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飛蚊症とは?
「黒い斑点・影が見える、目を動かすとついてくる。」
このような、状態を
飛蚊症といいます。

見えるためには、目(眼球)の中を奇麗に光
が入っていかなければ、なりません。
左下の図の
赤い線の所を、問題なく光が通
っていけば大丈夫です。

ところが、いろんなことで赤い線の所に
問題が起きると
飛蚊症が出てきます。
特に、多いのは目に詰まってるお水である
硝子体(ショウシタイと読みます)の変化です。

網膜に引っ付いていた硝子体が離れる状態
後部硝子体剥離といいます。60歳以上の
方はほとんど、この状態になってます。近視
の人によっては、
20歳前後でもなります。
この場合は、心配ありません。放置してかま
いません。
飛蚊症の患者さんを
20人診察したら19人は、
後部硝子体剥離です。

しかし、残りの1人は、
網膜裂孔網膜剥離
網膜静脈閉塞症という病気が原因のこと
があります。この場合は
悪い原因のところ
直す必要があります。
関連リンク先
網膜剥離(1)
また、白内障手術をされてよく見えるようになっ
た時に、飛蚊症に気付かれることもあります。

この場合も、
眼底検査(瞳を大きくして、目の
なかを診察する)を受けて、異常なけれが心
配ありません。

ですから、飛蚊症がありましたら、まず検査を
受けてください。
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