ライブスチームの運転


9.タカダモケイ製 5インチゲージのタンク機のこと  (H27.11.12掲載)

 OSさまがライブスチームを発売する以前からのライブスチームメーカーのタカダモケイさん。
昭和52〜53年頃に東京・新宿住友ビルで開催されたライブSL大会において、 多くのタカダモケイ製のタンク機が走行したとニュースで知り、興味を抱いていました。

タカダモケイ

 そうしたなか、所属する倶楽部のメンバーがある日の運転会で、なんと、 そのタカダモケイ製のBタンク機を持ち込みんだのです。 ぱっと見た感じで分かりました。
 OSのコッペル、和田ワークスのコッペル、技巧舎のC20と、大きさはほぼ同じです。 動輪の直径の比は、OSコッペルと比べて、やや大きく感じました。

 ある日、そのBタンク機を運転させていただく機会を得ました。石炭の焚き方は、 普段運転しているOSのコッペルや技巧舎のC20と大きな違いはありませんでした。ボイラー蒸気圧はちゃんと上がりました。
 他社製との最大の違いは、加減弁が他社製はネジ式であるのに対して、レバー式であることです。 回すのではなく、開けるときはぐっと引きます。閉めるときは押し戻します。実物と同じでいい感じです。

 しかしながら、レバー式は微調整が難しいです。スピードが上がりすぎて閉めたら、今度はスピードが落ちすぎて・・・、 しからば、開けると開けすぎたようで、スピードが上がりすぎてしまい・・・。何かコツがあるのかもしれませんが・・・。

 残念ながら、この時の写真や映像はありません。そういえば、タカダモケイ製のライブスチームはインターネット上でも、 見たことがありません。
 もう一度、私の原点の頃のライブスチームが見たくて・・・。


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