という事で、物欲大将は色々な部門に分かれました。
といいつつも、ハードが一番多いんだろうなぁ、とは思います。

まぁしばらくはコンピュータの部品についてしか書かないんでしょうが、
もう少ししたら、色々雑多な物が加わり、増えていく事でしょう。
 
 

というで、まぁインターネットに潜っていらっしゃる人ならば、
まぁ、パソコンをお持ちの人がほとんどでしょうから、
私が今まで使っていたパソコンのパーツなんぞを紹介させていただきましょう。

しかも古い奴等ばかりです。
なぜに古いパーツなのか?

うちのお袋(バァさん)が
無断で粗大ゴミに出していたのを
慌ててデジカメで撮影したんだよ(爆)

そんじゃ行きましょうか。
 

◎マザーボード編

 A486G
 これ、すごかったです。
 何がすごかったって、
 最後の最後まで真っ当に動きませんでした(笑)
 まぁ、PCIバスの486マザーって一部を除いてイカ物(「イカガワシイ物」の略、と覚えよう)
 が多いんですけれど。多分ハズシたとは言え、ここまでイカ物とは思わなかったです。
 (まぁ、VLバスがあるペンティアムマザーはもっとイカ物ではあるが)
 まぁ、「PCIバスがついていてお得ですなぁ」くらいにしか思わなかったんですけれど、
 Windows95をインストールして、さぁ再起動って時に
 「画面真っ暗」(笑)
 こりゃ困った、ってんでISAバスのVGAカードを挿して起動させてみると
 デバイスマネージャーにPCIバスの項目が無い(笑)
 しゃあないんでハードウェアウィザードをかけると、
 いきなりPCIバスが復活して、動作がおかしくなる。
 つうのを何度も繰り返しているうちに、イヤになって、お蔵入り。
 しかし、考え様によったら、こいつが無ければ、長年の相棒「Tomcat3D」
 を購入する事もなかったのかもしれないなぁ(笑)
 と言うことで「ハズシ」を掴んだ可能性もあるので、メーカー名は特に伏せます。
 実際にそのメーカーのサイトには早々ラインアップから外れていた様に思います。
 まさかこれをE○Sの前身会社が作ったとは夢にもおもうまい(爆笑)

 AIR486UL
 昔はどんなに名機でも、ご時世が過ぎれば扱いはひどいもんです。
 今の人って「AIR」って台湾のメーカーが在ったって事知ってますかね?
 486全盛の頃って沢山マザーボードのメーカーがあって、
 AIRってメーカーはそれなりの人気を誇っていました。
 一応はCPUクロックが50Mhzの設定項目が在ってね(結局使いませんでしたけれど)
 その当時はそれなりに評価が高かったんですよ。その当時は。
 これの入手経路が会社の先輩の家に行った時に
 「あげる」っていわれてもらっちゃいましてね。
 こっちは貧乏根性がついているから、ええんかなぁ。って感じで
 まぁ、その頃はペンティアムの時代だったから、でしょうね。
 しかし、これが古い割に安定して動いてくれていたんで、
 PC-Streamを山ほど購入するまでは、
 PC通信専用機として活躍してもらっていました。
 今ではこのAIRって会社、どこにも見かけませんね。
 つぶれちゃったか、どこかに吸収されたのかなぁ(遠い目)

 GP486VL 
  私が486でIBM-PCを組んだ中で、一番安定していて、
 そして自作道にハマリこんだボードです。
 これ、マザーを見る限り、ギガバイトのOEMだと思うんですけれどね。
 ガラパゴスってお店のオリジナルマザーボードだったんですよ。
 (検索してみましたけれど見つかりませんでした、ここもなくなったのかなぁ)
 写真見てもらって、486のVLバスマザーを知っている人が見たら
 「無茶苦茶」ぶりがわかると思うんですけれど、
 まず、VLバスが3つ在るんですよね。(規格上では2つまでしか保証されていない)
 んで、3つ目はスレーブとしてしか使えないんですけれど、
 貧乏根性の私には「それだけで得した気分」(笑)
 さらに72PINのSIMMと30PINのSIMMが使えるとなると、
 「これを買わずんば漢にあらず!!」てな感じで(爆笑)
 で、実際に使ってみたら、かなり安定しているんですよね。
 一発で好きになってしまいました。
 確か、このマザーは何回か人の手に渡して、
 そっちでも予想外の評価をもらって帰ってきました。
 しかし、さすがに置き場所がなくなって、捨てられるのを見届ける事に・・・。(号泣)
 

◎キーボード編
 まぁ、普通の人はキーボードにお金掛けないですよね。
 普通の人は(笑)
 でもここの管理人はキーボードとマウスにはコスト(つまり金額だけでなく、手間も含む)を
 掛けるタイプの人間なんですよ。
 コンピュータの部品の中で一番高いのは普通はCPUですやね。
 まぁハードディスクもそうだし、VGAカードなんかにもお金掛ける人は多いはず。
 でもまぁ、CPUやハードディスク、VGAカードって何年使います?
 多分2・3年すれば一昔って事で新しいパーツに交換すると思うんですよ。
 でもキーボードってそう簡単には買い換える事はないでしょ?
 だからキーボード&マウスは「寿命まで使い切るコンピュータ部品」なんです。
 それに、これも持論なんですけれど。
 「人が直接見る事のできる部分にはお金を掛けると、所有欲が満たされる」のです(笑)
 僕の場合、これはキーボード、マウス、ディスプレイ、ケースでしょうかね。
 たいていの人はコスト掛けない部分ですなぁ。

 IBM Japanese Keyboard / TrackPoint 2(本来は「U」と表記)
 という事で一つ目のキーボードは現在に至るも私のメインキーボードの座に居座っている憎い奴(笑)です。
 ちなみにこのキーボードは製品名を見ればわかる通りIBM製品なんですけれど、
 同じ構造を持つ製品でも使用用途によりいろんな型名称を持っています。
 現在使っているメインキーボードは上記の名前ですが、
 一般的には「IBM Japanese Keyboard Type 55766-C01」の名前で知られています。

 特に私が使っているのはこの形式、いわゆる「C01系」のキーボードの異端児中の異端児で、
 トラックポイントがついているのにマウス接続用のポートが存在しません。
 このキーボードのトラックポイントが使えるのは、
 IBM系PCの中でも5538、または5537の系列のPCでしか
 確認できていません。

 一般的にはIBMのキーボードはその打鍵感から非常に高い評価を得ているのですが、
 このキーボードの評価はどこのHPを見ても非常に評価が低い。
 仕方が無い事なんです。
 非常にうるさい。(笑)
 とてつもなくうるさいんですよ、このキーボード。
 普通に売られているメンブレンキーボードの音を
 「カシュカシュ」
 うるさいといわれているメカニカルタイプのキーボードの音を
 「カチャカチャ」
 って表現するならば、この系列のキーボードの音は
 「カキンカキン」
 ってなるんです。

 またIBMのクラッシックなキーボードは少し重めで粘る(この表現が正しいかどうか・・・)
 キータッチなんですが、このキーボードはIBMのメカニカル系の中ではかなり軽く、
 また粘らないタッチなんですね。
 だからブラインドタッチをちゃんとできる人にはこのキーボードは扱いにくいのではないかと思います。

 ではそんな不評なキーボードをなんでメインで使いつづけているか?
 って思いますよね?
 このキーボード、ともかく頑丈なんです。
 言葉だけの「頑丈」だけではなくて、実際にしっかり感があるんです。
 キートップは非常に硬いし、ボトムまでキーを押し込んだ時にぐらつかない。
 スイッチを押しきる前にキーボードの基盤にタッチするような独特の感触があるので、
 平気な顔して、キーを押し込めちゃう。その癖キータッチは軽い目です。
 だから元々打鍵力の強い僕でもキーボードに遠慮なくガンガン入力できるんです。
 それに軽いから、早打ちしてもあまり疲れない。という所もあります。

 多分、PS/2のキーボードが使える限りは、このキーボードは手放せません。
 

 IBM 5576 KEYBOARD-3
 これ、高かったんですよ。(笑)
  上で紹介したTrackPoint2の実際の購入価格は6千円程度(これても普通の人には高いらしい)
  だったんですが、こっちはオークションでやっと見つけたのを入札したら
  1万円突破しました(笑)。しかも2本落札するし(笑)
  で、使ってみると「実は使いにくい」事が露見してしまいました(爆笑)どうしましょ。
  周囲は「キーボードはタダでもらう」って人間が多い。
  つうか、
  106配列でも109配列でも無いキーボードを、誰がいったい使うの?
  という事で、公募(笑)
  5576-003を一目見て、ほしくなった人、
  私に連絡下さい、1本ならばお安くします(爆笑)
  いっとくけど、タダじゃないよ(爆)
 えと、交渉に入りますので、公募を締め切ります(爆笑)

  このキーボードを一般で使う問題点は、日本語入力の切り替えにあります。
  普通は「Alt+(半角/全角)」で切り替えるんですが、
  このキーボードの場合、左側Altキーが「漢字/カタカナ」キーになっていまして。
  「Shift+(漢字/カタカナ)」キーで切り替える仕様になっています。
  で、OS/2やDOSでは実はまったく問題ないのですが、
  WindowsではMeと2Kではこのキーボード配列はサポートされていません。

 せいぜい「106キーボード」と嘘の設定をするしかないのですが、
 そうなると日本語入力の切り替えがキーでは出来ません(アイコンを選択する事により可能)
 また、私の場合、家ではキーボード切替器を使っているんですが、これが5576-003を
 ちゃんと認識できません。
 という事で、TrackPoint2に比べて投資をしたにも関わらず、メインとしては使っていません。

 それに残念ながらキータッチが私には合いませんでした。
 前述のTrackPoint2はキータッチが非常に軽い割に、しっかり感があるんですが、
 こっちの方は割と粘る(重い)キータッチです。
 キータッチそのものは非常に好ましいのですが、
 長文を打つ時には割と指が痛くなってしまいます。

 「テンキーレスの日本語キーボードでしっかりした作りの物」
 というのはなかなかありません、
 最近ではIBMより「Space Saver Keyboard II」というキーボードが
 出ているんですが、いわゆるマニアには受けが良くありません。
 とは言うものの、必ずその手のHPでは引き合いに出ている事を考えると、
 評価に値するレベルのキーボードという事でしょうか。
 個人的には人に積極的にお勧めできる、数少ないキーボードだと
 思っているのですが。

 誰か紹介して下さいよ。
 テンキーレスのフルサイズの106キーボード(笑)