出演 ブラッド・ピット エドワ−ド・ノートン
ヘレナ・ボナム・カーター
監督 デビット・フィンチャー
注意 ネタバレあるので、知りたくない人は飛ばして下さい。
例えば冒頭、ヘリかなんかで、高いところから街を撮り、
だんだん近付いていくのはよくあるけど、
物質の分子かなんかの配列しているところから、
だんだん大きくなって、ピストルになるのは
初めてみた。
前半がとにかくテンポがいい。
一人称ですすむ会話に、付いていけない人もいるだろうけど、
さくさく進む話は、退屈しない。
後半、だんだんわかんなくなってきて、
最後にふっと謎が解けた時、「ははぁーん」
その後も、二人は同一人物というネタを、うまく使ったエピソードは
面白かった。(爆弾の配線を切るところ。とか)
ただ、最後に自殺するのは
読めちゃったし、ビルを崩れるのを二人で見ておしまいと
いうのも、面白くなかった。
凄いなあと思ったのは、最後のシーンで、
エドワード・ノートンの顔が、ブラピの顔だったこと。
役者だわぁ。上司の前で、一人で殴り合い(?)するところも、
迫真の演技。
残念だったのは、これを一緒に見た友達と、その前に
「シックスセンス」を見てたので、なんだか、
最近こんな、「秘密がある」ってのが多いよね、
って感じになっちゃったこと。
面白かったのにな。
京極東宝にて。