ガタカ イ−サン・ホ−ク ウマ・サーマン ジュ−ド・ロー この作品は久々に胸にきた。 泣けたってもんじゃなかった。 絶対にどうすることもできないハンデを抱えたものと、 栄光のレールから、自ら降りたものが協力することによって、 夢を実現する。 どうしても諦められないようなモノを持っている人は、 それだけ強くなり、不可能を実現する。 本気でやって、できないものは何もないと 思わせてくれる、作品だった。 「僕はもう寿命を超えている。」そう言うことが、 あり得る世界、極度に清潔で管理された世界。 でも、そういったものの恐さはあまり感じず、 選ばれた者への憧れ、自分もそうなりたいという気持ちが 伝わる。 そして、もし社会が見放した遺伝子であっても、 見守ってくれる人は、味方になる人は必ず存在する。 「きっと、何か成し遂げるわ。」と信じた母親、 そして恵まれた弟も。最後には、担当医までも、 素敵なことをしてくれる。 本気でやって、できないことはない。 自宅にて。