レナ−ドの朝 ロバート・デニ−ロ ロビン・ウィリアムズ もしもあなたが目覚めて、30年の時が過ぎていたら? 目覚めたことを後悔しますか? それとも、目覚めたことを嬉しく思いますか? しかもそれが、限られた期間のものとしたら? レナ−ドは目覚めて、そして眠りについた。 レナ−ドがもとの状態に戻って、 他の患者は自分もいずれそうなることを悟って、 何を思ったのだろう。 自分の体が思うようにならなくなって行くのを、 どんなふうに耐えたのだろう? 『アルジャーノンに花束を。』 ただのお話だと思っていたあの話が、 とてもリアルに実感された。 自宅にて。(2000.3.19)