一日一言


始めなければ始まらない



面倒なこと、気乗りしないことに手をつけるのを、一日延ばしに延ばしていないか。

早くやらなければ、と気にしながらも、いたずらに時を費やしていたのでは、

事態は益々悪くなる。難しく考える必要はない。取り組みやすいところからでいい。

肝心なのは、まず始めること。始めなければ何事も始まらないのである。



誠実は仕事の第一ボタン



約束したことをなかなか実行しない。昨日と今日とでは言うことが違う。

そんな印象を与えていないか。どんなに話上手でも、知識、才能にすぐれていても、

誠実でなければ、真の心の信頼は得られない。仕事を進めるためにたいせつなことは

いろいろあるが、まずこの誠実という第一ボタンをしっかり留めることである



明日を考え今日を動く



五年後、十年後、そして二十年後に、自分の仕事をどうするのか、

自分はどうなっていたいのか、明確な目標を立てよう。そしてその実現のために、

明日に続く今日をいかに働き、何をなすべきかを考え、それを怠りなくなしていこう。

そうした着実な積み重ねがあってこそ、将来の確かな成果がもたらされる。



種をまかねば花は咲かない



バラでも菊でも、種をまき、水や肥料をやり、きめ細かな手入れを行ってこそ、

大輪の花が咲く。仕事でも同じ事。大きな成果を上げようと思えば、まず種をまき、

丁寧に根気よく、大事に育てていかねばならない。

そうした地道な努力をせずして、花が咲かないと嘆いているようなことはないか。



見つけよう知らない自分



自分にこんなこともできるのか、こんな一面もあったのか。何かの拍子で自分の新たな

一面を発見し、驚くことがある。自分のことはよく知ってるつもりでも本当は知らないことが

沢山ある。自分はこうだと決め込まず、隠れた自分をみつけてみよう。

もともと人間には無限の可能性が与えられているのだから・・・・・。


出来ない理由をさがさない



”これはこういう理由でできないんだ”と、自分で勝手に理由をつけて

あきらめてしまっていないか。それでは物事はいっこうに進展しない。

できない理由をさがすより、どうすればできるのかを考え抜こう。そうした

積極的な姿勢に徹してこそ、新しいアイデア、工夫が生まれ、物事が成っていく。



好調な時こそ次の準備



仕事がうまくいってる時には、つい気がゆるむのが人情の一面である。しかし、余裕の

あるそんな時こそ、いつ不測の事態に直面してもいいように次の手を打っておきたい。

先手先手の準備を怠りなく重ねてこそ、その好調が本物になっていく。

”治にいて乱を忘れず”という言葉は今も生きているのである。


自分が変われば周りが変わる



「あの人のせいだ」「環境の変化が悪いんだ」うまくいかないと、

とやかく周りのせいにしたくなる。だが、それでは事はいっこうに改善されない。

相手や環境のせいにするのはやめて、まず原因は自分にあると考えたい。

みずからを省み、自分が変われば、必ずそれは周囲に伝わって、回りの状況も変わってくる。


手慣れた頃にミスが出る



初めての仕事は誰もが真剣である。基本をふまえ、間違わないようにと気を配る。

だからミスは少ない。しかし慣れるに従って、ともすれば緊張感が薄れ、

思わぬ大きなミスがでる。常に緊張をといってもムリな話だが、慣れてきたなと感じたら、

特に基本を見直したい。そうしてこそ間違いのない仕事ができるのである。



苦情を言う客よいお客



「サービスが悪い」「使いにくい」と苦情を言うお客様は、つい敬遠したくなる。

しかし、その苦情を真剣に受けとめ、ご不満を解消すべく工夫を重ねるなら、

仕事の仕方や商品に大きな改善がはかられる。お金を出して買って下さった上に、

改善、向上のキッカケまで与えて下さるお客様の苦情は”神の声”と受けとめたい。


求めなければ得られない



およそ何事も、求めずして得られること、まずあり得ない。

お金でも物でも情報でも、強く求め、欲してこそ、はじめて手に入れることができる。

”棚からボタ餅”を期待するのは虫のいい話。それは万に一つもないことで、

やはり原則は、まず求めること、願うこと。すべてはそこから始まるのである。


思い込んでいないか



”これはできない””これはムリだ”と自分で勝手に思い込んでいないか。

はじめから決め込んでしまっては、できるものでもできなくなってしまう。

あらゆる思い込み、とらわれからはなれ、素直な心で見つめ直してみよう。

白紙の状態から再出発してみれば、思いかけない道がひらけてくることも少なくない。


もっといい方法があるはずだ



たとえいまこれが最善だと思って行っていることでも、見方を変え、立場を

かえてみれば、さらによい方法が必ずある。もっといい方法があるはずだ。そんな

思いで周りの人の意見に耳を傾け、検討し、改めるべきは改めていきたい。

たとえ一つ一つの工夫は小さくても、それが積もり積もって大きな力になっていく。


知恵を借りるも知恵のうち




決心がつかない。もっとよい方法をさがしたい。そんな時には、迷わず人に意見を

求めてみたい。一人の知恵には限りがある。その限りある知恵でわからぬままに

歩むほど危険なことはない。素直に謙虚に、切なる思いで求めれば、きっと”文殊の知恵”

が集まってくる。人の知恵を借りるのも、大事な一つの知恵なのである。


電話の声にほほえみのせて




「はい、○○でございます」「いつもお世話になっております」「かしこまりました。

少々お待ちくださいませ」電話の声が明るく丁寧だろうか。明るい声なら明るい

会社、丁寧ならばキッチリした会社、電話の声は会社のイメージにつながっている。

私は会社の代表者、そんな気持ちで声にもほほえみをのせて対応したい。



注意!心の先細り



仕事に追われ、時間に追われ、目先のことしか考えられず、あたふたと日々を

過ごしてはいないか。そんな心の先細った姿からは、決してユニークな

いいアイデアは出てこない。クリエイティブな仕事は生まれない。自分を取り戻そう。

もっと余裕を持とう。そこから仕事の喜びや楽しみももたらされる。


百の議論より一つの実践



議論をする事は大事である。それによって衆知が集まり、問題点もはっきりする。

しかし議論をしたからには何らかの結論を出し、その結論に基ずいて、なすべきことを

しっかり実行しなければならない。たとえ百の議論を重ねても、一つの実行が

伴わなければ、単なる貴重な時間の空費に終わってしまいかねない。



一歩一歩また一歩



一刻も早く成果を上げたいのは誰しもの願いである。しかしいたずらにあせった

ところで、すぐに願いはかなわない。一歩一歩進むよりほかに道はない。

みずからの足もとをしっかり見すえ、うまず、あせらず、コツコツと努力する。

その積み重ねが、結局は確実に早く目標に達する道をひらくのである。



困っても困らない



”困った、どうしよう”そう考え出せば、心が次第に狭くなり、出る知恵も出なくなる。

だから困っても困らないことである。困難を困難とせず、むしろ困難は新しいものを

生み出す一つの転機だ、と思い直して知恵をしぼれば、思いもかけない道が

ひらけてくる。要は考え方次第、人間の心は伸縮自在なのである。


現状維持は後退の始まり



人間、ともすれば変わることにおそれを持ち、変えることに不安を持つ。しかし、

すべてのものが刻々に動き、一瞬一瞬にその姿を変えつつあるこの世の中。「うまく

いってるのだから十分だ」と考えて現状に安んずることは、即、退歩につながる。

今日よりは明日、明日よりはあさってと、日に新たな改善を心がけたい。



街を歩けば時代がわかる



流行がどう変わり、時代の流れがどう動いてるのか、机に座って考えてるだけでは

つかめない。さあ、表に飛び出そう。若者でにぎわう街や店、人々が行きかう駅や

電車の中は時代の動きを読み取る新鮮な情報がいっぱい。心のアンテナを伸ばし、

注意深く見、耳を傾ければ、時代をつかむヒントはどこにでもある。



紙一枚にもコストあり



伝票一枚十円、コピーB4一枚二十円・・・・・・。会社の仕事には、すべてコストが

かかってる。そのことを日頃どれだけ頭において仕事をしているだろうか。

物や時間お金をもっと有効に活かすために工夫を重ね、ムダのない仕事を心がけよう。

些細なことの積み重ねが、会社全体の大きな成果に結びつくのである。



連絡シッカリ報告キッチリ



連絡事項は誤りなく伝える。受けた指示や依頼については、結果をキチッと報告する。

仕事には知識も大事。しかし合わせて大事なのは、そうした平凡、

些細と思われることをおろそかにしない心がけ。難しいことができても、

平凡なことに怠りがあっては、決して信頼を得る事はできない。



苦しい時こそ明るく振舞う



苦しい時は心も沈みがちになるのが人の常。だが、心を暗くしていては、ますます

苦しくなるだけで、事はいっこうに好転しない。周りの空気も暗くなる。難しいことだが、

そんな時こそ努めてあかるく振舞いたい。そうすればやがて心が軽くなる。新たな

意欲も湧いてくる。周りの空気も和んで全体の志気も高まってくる。


みずから満足できる働きを




給料分の仕事さえすればよいと考えていないか。そんな社員ばかりでは会社は

つぶれてしまう。やはり給料の三倍、できれば十倍の仕事をする。

そんな社員が集まってこそ、さらなる発展への資金も生まれるのである。

給料以上の働き、自分に満足できる働きを生み出すよう心がけたい。



出るクイになれ



日に日に多様化する顧客のニーズに対応するため、さまざまな才能や個性が

求められている。意見あるものは意見を言い、能力ある者はその能力を存分に

発揮しなければならない今日は、”出るクイは打たれる”の時代ではない。

みんながそれぞれに、”出るクイ”をめざす時代になっているのである。



熱意はアイデアの泉



知恵やアイデアは漠然と過ごしていては出てこない。とにかく懸命に、熱心に、

みずから見、聞き、考え、行動し、努力を重ねることである。”いいアイデアが浮か

ばない”と嘆く前に、どれだけ熱心に取り組んでいるかを反省してみたい。

熱意あるかぎり、アイデアの泉は決してかれることはない。



企業人も社会人



企業人として誰もが忘れてならないのは、企業人ある前にまず社会人で

あること。常識はずれのことをする。マナーを守らない。そんな振舞いを重ねて

いては、いかに仕事ができようとも周りの信用を失ってしまう。世間を相手に

仕事をしている以上、社会人としての良識を高める努力を日々怠らないようにしたい。


自分で自分を励まそう



くじけそうになった時、誰しも人の励ましや救いが欲しくなる。もちろんそれも

時にはかなえられよう。だが、最後に頼れるのは、やはり自分である。たえず

自分で自分を励まして気をとり直し、勇気をふるい起こして難局を超えて行く。

そうしてこそ、どんなことにも負けない強さが養われるのである



心に”継続”の二字



成るものは成る、成らぬものはならない。だが成るものを途中で投げ出してしまって

いることが少なからずあるのではないか。いったん志を立てて事を始めた以上、少々

うまくいかないからといって簡単に諦めてしまってはいけない。”継続”は力なり。

根気よく地道な努力を続けてこそ、成功が手に入る。


念には念の見直し



一生懸命に努力して、せっかく九九パーセントまで仕上げていながら、あと一歩

のツメを怠ったがために、それまでの努力をすべてムダにしてしまうことがある。

”これでよし””これで十分だ”と言う前に、”誤りはないか”本当に大丈夫か”

といま一度念を押す。そんな厳しい仕事ぶりを日々心がけたい。



PHP 成功の心得より

      

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