■買い物の果てのトホホ
すばらしい品揃えに理性を失い買い物に夢中になるうちに終電が出てしまった。靴屋さんの店員さんに聞くと流暢な日本語で｢もう最終電車はなくなっちゃったからタクシーしかないですね｣と言われたのでタクシーに乗ることに。夜の東大門市場はタクシーがつかまりにくいとは聞いていたけどまぁなんとかなるだろうと思って、ローカルの真似をして路上に出てタクシーを待つ事にした。（タクシー乗り場なんて無いからみんなが路上に突っ立ってる）
韓国のタクシーは客の相乗りが普通なので、客が乗っていようといまいとタクシーが通るたびに運転手に向かってホテルの名前を叫ぶ。でも運転手さんはそ知らぬ顔。きっとここからホテルまでが中途ハンパに近いからダメなんだろうと思いつつもねばっていると、やっと１台のタクシーがつかまる。ひと安心して座席について目的地を告げると、
｢ワタシは、ニホンゴ勉強シテル。イマタクシー混んでるネ。たから１人10,000ウォンね。｣
１人W10,000か～、ん？W10,000？？じゃ、2人でW20,000！これじゃー日本のタクシーの初乗り料金よりも高い。完全にボラれてるじゃん！せっかく乗れたと思ったのにぃ～～。
（考えた末）｢じゃ、いいです…。｣（タクシーを降りる）
せっかく乗れてもこんな事が何度かあり、時計を見ると夜中の２時をまわっていた。かれこれ２時間も経ってるじゃんか～と思ったら足が棒のようになってくるし買い物袋もずっしりと重く感じてくる。あ゛ーーーこうなったら根性でホテルまで歩いて帰ろうか、それともタクシーでボラれまくって帰ろうか、いやいっそ朝まで買い物し続けるか・・・。諦めかけたその時に1台のタクシーがすーーっと目の前に。慌ててホテルの名前を叫ぶと｢入って入って｣とゆー合図。またボラれるかなあ・・・疲れてるしボラれてももういいや。と思っていたら、これがもうメチャクチャいい運転手さんで、ビュンビュン飛ばしてくれてあっという間にホテルに到着。しかもぼったくりナシの正規料金でっ！！
｢カムサハムニダ～｣お礼を言ってチップを渡し、部屋に着いてから今日買った買い物を広げたり風呂に入ったりしたら、時計は夜中の３時を回ってました。
タクシーをつかまえるのにこんなに時間がかかるとは誤算だった～。でも最後はいい運転手さんでホントよかった。きっと路上で泣きそうな顔をして突っ立ってる日本人に同情してくれたのか…。ま、これも今となっては良い思い出だけど。よっしゃ～今度は夜中にホテルを出てローカルに混じって朝までショッピングして地下鉄の始発で帰るでーーー。（懲りてない。だってお買い物って楽しいんですもの～！）
【教訓】東大門市場に行った時は、電車があるうちに帰ろーー。
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| ■で、これが戦利品！ |
激プリなミュール！（値切ってW60,000）
靴売り場はグッチとかのニセモノ系が結構あって洋服に比べるとややオリジナリティに欠ける感じ。価格も意外と高かったような・・・。
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スーツ１着、スカート２枚、パンツ１枚、ブラウス３枚、これだけ買ってもW250,000でお釣りがきた。（お買い物のホンの一部ですが。）
右のベージュのスーツは上下でナントＷ40,000！1つの店でまとめ買いすると更に値引率が高くなる。値切るのもまた旅の楽しさ！
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←外観が・・・デカイ。
←dootaビル前の特設舞台では、いつも何かしらのイベントをやっている。この時はワールドカップ目前でサッカーのサポーターが応援の練習中。
←外観を見上げる。
■南大門市場ってどんなとこ？
南大門市場内の｢公順成商会（ゴンスンソンサンフェ）｣でまとめ買い。