カエル葉の話

平成18年7月20日記す

  雪割草の葉芸のなかで「カエル葉」というのがある。形がカエルの手(?)を連想させるのでそのように呼ばれているようである。写真を見て以来1株入手したいと思っていた。ところが、私自身チョット前まで「カエル葉」のことを「モミジ葉」と混同していて、「モミジ葉」の株を先に入手してしまった。「モミジ葉」と呼ばれるのは下記の葉型である。モミジというよりは恐竜の足跡のようだ。「カエル葉」というのは同様に三裂しているのだがもう少し繊細である。


「モミジ葉」の雪割草


 あるとき、インターネットのSHOPで「カエル葉」の雪割草を見つけて購入して、「目的達成!!」と喜んだのだが、なんとなく充実感が無い。あとで分かったのだが、私が当初見た「カエル葉」とはチョット違っていた。


インターネットのSHOPで購入した「カエル葉」の雪割草


 今年の新潟行で数多くの雪割草が並ぶケースのなかに葉変わりの一群があり、「見つけた!!」のである。私が当初見た「カエル葉」はこれだった。小さな葉が密集して繁り、葉の縁が気持ち糸覆輪のように白む。笹の葉のようで清涼感さえ感じるのは私だけだろうか。まだ小さな株だが、大株作りにして密集した「カエル葉」を見てみたいものである。


たどりついた「カエル葉」