中井正子プロフィール


東京藝術大学附属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。
第3課程研究科を経て、1980年ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位銀賞、1981年ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞他を受賞。

パリ、リヨン、ワルシャワ等でのリサイタルの他、国内でも都響、新日フィル等を初め多数のオーケストラと共演。
リサイタル、放送等の演奏活動、またフォンテックよりドビュッシーとスクリャービンのCDが出ている。

1995∼6年ドビュッシー全ピアノ作品を日本人として初めて4夜にわたって演奏。また1997年にはラヴェルの全ピアノ作品を2夜にわたって演奏。1998年よりショパン没後150年を記念して5回のショパン連続演奏会を開催。2003∼6年にはシューマン・シリーズが開催され、好評を得た。
2004∼8年には2度目のドビュッシー・ピアノ作品全曲演奏(主催・朝日新聞社)、さらに全曲のCD(ALM Records/コジマ録音)、全曲楽譜校訂によるドビュッシー・プロジェクトを完結。
カワイ表参道での全10回からなるドビュッシー・ピアノ作品全曲レクチャーコンサートを初め、TVやラジオを含め、各地でのコンサートやセミナーに多数出演。フランスでのコンサートでも高評を得る。2009∼11年には2度目のラヴェルピアノ作品全曲コンサート及び全曲CD録音を行う。
2012年以降200近くに及ぶ講座やコンサート、アドヴァイスレッスン等ドビュッシー生誕150年記念、没後100年にちなむリサイタルを開催。
今日までフランスでもパリをはじめ、南ブルゴーニュフェスティヴァルに出演しコンサートやマスタークラスを行う。


ドビュッシーピアノ作品全曲演奏、ラヴェルピアノ作品全曲演奏、ショパンシリーズ、シューマンシリーズ等、
国内外でのリサイタルを始めオーケストラと共演等多数の演奏活動を行う傍ら、レクチャーコンサートや多数の講座を行う。

東京藝術大学ピアノ科では2019年まで20年以上後進の指導にもあたってきた。

CDはドビュッシーピアノ作品全集5枚、ラヴェルピアノ作品全集2枚組、ショパン「即興曲集&バラード」「ソナタ第2番、第3番、幻想曲、幻想ポロネーズ」、シューマン「謝肉祭、クライスレリアーナ他」、バッハ「インヴェンションとシンフォニア」、モーツァルト「4つのソナタと幻想曲」、シューベルト「即興曲集Op.90 &Op.142」(ALM Records)の全12枚がリリースされている。

校訂楽譜はドビュッシーピアノ作品全集12巻、ラヴェルピアノ作品集5巻、ショパン「名曲選集26」全3巻、バッハ・インヴェンション、バッハ・シンフォニア(ハンナ社刊)、ハノンピアノ教則本(音楽之友社)の全23冊が出版されている。
書籍は「パリの香り、夢見るピアノ」(ショパン社刊)、「ドビュッシーと歩くパリ」「ドビュッシーピアノ全作品演奏ハンドブック」(アルテスパブリック社刊)3冊出版。

中井正子オフィシャル・ウエブサイト http://park10.wakwak.com/~nakaimasako/

中井正子&ラ・ミューズの会ホームページ https://lamusenokai.wixsite.com/nakaimasakolamuse

東京文化会館でのデビューリサイタル 1980年代