ことば辞典

用語 

関連語

           説明

文化

文 明

社会を作っている人びとによって習得・共有・伝達される生活様式。したがって、文化に優劣の差はない。

文明

文 化

都市化を意味し、新幹線・パソコン・ケイタイなど、社会が進んでいる状態

俯瞰(ふかん)

短期的視点

高いところから見下ろすこと。つまり狭い立場に立った考えをとらないで、広い視野に立って考えること。

吸収源(きゅうしゅうげん)

大 気

汚染を自動的に浄化する大気・水・土地など。今地球はその能力を超えて汚染物質を排出している。

仮想(かそう)(すい)

輸 入

輸入している食糧を日本で作ったと仮定した場合に必要な水。日本は食糧輸入を通して世界の水を大量に消費している。

二酸化炭素(にさんかたんそ)

温暖化

地球温暖化を起こす一番大きな物質。現在、経済成長とともに急激に増えている。京都議定書はこのガスの排出抑制を定めもの。

温暖化

海面上昇

IPCCの発表によれば、平均気温は2100年までに最大5.8度上昇する。生活や生産基盤に深刻な影響を与える可能性が危惧(きぐ)されている。

オゾン層

オゾンホール

オゾンが集まっている大気の部分がオゾン層。オゾン層は有害紫外線(しがいせん)の大部分を吸収し、地球上の生物を守っている。

環境ホルモン

内分泌かく乱化学物質

(せい)体内(たいない)に入った化学物質が内分泌(ないぶんぴつ)(けい)をかく乱し、メス化や生殖(せいしょく)異状を起こすと疑われている。子どもの脳に影響など、人類破滅の恐れも指摘されている。

酸性(さんせい)()

窒素酸化物

主として化石燃料の燃焼から生じた硫酸や硝酸が融解した、酸性の強い雨(湿性(しっせい)沈着)及び粒子状・ガス状の酸(乾式(かんしき)沈着)がある。

砂漠化

森林伐採

砂漠とは、土地が劣化した状態。砂漠は全陸地の4分の19億人が影響をうけている。砂漠化は年々増加中。

森林破壊

光合成

「文明の前に森があり、文明の後に砂漠が残る」。今、地球規模で破壊が進行中。温暖化の原因の一つ。

海洋汚染

化学物質

島根沖でのナホトカ号の座礁(ざしょう)による油の汚染。北海海域におけるイルカの大量死、悲惨なミナマタ病の発生などは化学物質による汚染。その他の汚染も多い。

生態系

自然の仕組み

生産者・消費者・分解者の関係に外的(がいてき)環境(かんきょう)を含めて生態系と呼ぶ。生態系を破壊すれば、そのなかで生きている人間はそのしっぺ返しをうける。

大気汚染

自動車等廃棄ガス

二酸化炭素、酸性雨、環境ホルモン、光化学スモックなど。人は一日ドラム缶百本分の空気を吸っているが、その空気や水・食料は汚染されている。

土壌汚染

水質汚染

イタイイタイ病の原因は汚染された土壌、そこで育った生物に由来する。

ゴミ経済

現代文明

容積比で家庭ゴミ全体の約55.5%は容器(ようき)包装(ほうそう)廃棄物(はいきぶつ)。このゴミは買うとき、捨てるとき支出を伴う。行政側はゴミ収集に予算を使い、処分時に猛毒ダイオキシンを排出。

食料廃棄

肥満

1998年の残飯量(ざんぱんりょう)を金額に直すと2兆円になる。また日本人はエネルギー換算で31の食料を捨てている。一方に飢えている人たちがたくさんいる。

共有地の悲劇

放牧地

限りある土地でウシの数を増やせば、土地はやせてしまい牧場は崩壊して、全体の生活基盤が壊れる。

氷床・氷河の崩壊

(だな)(こおり)

温暖化の影響で、南極の氷床やヒマラヤ・アルプスの氷河が溶けている。特に氷床・棚氷が溶けると海面が上昇し、生態系に悪い影響を及ぼす。

人口爆発

貧困

最大の原因は発展途上国の貧困。貧困国では働き手こそが唯一の老後の保障だからだ。貧困の撲滅(ぼくめつ)が急務。

食糧危機

経済のグローバル化

人口増と貧困・土地の劣化及び地下水の減少が原因。ただし、最貧国でも食糧輸出しているので真因の1は貧困、2は社会制度(分配)、3は先進国による搾取(さくしゅ)

資源の枯渇(こかつ)

資本主義経済制度

原因は、特に先進国の大量消費文明。次に人口増大。化石燃料はあと50年で枯渇。再生産の範囲内でしか人間は永続できない。金属は再生産不可能。

生物多様性(たようせい)

生態系

動物種のうち、哺乳類(ほにゅうるい)32%、植物主全体の14%が危機にさらされている。生物多様性の(つな)がりが弱くなれば、そのなかで生きているヒトは打撃を受ける。

奇妙(きみょう)な生産

狂った文明

先進諸国は原材料を消費し、さらに生産の過程ならびに廃棄物を処分する過程で、有害物質を生み出している。この原料を廃棄物に変換する行為を生産と呼んでいる。

アレルギー性疾患

国民病

乳幼児28.3%、成人30.6%が何らかのアレルギー性疾患を持っています。汚れた空気・水・食料の摂取と快適な生活環境が原因だと思われる。

ODA

政府開発援助

わが国は、ODAの約30%を特にアジアの環境案件に当てている。

格差(かくさ)社会(しゃかい)

ニート

フリーターの年収は正社員の4分の1100200万円、ほとんどが正社員を望んでいる。これが定着するとニート、自殺者、犯罪が増加すると思われている。

緑のダム

森林の働き

ダムの総貯水量202億トンに対し森林は1894トン。植林に力を入れ、コンクリートの壁をはぎ取り、川の直線を蛇行(だこう)に戻してホタルやメダカと共生すべき時。

環境税

二重の配当

環境を保全する目的で環境税を創設し、同時に同額所得税を減税すれば、環境破壊の抑止と雇用の拡大が期待される。これを二重の配当を呼ぶ。

POP

残留性有機汚染物質

難分解性(なんぶんかいせい)、生体内蓄積(ちくせき)性、長距離移動性を有し、人または生態系へ影響を及ぼすことが懸念(けねん)される物質。

自由業の繁盛

思い込み

弁護士と公認会計士が増員され、質の良い社会になるといわれている。しかしアメリカの弁護士約100万人、フランスは約36000人。フランスは劣った社会ではない。

ローマクラブ

地球有限説

世界各国の科学者、経済学者、教育者などが構成メンバーとして、人類の将来に対する諸問題を取り扱う民間組織。

ワシントン条約

絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引

絶滅の危機にある野生動植物の種の保存をはかるため、野放図(のほうず)な国際取引を規制する国際条約。1973年ワシントンで採決された。

バーゼル条約

有害廃棄物

国境を超える有害(ゆうがい)廃棄物(はいきぶつ)の移動及び処分を規制する条約。

イースター島

ミニ地球

()島イースター島は、森林破壊と人口過剰に陥り、資源と覇権(はけん)を巡る争いが絶えず、ついに崩壊した。世界の現状は、そのイースター島と二重写し。

ガイヤ

宇宙の法則

ギリシャ神話の土地の神、ゼウスの母。一般に生態系あるいは地球自身を意味する。仏教の「仏」、キリスト教の「神」、つまり自然および宇宙の真理。

環境報告書

環境会計

事業者が、環境保全に関する方針・目標・行動計画及び環境(かんきょう)負荷(ふか)の低減の取り組みに等について一般に公表する。

ラムサール条約

水鳥の生息地として重要な湿地

国際的に重要な湿地(しっち)の保全と適切な利用を進めることを目的とした条約。

国民所得

水ぶくれ

国民所得は消費と投資の合計ですから、消費に励めば経済は成長する。しかし、それは環境破壊と資源の枯渇を招き人間の生活基盤を弱くする。

地球有限説

地球無限説

今では有限説は常識、「絶対真理」。しかし奇妙なことに、文明の枠組みは無限説(むげんせつ)に立ったまま。荒唐無稽(こうとうむけい)な無限説から演繹(えんえき)される理論は「今」だけの真理に過ぎない。

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