「斑」の変化を称して「後冴え(ノチサエ)」「後暗み(ノチクラミ)」などという言い方があります。「後冴え」が時間が経つにつれて斑がハッキリしてくるものであり、「後暗み」が時間が経つにつれて斑がボヤけてくるものを言うようです。

 雪割草の場合も同じなのですが、ここで取り上げている2個体は、まったくの私メの造語ですが「赤冴え」とか「白冴え」とでも言いましょうか・・・とりあえずご覧いただきましょう。


赤冴え


 5月4日撮影 「虎斑」雪割草 斑の部分の赤味がまだ乗ってきていません。


 5月28日撮影 写真が暗くて比較には難ありますが、「虎斑」に赤が色濃く乗ってきています。



白冴え


 5月9日撮影 たいがいの雪割草の斑は若いころに赤が乗っていてダンダン白んでくるようです。

 
 5月21日撮影 赤がほとんど抜けてしまい、白くなっている状態
です。