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老人性白内障
(１)病因
目の中の水晶体（カメラのレンズ）というところが濁るのが白内障（しろそこひ）　　
という病気です。明らかな原因はわかってません。
水晶体を作ってる糖タンパクが、集まって大きな分子のかたまりになって、
水晶体線維の間に入ってくるためと考えられてます。
(２)自覚症状
①視力低下　沢山濁ってても、見え難くならないこともありますが、近視にも
　　　　　　　　なります。濁る場所によっては、すごく見え難くなります。
②まぶしい　白内障のために、光が散乱してしまうためです。光刺激が強くな
　　　　　　　 る紫外線の強い時期は特によく感じられます。
③二重にみえる　一つの目(片目)で見た時に、物がいくつにも見えたりします。　　

一度これらの症状がでますと、もとにはもどりにくいです。
(３)薬治療
まったく治ってしまう、飲み薬や目薬はありません。
水晶体が早く濁らないようにするための、不足物質をおぎなう薬とか、
代謝異常にならないようにするお薬です。
白内障の進行を遅らせる薬と考えてください。
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