石松初恋旅、若い男役でした(五木ひろし公演)
五木ひろし公演に行ってきました。(2007.2.23)
前半のお芝居は、森の石松が、旅先で出会った若い男がじつは若い女で、石松が惚れちゃった、という話。
フーミンは、お芝居の前半で親元から男装して逃げてきた、とあるヤクザのお嬢さん、お志乃。親元と追っ手から逃げるために、男のふりをしている。森の石松といえば、「寿司食いねぇ」の場面だけは、なぜか知っている。フーミンは、その場面でのセリフが一番多かった。本当の森の石松とは全然違う話なのだろう。
フーミンは、男のしゃべりなのだが、なんと、声質が固めだ! 無理に威勢良くしゃべる、というフーミンの演技そのまま設定にピタリはまっている。ところどころ女のしゃべりが現われてしまうのだが、それは筋書き上必要なのでOK。後の場面で、五木ひろし扮する石松が、なりは男なのに惚れてしまったみたい! という筋だからだ。本当にうまく出来ていたと思う。かなり、目立っていました。声は、けっこう芯があるんですよ。ちなみに、宝塚のようなものを想像してはいけません。いかにも可愛い声のフーミンが、男になりをしているというギャップが、面白かった。あそこまでできるのだ、彼女は。そういう成長、というか、新しい面を見ることができたのは収穫だった。
残念ながら、前半で、ほとんどのセリフがおしまい。最後で、女物の和装で出てきたものの、セリフはほんのひとことふたことであった。もうちょっと、号泣したり叫ぶようなシーンがあっても良かった。
近くに座っていた私より少し年上のおばちゃんが、プログラム冊子を見て、「(五木ひろしと)三原じゅん子と、細川ふみえと、蛾次郎でしょ、これくらいしかわからない」などと言っていた。フーミンが石松とやりあうシーンでは、「あれ、細川ふみえ?」と、疑問符のつく声。さすがに、普段のイメージとは、全然違っていたということ。
最後に五木ひろしの歌謡ショーであるが、とにかく歌いまくっていた。伴奏が一般的なバンドではなく、下記の通りの室内管弦楽にバンドが加わったもの。
オーケストラは、1Fl,1Ob,1Cl(B-cl持ち替え),2Cor , 2Tp , 2Trb ,
打楽器3名(1名はTimp、2人めは木琴、鉄琴他各種打楽器、3人めはドラムセット。1Piano,1ベースギター,2リードギター(1アコースティックギター持ち替え)、琴、弦は8,6,4,4,2
公演日程
●平成19年2月5日(月)【初日】〜2月28日(水)【千穐楽】
●休演日=13、19日
(2007.3.9)