前日の予報通り、朝から雨模様です。大雨という訳ではありませんが、止む気配もしなく、 機関車を持参したメンバーの方々は、車から降ろそうか、判断に迷うところです。 さて、この機関車はハンスレットで、
運転室の屋根がありません。日本ではあまり見たことがなく、英国機関車らしいと思います。 メーカーズプレートです。
ハンスレット・エンジン社製のようです。
LEEDSとは何でしょうか?。都市名でしょうか?。 非公式側です。この機関車はB形のタンク機関車で、主連棒は第2動輪に連結しています。
また、アウトサイドフレームのようです。 水タンクはサドルタンクで、ボイラーに覆いかぶさっています。 連結器はねじ式連結器(スクリューカプラー)です。 煙室戸・煙室・煙突は、明治時代に英国から輸入された機関車の雰囲気に似ていると思います。 メーカーズプレートの”1889”は、製造年を表すとすると、明治22年に製造されたことになります。 後方から前方を見た画像です。運転室の屋根は運転のために取り外したのではなく、元から無いのです。 それにしても、何故、屋根を設けなかったのでしょうか?。 雨の日は、機関士と機関助士は、ずぶ濡れになったと思われるのですが・・・。 (その2に続きます) |